イラスト入り
警察庁の東郷は、ある日記憶喪失の青年に出会う。純朴で気弱そうな男だと親切にしていたら、実はドヘンタイで!?
基本は受け様が攻め様に振り回されて不幸な日々の始まりという話ですw
ニヤニヤしながら、さくさく読み終えました。
この先生のコミカルな作風が好きで、作品全部読んだことあります。
ファンじゃない方はおすすめできないかもしれません・・・?(⌒ ⌒;)
この作家さんの描くコミカルな作風が好きなのですが、この作品はコミカルだけど
ドタバタ感があり過ぎる感じかも知れません。
1年目のキャリア警部補の受け様が、所属するテロ対策室に持ち込まれた案件を
色々な理由を付けられ、一人で捜査することになるのですが、その案件が米国在住で
日本国籍もある天才学者の捜査、気軽に洗脳できる論文で有名になり、
その研究がアブナイテロ組織が欲しがるような天才的な能力だった事から、
要注意人物としてマークする事に・・・
面倒な案件を押し付けられる形になった受け様が、公園で不審な人物を見つけ職質
しかし、相手は自分の名前すらわからない記憶喪失状態だったのです。
大人しく怯えた感じのその攻め様の面倒を見る事になり、自宅へ連れ帰るが
見つけた時に手にしていたゲーム機が何か記憶を取り戻すヒントがあるかもと
やってみると、ゲームから聞こえてきた声に攻め様が反応して態度が豹変。
俺様系で受け様を襲うのです。
翌日眼を覚ました受け様は、怒りに震えますが、攻め様は豹変する前の様子に
戻っていて、誰かに洗脳されたと告白、それが受け様が捜査する相手の仕業と確信。
受け様は、攻め様は被害者だったから仕方ないと、再び保護しながら今度は捜査員と
再捜査を本格的にする事になるのです。
天才学者にキャリアなのに、どこか擦れていない受け様が騙されてしまうお話。
変態学者に初めて抱かれてしまった事で気に入られ、受け様の不幸が始まる内容です。