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原作未読。
福山さんの受け目的で聴取しました。
原作は1998年発行、27年前の作品です。
令和の今、聴くとかなり強烈、かつ怖いエピソードが満載です。
執着と、その気持ちを元にした言動、暴走がとにかく怖くて、犯罪レベル。
福山潤さん演じる新人タレント、着ぐるみタレント、茂利里実は、自己肯定感が低いオドオドした青年かと思ったら、自称ファン第1号の檜山修之さん演じる男子高校生、小野田陽平にはけっこう上から、というかいいように扱ってます。電話をかけて話したり、呼び出して会ったりするけれど、自分の電話番号は教えないし、住んでいるところも教えません。けっこうしっかりしてる、というかちゃっかりしてる?こういう青年、下手したら嫌なやつになりかねないと思うのですが、不安定なところも含めて、洋平以外にも粘着ファンがつくのがわかるようなバランスのタレント性、というようなものを、福山さんが見事に演じておられます。
檜山修之さん演じる小野田陽平は、とにかく怖い、ひたすら怖い、自己中心的かつ狂気にあふれていて、怖いし、気持ちが悪いです。檜山さんの演技、すごすぎる・・・。
令和の現在だったら、けっこう早い段階で警察のお世話になって、前科がついてると思われる言動の数々。
違法行為もいっぱりだし、押し倒して無理やりしちゃおうとするし、暴力は振るうし、もうやってることがめちゃくちゃです。
ギャグ色が強い、というレビューが多いようですが、私はずっと鳥肌を立てながら、怖いよ、怖いよ、となりながら聴きました。
時代によって、相手を想う気持ちの表現が、好ましく思われたり、犯罪ととらえられたりする、その変異がわかる作品でもあるように思います。
BLCDを聴いてここまで鳥肌が立ち続けたのは初めてでした。
原作たぶん持ってたんだと思うんですけど、
当時、BL作品は、今と違ってかなり、耽美な絵や、
少年漫画チックな絵が多く、おおや和美さん、大和名瀬さんなどの少女漫画作風の作家さんは珍しく、当時とても貴重で、ライトなBL作品や入門作品としてかなり、読みやすく、本屋さんでしか買えない読者にとっても入りやすい作品だった記憶があります。
思い切り可愛らしいイラストで、このギャグ。
ギャグとわかっていて聞いていても、とんでもない設定にすごい今では貴重なキャスト揃い。
あとBGMがなんじゃこりゃ。なのに癖になる曲。
檜山さんの声がちょっと年齢設定が合ってない気もしましたが、福山さんがとんでもなく可愛らしいお声で演じられており、まだまだ、若手で先輩方にいじられているキャストトークも微笑ましくて懐かしい気持ちになりました。いろいろある意味ショッキングな作品ですが、エンターテイメントは色褪せないですね(笑)
原作既読です。
収録されているのは、原作漫画1巻(1998年発行)の『おまけまんが』以外の内容です。
カットされている部分は多いのですが、軸となっているストーリーはほぼ原作通りでした。
恋愛面としては萌を感じる要素はそれ程なかったのですが、ギャグとしては面白かったので萌評価です。
なんと言っても檜山さんの演技がはっちゃけていて原作よりギャグ度が上がっている印象でした。
あとは阪口さん演じる阿辺君が気持ち悪くて(褒めてます)、とてもヤバイ人でした。
檜山さん演じる陽平君もちょっと危ない人なんですが、この作品ではこういう役柄の人の方が目立っていますね。
小西さんは落ち着いた大人の根岸にぴったりでしたし、福山さんは安定の可愛さでした。
ラストに小西さん進行役でフリートークが10分程収録されていますが、のっけから「テンション低い」と言われながらも私には十分テンション高いように聞こえました(笑)。
和気あいあいといったフリートークであっという間の10分間でした。
やっぱり大和名瀬作品はドラマCDと相性がいいなァと改めて思いました。
昔の作品なので、演出等に若干古さを感じる部分はありましたが、声優さんの演技力とストーリーの面白さで、ぐいぐい話を引っ張ってくれてました。
着ぐるみタレントな受け(福山さん)と、彼のファン一号である攻め(檜山さん)、あと受けを見守るマネージャー(小西さん)が主要キャラです。
とにかく檜山さんのテンションが高かった。メーター振り切ってました。原作とはちょっとイメージが違いましたが、これはこれでアリって感じかな。
福山さんは原作でのイメージ通りのかわいさでした。ドラマCDだと、色んな着ぐるみを着た受けくんの可愛さが伝わりづらいのが惜しいところです。とくに蜂が可愛いので、ぜひ原作のほうも手に取ってもらいたいです。
小西さんはかなり渋いイイ声でした。ハイテンションすぎる攻めとの落差に笑える。
小西さん司会のフリトも楽しかったです。
小西さんに「(喘ぎ声が)生っぽい」と言われてちょっと照れてる福山さんが可愛かった。
良作でした。
原作未読です。
大和先生の、この、かわいい系の絵柄。
受けの里実君の福山さんは、それなりにアリなんですが・・・。
問題は、攻めの小野田の桧山さん。
あの声で、ハイテンションで、その上行動が考え無し。
もう、まるっきりの、ただのオバカです。
ギャグマンガにしても、こんなにバカ丸な攻めでは、こちらとしてはラブい気持ちが高まってこないというか、、、。
それでも、この作品はギャグって割り切れるし、特にイヤなところはなかったかな。
この作品、小野田を桧山さんじゃなくて、今時の、誰か他の声優さんで、また違った演出で作ったら、全然別物になりそうです。
そしたらどうなるか、ちょっと聞いてみたい。