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表題作緋色のフレイム

受様の隣人で元警視庁所属のSPで私立探偵・三輪貢史
執拗なストーカーに悩む製薬会社の研究員・広谷春海

あらすじ

執拗な無言電話と白紙の手紙―ストーカーに悩む会社員の広谷は、ある日隣人の三輪と出会う。
自称“究極の正義の味方”は、元SPの私立探偵。
事情を知って「おまえは俺が守る!」とボディーガードに立候補!!飄々としつつも強引な三輪に押し切られ、広谷は彼の部屋に隠れることに。
初めあ、四六時中見張られ鬱陶しがっていた広谷だけれど、次第に三輪の温かさに惹かれ…。

作品情報

作品名
緋色のフレイム
著者
春原いずみ 
イラスト
果桃なばこ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199001031
2

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萌々

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中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

キャラが好きになれなかったです

受けの性格や行動が私の趣味じゃなかったです。
すぐに気絶したり、ふらっと倒れそうになって攻めに支えてもらったり。まぁこれは体質的に仕方ないんですが。
それ以上に、相手の無償の行為に対する感謝の気持ちがいまいち感じられないのがなんともかんとも。
無償でボディーガードしてくれてるってだけで十分以上の好意を感じるべきだと思うんですが、なのに途中から「触れなくなった。やっぱり俺が気持ち悪いんだな…」などと考え、「俺がいなくなればいいんだ」とマイナス思考へ。いやいや、ボディーガードくんの気持ちも考えてあげようよ。守ってる相手を守れなかったら、ショック受けるのはボディーガードくんだよ。自虐するのは勝手だけど、もうちょい思いやりを持とうよ。
「人の感情を読む」という能力は、おびえるばかりだった最初はともかく、最終的には危険を乗り越えるために積極的に使って欲しかったなァ。成長が見たかった。
感情を読んではショックを受けてふらっと倒れたり、落ち込んだり、ひたすらそればかりだったから、なんか疲れました。

攻めもなァ。
「おれは仕事を選ぶ!好きな人間だけ守るボディーガードだぜ」みたいのって、仕事人としてはむしろカッコ悪い気がする。
贅沢だな~、と。

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