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表題作OPERA vol.26 涙(アンソロジー著者等複数)

アンソロの為割愛
アンソロの為割愛

その他の収録作品

  • 巻頭特集:中村明日美子「同級生」「卒業生」の軌跡のすべて
  • 中村明日美子「空と原 chapter.4」
  • びっけ「先輩 第4話」
  • イシノアヤ「room share ・pussycat・」
  • 語シスコ「Wの悲劇(後編)」「ぼんくら日記エボリューション」
  • 河井英槻「Thank You My God 第4話」
  • 夏糖「雨咲き道理」
  • ともさくら「prunelle etincelante」
  • 柊のぞむ「おうやじな!番外編②」
  • 森雅子「かごめのきみ 其ノ三」
  • 四ノ宮しの「the way I am act.6」
  • 鴨川てるち「I’ll call you mine 3」
  • スミレコ「刑事花村 12」
  • ルネッサンス吉田「うつくしい日々 第四話 結婚式に行く」

あらすじ

テーマ“涙”

中村明日美子先生が『空と原』の連載を再開!さらに表紙で登場。
巻頭カラー特集では『同級生』『卒業生』サプライズ企画の全容を紹介!
スペシャルゲストは河井英槻先生『Thank you my God』 家を捨て、外国にたどり着いたニコが、保護してくれたエリとの新生活を始め―……
その他、人気連載や話題の読み切りをお見逃しなく!

cover illustration:中村明日美子

color pin-up : 四宮しの

【空と原】 中村明日美子
【先輩】 びっけ
【room share】 イシノアヤ
【Wの悲劇】 語シスコ
【ぼんくら日記エボリューション】 語シスコ
【Thank you my God】 河井英槻
【雨咲き道理】 夏糖
【prunelle etincelante】 ともさくら
【おやじな! 番外編】 柊のぞむ
【かごめのきみ】 森雅子
【the way I am】 四宮しの
【I'll call you mine】 鴨川てるち
【刑事花村】 スミレコ
【うつくしい日々】 ルネッサンス吉田

(出版社より)

作品情報

作品名
OPERA vol.26 涙(アンソロジー著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
ISBN
9784863492233
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

おかえりなさい!「空と原」

中村明日美子さんが3月に楽園で復帰、そして太田出版の「ぽこぽこ」での執筆、いよいよOPERAにも帰ってまいりました!
久々の『空と原』連載再開は何と38Pもあってまた、次からが楽しみv
能天気で明るい空にも実は辛い失恋があったという、ちょっとセンチメンタルな一面を見せました。
何かありそうでいつもの調子でない空に何もできないハラセンが翻弄されている姿。
そして、泣く空の頭をぐしゃってするその手の大きさとあったかさが伝わってくるお話に、何とラスト!ハラセンの過去の男が・・・!?
本当!待ち遠しいですね♪
このシリーズは「同級生」シリーズでは佐条の色気がムンムン(?)していたのですが、これは意外にもさわやか。
しかし、もっさいハラセンが妙にカッコイイ大人の男に見えます。
ハラセン、大好きさーーー!!
そして、巻頭カラーで現在進行中のプロジェクト予告。
6月20日発売予定『卒業アルバム』の概要発表があります。
同級生・卒業生のメモリアル的本になるようでして、もちろん、書き下ろしもあるようですよ。

語シスコさんの『Wの悲劇』ジュネピアスではお笑いのエロエロだったものが一見ミステリー仕立てのシリアスサスペンスタッチで一体!?と思わせた後編。
これで、あの不思議作家の過去が見えました。。あのおかしな人になってしまった(?)根本にはある意味暗い過去があったのね、、ということなんですが・・・
ペドフィリア?小児性愛?いや、ショタコンの対象だったというのがww
しかし、ラストはいつもの編集君を振り回すいつもの先生に戻ってました。
やっぱりこの二人には、散々翻弄される側とする側がにあっているのです!
続いての『ボンクラ日記~』ではSPに遭遇した話をこれまた愉快に!

びっけさんの『先輩』煌先輩の亡くなった恋人が付き合っていたという女性から、日記を手渡され秘密ができてしまった閃。
夏休みで距離が縮まった二人ですが、一体どんな障害が二人を待っているのか?

イシノアヤさんの『room shere』同居から体の関係にもつれ込み、何となく恋人になった大学生の主人公達。
「おれ、ネコは嫌だな~」というつぶやきにドキっとしたのはタチの彼だけではないはず(爆!)
”ネコ”の彼がいかに本当に猫であるか、、思わずクスっとさせられるお話でした。※エチシーンありマスv

痛い作品が絶品の鴨川てるちさん、幼なじみの純粋なワンコ的執着愛情と、それをかさに来て彼女と二股をかけるずるい男とのお話は、今回は哀しかった(T_T)
お前がはっきりしないから、傷つくんだ!!と思わず叱責したくなったのですが、、、やっぱり彼を選ぶのかな?
本当は幼馴染が来ていたから彼女を追い出したのに、「ケンカした後のエッチはやっぱり燃えるね」とか能天気な発言をしている彼女もまた、ちょっとかわいそうか?

ヨーロッパ的な絵で少しクセがあり読者を選びそうなともさくらさんですが、前作の続きパティシエとギャルソンの恋人を子供を通して描く作品は短編でありながらも、子供の目線を通すことで「愛って?」みたいな部分が上手く浮き彫りになっています。
味わいある作家さんなのです。

「おやじな!」は前回からの続きでつばさに片想いする三十路の突撃ぶりを面白おかしく!
妖精に(!?)遭遇した三十路は、振られてもこれって、まだアタックのチャンスがあることと前向きにとらえ、あきらめません!!
しぶといヤツ・・・www

久々の河井英槻作品ですが、前作から随分間があいてしまって登場人物がちんぷんかんぷんに!?
単行本になるの・・・待ちます(涙)

オーラが見えるという劇団員のお話がほのぼのしていた夏糖さん。
お花のオーラが全開している先輩、ひょっとして彼の事を好きになって・・・?と思ったら先輩はリーダーと身体の関係を持っていて恋人同士だった!?
まさかのまさかに驚愕!片想いだと思ったよ~
だけど、リーダーはちー先輩をいじめたくなるんだ、、、と、、、ドSなのか!?後輩どうする?

大正ロマン的作品がこの雑誌の中で異色な感じがする『かごめの君』の森雅子さん。
牢に閉じ込められ、怪我を負わされている丹生の秘密が一つ見えてきました!


四ノ宮しのさん、ルネッサンス吉田さん、スミレコさんも好調連載中です。
中村明日美子さんが再開されたことで、また楽しみが増えました。
次号も期待!

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