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守護霊と雪の花嫁 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE―

shugorei to yuki no hanayome

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表題作守護霊と雪の花嫁 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE―

元0課の陰陽師で現私立探偵 仰木雪鷹 26歳
警視庁0課のキャリア警部 明智遼 24歳

あらすじ

明智遼は警視庁キャリアの美青年。科学では解決できない心霊事件を担当する窓際部署、逢魔刻対策特別課(通称・ゼロ課)の一員である。ようやく結ばれた恋人の美貌の私立探偵、仰木雪鷹と都内のマンションで甘い「新婚生活」を送っている。そんな遼に突然、海外異動の内示が下る。時期はクリスマス直前。なんと、それは遼の父で警視総監、御杖礼文が雪鷹と別れさせるため、人事にねじこんだ話だった……!

作品情報

作品名
守護霊と雪の花嫁 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE―
著者
岡野麻里安 
イラスト
高星麻子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062867566
4

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

全ての謎が解き明かされる

シリーズ4作目にしてクライマックス完結編、刑事事件とファンタジーの融合とでも
言った方がしっくりくるでしょうか、謎に満ちていた全てが解き放たれる。
警視庁0課で起こる事件の、過去にさかのぼる最悪の事件が今回は解決されます。

攻め様である雪鷹の0課を辞める切っ掛けになった事件が受け様遼のバディーで
幽体である弓彦の謎に包まれた過去も今回は全て明らかになります。
まぁ、当然完結編なのですから当たり前なのですが(笑)

霊的能力の高い御仁は死に瀕していた時にこんな事も出来るのか、そして何故現世に
留まり続けることになったのか、謎が一気に解けると、哀れな被害者に悲しみが
犯罪者に怒りが湧くような展開で、呪い殺せるものならって気持ちが嫌と言う程
理解出来るような内容でした。

そして、ここに来て、実は息子ラブだった警視総監の遼の父親がかなり出張って来ます。
もしかしたら、今回の事件が、遼と元妻と別れる原因になったのではと思わせる。
正義の為、事件の為にプライベートを捨て戦う力を得ようとしたのかもなどと思えます。
しかし、それとこれとは別みたいに息子と雪鷹の仲は断固反対しているのも親心。
スリル感もあり、ラブもある、そして怒りや苦しみあらゆる感情が1冊に詰まっている
読み応えのある逢魔刻捜査シリーズ、とても面白かったです。

3

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