上司命令で“相棒”になったのは、強引でオレ様なエリートキャリア!

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表題作悦楽の共犯者

親が警視総監の新米セレブキャリア刑事 鬼頭隼也
桜坂署研修担当先輩刑事 根古多太一

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  • あとがき

あらすじ

桜坂署の根古多太一は、研修にきたキャリア・鬼頭隼也の相棒に突然、指名された。しかも隼也は、警視総監を父に持ち、母親はホテルやショッピングモールの経営を手がける会社の一族というセレブ! 傍若無人な態度の隼也に根古多は苛立ちを覚えるが、いつのまにか気になる存在に…!? 秋月壱葉の初BLコミックス!

(出版社より)

作品情報

作品名
悦楽の共犯者
著者
秋月壱葉 
作画
秋月壱葉 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047279018
2

(3)

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萌々

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中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
3
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

セレブ刑事って流行り?

ここ近年小説の世界でも、とんでもないお金持ちのお坊ちゃん&お嬢ちゃんが刑事になるお話があったりするんですが、もちろんBLでも♪
執事の運転する長いリムジンで犯人追跡してみたり、あげくヘリで窓から突入してみたり(なんかシュワちゃんが出てきそうでないかwww)
セレブをにおわすシーンって物的には実はそれしかないんだけど、傲慢俺様なセレブ臭漂わせる富豪刑事。
多分に、そのセレブ臭がこの作品の萌えポイントかもです。
一応主人公は、そんな彼が刑事として着任してきた担当指導の先輩刑事ではあります。

母親が大富豪の娘、父親が警視総監でキャリアの鬼頭が不妊してきて、真面目な根古多が指導担当をまかされる。
破天荒で型破りで常識外れな鬼頭にふりまわされるのだが、
鬼頭は本当は真面目な彼をからかうつもりでいたのだが、
鬼頭は根古多の心に抱えたある想いと、意外にもかわいいその姿に惚れ始める。
そんな時、ある犯罪集団が浮かび上がり捜査することになるのだが、鬼頭はそれをパスすると言い、根古多には絶対近づくなと念押しする。
鬼頭がこの組織と何かあるのでは?と考えた根古多は独自で調査をはじめてしまう。

前半で傲慢俺様が、真面目ちゃんをからかう面白さを展開させ、中盤で意味ありげなものを見せ、そしてクライマックスで一気に追い込むという、実にわかりやすい展開です。
段々シリアス度がますので、それがオーバーで陳腐であろうと、刑事ものだよね、という部分を見せているのはとてもいいと思います。

ただ根古多のトラウマ持ちの意地っ張りより、傲慢俺様な鬼頭より、何より何より一番驚愕し萌えたのは!
例の犯罪組織のリーダーの発言。
「悪いことも、気持ちいいこともみんな俺が教えたんだよ」・・・って!?
隼也は一応攻めなんですけど~このリーダーも攻めっぽいんですけど~ひょっとして、この組織に関わっていたのが隼也が若い時だとすると、ネコだったのか!?
なんて考えて、そんな変な箇所にニヤケる自分でした(汗)

鬼頭が何でこんな組織にいたのかとか、なんで警官になったのかとか、全然その辺りが皆目不明なんですけど、
リーダーが組織のと警察が戦々恐々とするわりに、個人的執着で自滅するところとか、たったそれだけのためにヘリで突撃するとか、冷めた目で見ると陳腐なんですけど、
その辺りの自分の中でのコメディで落とせばいいのか、シリアスで落とせばいいのかという葛藤が、素直に楽しめない部分になってしまいました。
でも、絵はとってもきれいです。

1

リムジンパトカーで犯人追跡って・・・

この有りえなさが二次元だなぁ~なんて軽く設定にめまいしちゃうような作品
父親が警視総監で母親が大企業のお嬢様資産の額もハンパない大金持ちの
セレブでキャリア刑事さん、ここまでだと結構ありがちな展開なんだけど
このセレブ刑事さん、執事付きでお仕事しちゃうし、車はセレブご用達仕様でリムジン
犯人追う時も運転手が追跡してる・・・なんちゃって刑事さんに見えます(笑)

受け様役は普通の刑事さんで、攻め様の研修指導を無理やりやらされてる哀れな子
散々振り回されて、ネコちゃん呼ばわりでセクハラされちゃう。
攻め様は、受け様をからかって遊んでいたんですが、そのうちに受け様の事が
気になりだしちゃう、お約束の流れですね。
そして更にお約束の受け様が過去を引きずってる・・・攻め様はその理由を知り?

そして、セレブ刑事の攻め様にも暗い過去があるんですよね。
その過去の為に、受け様はある組織から拉致されて・・・
過去に別れを告げて新しい未来を切り開く二人って感じのお話ですね。

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