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表題作砂の海に眠れ

アズィール・砂漠で最古の歴史を持つ部族の最後の族長
萱嶋清良・華族の流れを引く旧家本家の次男で跡取り

その他の収録作品

  • 砂の海に唄え
  • あとがき(神楽日夏)
  • あとがき(東野海)

あらすじ

異国で砂漠に生きる民族のアズィールと出会った清良。成り行きで日本の清良の屋敷にアズィールが逗留することになるが…?

(出版社より)

作品情報

作品名
砂の海に眠れ
著者
神楽日夏 
イラスト
東野海 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796402163
3.7

(4)

(0)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
15
評価数
4
平均
3.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

王道じゃないアラブもの

{また、お約束の展開と結末かなぁ}と手にとってみると、
いままでにないアラブもので自分的にはすごく良かったです。

攻めはある砂漠の部族の最後の一人として、それを受け入れ
ただ淡々と生きている。王様でも王子様でもなく、金持ちでもない。
逆に受けのほうが、お家柄のいいお金持ちぼんぼん。

受けの兄が亡くなり、それを看取ったのが攻め。
この攻め、お金持ちじゃないけれども、なんとも
生き方がKing of Kingsなのです。男前です。

一人で生きてきて世俗にまみれていない攻めと、
出自の良い坊ちゃんだけどどこか屈折して生きて
きた受けとなると、そう!誘い受け!いいです。

あまりドラマチックな展開も事件もないけれど、なかなか
好きな一冊になりました。

3

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