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表題作花嫁は十七歳 和彦、桜子を忘れる!?

神津和彦,28歳 ,小説家
神津桜子,17歳,女子高に通う男子高校生

あらすじ

順調だったふたりの新婚生活だけど、頭を打った和彦が桜子のことを忘れられてしまい……。
(出版社より)

作品情報

作品名
花嫁は十七歳 和彦、桜子を忘れる!?
著者
若月京子 
イラスト
椎名ミドリ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
シリーズ
花嫁は十七歳
発売日
ISBN
9784775517888
3

(3)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

忘れてもまた好きになる

このシリーズの5冊目です、そしてなんと最終回です!
桜子が18歳になってしまいましたからねぇ~
出来れば花嫁から新妻は18歳で番外編で締めくくって欲しいかも
この手の日常的なカップルを書かせたら右に出る人も少ない
のではないかと思うくらいのほほんとした雰囲気で読める本は
ある意味希少ですね。
既刊の婚約者は俺様シリーズも似たような感じですが
こちらの方がより家庭的な雰囲気のお話ですね。
そして今回はやっぱり和彦が騒ぎの元でしたね。
自宅で転んで記憶喪失、って言うか記憶後退して和彦の精神年齢が
17才と桜子と同じ年齢になってしまう。
外見はそのままだけれど心は17才、それでも和彦の性格は
さほど変わってないんですよね(笑)
感覚的には高校生の和彦と桜子が初めからお付き合いする感じかな
普段でも楽しい事や好奇心旺盛な和彦が17才の精神年齢に
なった事でさらに行動がパワーアップ。
桜子がかなり振り回されますが楽天的な和彦に流されるように
若者らしい遊びを楽しんでます。
桜子は心配性だから今後記憶が戻らなかったら離婚もあり得ると
かなり思い詰めて考えたりしますが・・・・
そして和彦は桜子が男だと分かっていてもまた好きになるんです。
そして桜子にしてみれば夫婦ですから抱きたいと言われれば
NOとは言わないけれど・・・考えたらこれって浮気になるのかな?
同じ和彦だけれど29才と17才の和彦、17才の和彦は
桜子との記憶が無いのですから初めて出会って新たに恋愛ですよね。
まぁ、しょせん和彦は和彦なので・・・
記憶の戻りもお約束のような展開でほんと安心して読める1冊
シリーズが終わってしまってちょっぴり寂しいですが今後は
各自妄想でその後を考えるのも楽しいかも(笑)

4

うむ。どこまでも軽いのりだった!(和彦が)

遂にシリーズ最終巻です。若月先生の軽いフットワークでさらっと読めるこちらのシリーズ。
寝る前のひと読みに大変役に立ちました。ありがとうございます。
頭がスポンジ状態でもOKと言うことで2013年の年始は頭がすかすか状態のまま過ごせました。
正直シリーズの中でこちらが1番読みたかった巻です。
記憶喪失ものは大好物です。しかも最終巻となるとここで遂にひと泣かせさせられるのかー!?
・・・・と思いましたが、最後まで軽かったです。
特に攻様・和彦さんが。記憶を無くしたというか17歳の頃に記憶退行なんですが
尋常ではない前向きさの和彦氏はどんな状況も楽しんでしまうのでした。
桜子は和彦の記憶が戻らなかったら離婚も・・・と重い決意をしておりましたが
そこは和彦氏。どんな状況でもまた桜子を好きになるのでした。
見所はやはり、和彦の2回目のプロポーズですかね。
あと、今回は和彦のお母さんが沢山でてくるのですが、こちらの母上も面白いです。
記憶退行で17歳になったのでイチャイチャ結構あるのかと期待してましたが
私が邪なだけでした。すみません。
この巻を読んで、また1巻をおさらいしてみましたが、桜子が1巻より女子になってますね。
ちょっと気になったのが桜子の母上、最初髪が白かったのに『桜子危機一髪!』
では黒くなってたのが・・・・
それにしても若月先生は食べ物の描写が好きですね。『俺様生徒会長』もシリーズ進むにつれて
なんか違う本読んでるのかと思う程、食べ物のお話が多くて。
こちらの最終巻もちょっとその傾向がありましたね。
何はともあれ、楽しめました。
こういうBLも大事ですよ。ほんと。

3

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