レオンとアレクシス、二人の伯爵の甘い誘いにエイジは翻弄されて…!?

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表題作二人の伯爵と奪われた寵姫

アレクシス・伯爵/レオンハルト・伯爵
貴島映司
記憶喪失の大学生

あらすじ

覚えているのはエイジという名前だけ…どうしてヨーロッパの王国で、魅力的な二人の伯爵に迫られているのか。伯爵たちはなぜかエイジに執着し、ことあるごとにエッチをしかけてくる。そして気付けば甘い薔薇の棘に締め付けられるように監禁されていた――美しい古城の、寵姫の部屋に。

(出版社より)

作品情報

作品名
二人の伯爵と奪われた寵姫
著者
水島忍 
イラスト
夏河シオリ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796402941
2

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
4
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

受け様、流されすぎです

この作家さんの初めての3Pものなのですが、3人での絡みはそんなに多くはないかも
後半部分でで1度あり、最後で1度、それ以外は攻め一人×受け様が殆どです。
3人でエロエロを期待して読むとあれっ?なんて思うかもしれませんね。

受け様が病院の一室で目覚めたときに目の前にはイケメンの男性二人が・・・
二人とも伯爵と言う身分で、受け様とは旅行中に知り合い、レオンハルトの誘いで
アレクシスの城で過ごしていた時に、誤って階段から落ちで記憶を無くしていると。
夏のバカンス中は3人でいる事になっていたと言われ、受け様は不安ながら
攻め様たちの好意に甘える事になるのです。

記憶喪失ものなんですが、記憶を無くしてる受け様に対するこの攻め様たちは
何も知らない受け様に、自分たちとは身体の関係があったなんて言いながら
言葉巧みに受け様を翻弄し、攻め様個人個人で受け様と関係を持つのです。
そして、受け様に攻め様二人で所有していたと・・・

記憶が無くて、攻め様たちとの関係に戸惑いながらも淫らな日々を受け入れる受け様
でも、二人から好きだと言われるのですが、何か違う気がしてしまう受け様。
でも、受け様は二人をどちらか選ぶ事が出来ないくらい好きになっていて・・・

始めは受け様に口では好きだみたいな事を言っている攻め二人ですが、扱いはオモチャ、
セフレ的な遊び感覚なので、次第に受け様に本気になってしまう設定なのですが
その本気があまり感じられなかったですね。

そして攻め二人の父親たちと受け様の母との関係、その母に攻め様二人が恋してた事
その思いが大人になって受け様と偶然知り合い、屈折した感情から受け様が事故で
記憶を無くしてしまうと言う事になってしまったのです。
でも3人での関係に終わりがやって来ます、それは受け様の記憶が突然よみがえる
受け様は騙されていたことに気が付き、二人に別れを告げて日本へ・・・

結果はハッピーな三角関係になるのですが、ちょっとすっきり感がない作品
受け様が簡単に許し過ぎ、設定的にはもう少し、骨太になるような設定なのに
軽めな感じが残念に感じましたね。
後半も走って終わらせましょうなんて感じがしてしまうラストかな。

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