• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作探偵の秘めたる欲望

アレクサンダー 大富豪で名探偵 29才
清宮雅斗 探偵助手 20才

その他の収録作品

  • 探偵の露わな欲望
  • あとがき

あらすじ

「君を愛してる、唇にキスしたい」
オレは清宮雅斗。世界でも有数の大富豪で名探偵アレクサンダーの助手だ。
そして実は恋人…のはずなんだけど、彼はキスしかしてくれなくて、オレって魅力がないのかな?
早く身も心も結ばれて、アレクサンダーと本当の恋人同士になりたいのに。
そんな時、世間を騒がせる怪盗『銀蝙蝠』からアレクサンダーに挑戦状が届いて!?
名探偵VS怪盗の宝石を巡るゴージャスラヴ?

(出版社より)

作品情報

作品名
探偵の秘めたる欲望
著者
水上ルイ 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784799710906
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

愛しすぎて手が出せない?!

大富豪で名探偵の攻め様と、その助手で誰もを魅了(男を)する麗しい受け様との
ちょっぴりじれったい甘ラブなストーリーです。

この作家さんには珍しい3Pものか?4Pものか?!なんて展開もあるお話ですが
やっぱりそうはならない、ギリギリストップ展開なのですが、期待して読むとダメ!
でも、いつもながらに初めから二人はお互いに相愛でラブなところは安心感がある。
これも、この作家さんの持ち味なんでしょうね。

前半は、受け様が愛しすぎて、大事過ぎて、宝石みたいに感じてる攻め様が
必死に欲望を抑えて、受け様を甘やかしてる流れで、でも受け様はキスすら攻め様が
初めての初心ちゃんなのですが、恋人同士になったのに、キスしかしてくれない
攻め様に、モンモンしちゃうお話です。

そしてそんな二人の間にお邪魔虫も登場して、受け様狙いで引っ掻き回す。
そして受け様が、攻め様が自分を抱いてくれない事に不安もあり、別の人間に
抱かれてしまう?って展開もありドキドキ感があります。
そして嫉妬に駆られた攻め様が今までの我慢の限界を超えて~~~なんてお話。
ラストは、いつも通りの水上先生特有の締めセリフでのハッピーエンド。

書下ろしでも、やっぱり受け様がモテモテなんです。
そしてあわや4P展開になるのかって設定が書下ろしのメインですね。
標題も、書下ろしも探偵としての事件性の内容はかなり軽めですがさらっと楽しめる
娯楽作品的なお話だと思います。

1

安心・安全・水上ルイ(先生)

すみません・・キャッチコピーが頭に浮いて・・・
そうなんですよ。絶対に地雷のない安心感。でも、今回の作品は水上先生にしては
頑張ったのでは?
普段はヘタレ気味な攻様がどSに変貌しますが、受様をおしおきするといっては
視姦プレイを!絶対に受様を触らせませんが受様の恥ずかしい所を他の男に見せるという・・
流石に最後まではみせませんが(見せられる相手も生殺しです。)こんな攻様未だかつて
水上先生の作品にいたでしょうか!?
流石に水上先生の作品を全て読んだわけではないので解りませんがイメージ的に
攻様は受様の裸なんか絶対他の男に見せたりしないし、触れただけで殺すくらいの勢いで。
まあ、羞恥プレイで感じちゃってる受様もどうかと思いますが、新しい水上先生像を見たような
感じがします。
しかもいつものお決まりの言い回しの所で
『オレの恋人は、ハンサムで、ヘタレで・・・でも本当は、とてもセクシーなんだよね。』
って。ヘタレでって入ったの初めてみたー
この作品で1番テンションがあがった瞬間です。
もう、ガチ4Pとかでも水上先生の耽美キャラなら許せるかもです。

0

紳士=ヘタレとなる?

ネタバレなしで、書きたいと思います。

水上さんの作品は初読みです。
たくさん本を出されているのは知っていましたが、『スーパー攻』というイメージがあったもので敬遠しておりました。
ただこの作品は、イラストが陸裕千景子さんだったので購入。

こちらの作品、一人称です。
攻めと受けの両視点なので、区切りごとに視点が変わります。
両視点での一人称は初めて読みました。
一人称が苦手な方はご注意を。


受けの雅斗は20歳。
ゲイだとカミングアウトしたことで勘当され、今はスタンフィールド探偵事務所で助手をしています。

攻めのアレクサンダーは雅斗の雇用主、29歳。
大富豪一族の当主でありながら、探偵をする変わり種。


雑誌掲載だった本編の内容は、雅斗とアレクサンダーの日本での偶然の出会い(ここはちょっと萌えでした)と、宝石が絡んだ怪盗との事件です。
舞台はマイアミ。
わたしのイメージするマイアミは、海外ドラマの『C○Iマイアミ』なので、おバカセレブが浮かんできてしまうんですよね。
こちらの作品は読んでいるとアメリカセレブというよりも、ヨーロッパ社交界というように感じてしまうため、なんだかチグハグ。
そんな風に感じるのは、わたしだけかもしれませんけどね(苦笑

一人称なので仕方ないですが、しょっぱな自分で自己紹介します。
これがなんとも昔のラノベちっくで、懐かしい感じです。
とにかく登場人物はお金持ちだらけですし、キラキラ感が半端ない。
そういう豪華な感じがお好きな方には、ピッタリはまりそうですね。
わたしはだめでしたが…(苦笑
せめて起こる事件に意外性があったり、面白さがあれば良かったのですが。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP