商品説明

プラチナ文庫人気作品の本編終了後の番外編
 五百香ノエル『ラブ・ブラッド -テンペストの到来-』より
 栗城偲『今日も明日も会いたくて』より

作品情報

作品名
プラチナBOOK 03 セレクトフェア2012
著者
五百香ノエル  栗城偲 
イラスト
楡野ユキ  小嶋ララ子 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
プラチナ文庫セレクトフェア2012 フェア対象商品購入者限定配布小冊子
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

『2作品』の組み合わせにいつも困ってしまう。

こういう『2作品ずつ×数種類』の番外編って多いですよね。『1作品ずつ』あるいは『いろいろ取り混ぜてドーンと1冊』なら迷いようがないんですが。私はいつも『欲しいものが複数、でも欲しいものと組み合わせられたもう1作は未読(しかも苦手な場合も)』というのがほとんどで、いつもすごく困ってしまいます。今回もそうでした。

こちらは、栗城さんの作品が大好きなので、どうしても欲しかったんですが、もう1つの五百香さんは未読。
『未読作品』(や『読んだけど好きじゃない作品』もですが)の番外編って、楽しみようがなくて何とももったいないんですよね。いえ、実のところこういう番外編を機会に、未読の本編を買ってしまうことも結構あるんですが、今回のフェアではまったくそういう気にならず・・・

さて、今回のフェアの『個人的目玉』の栗城さんの作品。本編がとにかく好きなんです。

本編でも見せていた、黒崎の妄想炸裂のSSでした。エプロンです!『普通には使わない』ハートとフリルのエプロンを、浅緋には内緒でこっそり買っていたのが見つかってしまったんですね。

ヘンタイなのに(?)、妙にヘタレな黒崎なので、エプロンも『浅緋に実際に着せる』のではなく『浅緋に着せたところを想像(妄想だろ・・・)して楽しむだけ』のために買ったのだと。

それを聞いた浅緋は、あっさりと『着ようか?』と服を脱ごうとして、『着たままでいい!』と止められます。しかし浅緋、裸エプロンも抵抗ないんだ。男前だなあ。
そして黒崎は、裸エプロンなら普段の弁当屋のがいいそうで・・・もういっそヘンタイを究めればいいよ。

いやあ、面白かったです。このためにまったく興味のない本を買った甲斐はありました(買った本も結果的には意外とよかったので、そういう意味でも決して損はしてませんが)。

2

面白い組み合わせ

全くカラーの違う作品の組み合わせだけに、ユニークだな、と思います。
個人的には、五百香ノエルさんの番外編が素敵だな、と思います。
この本編になる『ラブ・ブラッド』は吸血鬼を狩る吸血鬼が主人公なのですが、それが12歳で成長が止まったとは言え、満月が来ると淫乱に変身してしかもふたなりで、、という設定もさることながら、アクション・スプラッタありの、登場人物がすごく多いという、本編レビュー(自分の)によれば、まるでアニメのような(w)お話だったというファンタジーだったのです。
この番外、この主人公・杏里について彼の存在についてかなり客観的に語ります。
それは、だんだん熱を帯びて、嫉妬を伺わせ、そしてそれは、彼は杏里を抱くことのできない存在・一緒に闘う者としてのトリグラフ・・・終・・・と、最後に誰の語りだったのかわかるという、実にユニークな作りをしています。
普通ラブラブ番外だったりするのですが、これは本編に恋愛があるようでない話でしたから、ここでこういう気持ちを暴露されると、、、
あの~続きはどうなるんでしょうね?
これもすごく待ってるのですが♪

そして栗城偲さんのは、漫画家と弁当屋の息子のカプのお話だった『今日も明日も会いたくて』の後日談です。
浅緋が、黒崎の部屋のクローゼットを開けるとそこに未使用新品のフリルエプロンが!?
案の定、浅緋に身につけて欲しくて黒崎が購入したものだということがわかり、
これはきっと裸エプロンを黒崎が期待しているのだと先読みした浅緋が、それをしようか?と黒崎に聞くと、裸エプロンは普段つけている弁当屋のエプロンがいいのだと!!
黒崎、かなりマニアですのwww

1

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