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松前先生の作品は今作で三冊目なのですが…今回は本当に軽く、予想外でした。
少しネタバレ…?
いきなり記憶喪失(攻め)になるのですが、普通は何らかの拍子に記憶って戻るじゃないですか。最後まで戻らないんですよ。
お約束通り、受けのことだけさっぱりと抜けて居るんですけど。もう可哀想すぎて…。これから同棲!って時に…。
最終的には二人は恋人同士になるんですけど…。
やっぱり記憶を失くした後と失くす前とでは微妙に違うんですよね。
言動とかもそうですけど、何より二人で築きあってきた歴史がなくなってるんですから、受けの子の心情は計り知れない!泣けます!
相手は自分の記憶を取り戻すために受けの話を聞いて、デートとかもするんですけど…、受けは、ね。その辺の心情は是非読んでみてください!泣けます!(二度言う)
イラストは小川安積さん!この人のイラスト、好きです。
儚い感じが出ていて、「イノセントブルー」も雪代先生の話ともあってましたし。
この作品の雰囲気にもあっています!特に受けの子が!
もう可愛いし健気さあるし、でもまだ子供っぽいとことか…!!
買って損はありません! 損だ!と思ったら僕に苦情メールくれてもいいです(笑) 次のレビューで気をつけますww
ただ最初の二人の馴れ初めを…いやいや、いい作品です!
帯『優しかった日々が、全部なくなるなんて信じない。』
記憶喪失モノなんですが、ここまで可愛い話になっているとは思いませんでした。
美潮〔受〕は同じ職場の貴俊〔攻〕と恋人同士で同居もしている仲。
しかしそんな折、貴俊が事故に会い美潮と出会い恋におちた部分の期間の記憶を綺麗さっぱり無くしてしまいます。
10歳も年下の恋人がいると聞かされても納得出来ない貴俊。
そんな事もあって、同居生活を続けつつ以前行ったデートコースを再び訪れたりし始める彼ら。
元々この2人は出会った時の印象は悪くて、貴俊は年下には興味がなく、そんな2人が少しずつ恋に落ちて行く様子が回想シーンで書かれています。
回想シーンでの貴俊はもう年下の恋人に甘々です。
最後はちゃんと目出度し目出度しで、ちょっぴり切なくてきゅんきゅんして甘いお話でした。
ちょこちょこ出てくる職場でのお取り寄せの食べ物がおいしそーでした。
記憶喪失ものです。まあ、『王道』設定の1つだと思いますが、目新しい点があるとすれば、最後まで記憶が戻らないままなんですよね
でも、『目新しいから(斬新だから?)』好きなんじゃないです。それはあまり関係ないですね。
私にとっては、『記憶喪失もの』と同時に『年の差もの』なんですよ。正直、記憶をなくしてすぐの貴俊(攻)は、好きなタイプとは言えなかったです。まあ直後は、その状態の貴俊にとっては他人の美潮(受)を気遣う余裕がないというのを考慮しても、それからも10歳も年下の子相手に(しかも記憶にないとは言え恋人なのに)配慮がなさすぎる、と思ってしまったんです。あまりにも大人げないというか・・・
まあでも、仕方なしにでも一緒に暮らして、貴俊なりに歩み寄ろうとして、美潮に付き合って『恋人だった』過去をなぞるデートを始めるんですが・・・
2人のすれ違う思いが切ないです。でも、完全に『過去を取り戻す』ことはできなくても、スタート以前に戻ってしまった2人から、『もう一度始める』ことはできる。その過程の心の揺れや変化がよかったです。
結構好きな作品です。
攻めの記憶喪失モノ。切なくて思わず涙がホロリとしてしまうようなシーンも結構あるのですが、作品の雰囲気としては決して重苦しいものではないです。
受けの美潮が前向きな性格だからでしょうね。悲観的になるのではなく、貴俊に記憶を取り戻してもらおうと奮起します。貴俊に当時の恋人に会わせるなんてすごい行動力だと感心しちゃう。
貴俊としては恋人だった記憶を持っている相手と別れているなんてすごくショックだろうし、その事実を改めて受け止めさせられるのは酷な事だと思います。でも、忘れられた美潮だってすごく辛いですよね。その上、記憶を失くした貴俊は他の相手を想っているなんて。だからこそ、美潮から貴俊との思い出エピソードが語られるのが切ない。しかもその思い出がどれも甘々ですごく萌えるんですよ~。二人が付き合うまでの話もがっつり読みたくなってしまいました。
ただ、私はやはり最後まで貴俊の記憶が戻らないのがやはり心残り。終わり方に不満は全くありません。記憶を失くした貴俊も美潮の事を好きになったし、美潮も貴俊を好きになった。過去とはまた違った二人で新しく関係を築いていこうとする姿も良かった。
でも本編後のSSを読んだら、やはり記憶が戻って欲しいという気持ちが強くなってしまいました。美潮が貴俊に恋に落ちる前日の夜のエピソードが貴俊視点で描かれているのですが、これはもう反則。すごく萌えました。それと同時にこの時の気持ちや、美潮に告白するまで、付き合ってからのデートの数々を貴俊が思い出さないのか、と思うとやはり少し寂しくなってしまいました。
でも、本当にこの作品の終わり方に不満があると言う事ではないです。美潮の思い出エピソードに萌えすぎたせいでしょう。何はともあれ甘々ハッピーエンド!良かったです。
記憶をなくしてしまうというものです。
この設定どうにも好きになれないのですが、そうはいっても記憶がなくても好きな気持ちはどうなのかとか、
又好きになるのかなど
記憶という部分に関するキーは
やはり永遠のテーマなのかなとも思います、
イラストがとても幼いかんじでかわいいのですが、年齢としては
20歳イチゴが似合う20歳の美潮くん。
年上がもともと好きなタイプと
年下がもともと好きなタイプではない2人。
この設定がしっかりしているため
悩む部分も大きくなっています。
好みというのは急につくられたものではないので、2人で育んできた時間の記憶がない。
やはりなんだかんだいいながら
はまって読んでしまいました。