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表題作 ばらのはなびら

保坂誠太郎 → 遊佐浩二

嵐谷真次 → 野島裕史

その他キャラ
上司[野坂尚也]/ 白ヶ沢[織田圭祐]/ 嵐谷夏生[寺島惇太]/ 浅野美貴[川崎芽衣子]

あらすじ

内気な嵐谷は、勤め先の先輩・保坂と恋人同士になり、人には言えない恥ずかしいコトをする仲に…。

もっと保坂を独占したいと思うものの、その気持ちを素直に言えない嵐谷は??

作品情報

作品名
ばらのはなびら
著者
紺色ルナ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
脚本
青嶋みお
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フィフスアベニュー
シリーズ
ばらのはなびら
収録時間
72 分
枚数
1 枚
ふろく
通販特典: キャストトークCD
発売日
JANコード
4580166731209
3.8

(24)

(6)

萌々

(9)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
93
評価数
24
平均
3.8 / 5
神率
25%

レビュー投稿数5

なんか初々しい。

原作未読。
イラストとあらすじだけ見てもっとかわいいイチャイチャなお話かと思ってたのですが、そうでもありませんでした。
いや、ちゃんとあらすじにうじうじ系ですよ的なことは書いてあったんですが、ここまでだと思ってなかったんです。
まあ、これは私にとっては嬉しい誤算だったんですが。
キャスト買いな感じだったのですが、うじうじ系はわりと好きで。
むしろ、ただのイチャラブじゃなくてよかった、みたいな。
物語は嵐谷は憧れている白ヶ沢に手を伸ばしかけたところを保坂が偶然見てしまったところから始まる。
自分の中にどこか疚しい感情のある嵐谷と、それに付け込むような保坂。
そうして、最初の関係は始まるんですが…。
それで大人の関係へとガッツリ入っていくかというとそうではなく。
途中で保坂が我に返るというのもなんか新鮮だったかも。
しかも、その保坂の感じがなんていうか若い。
落ち着いたリーマンな感じなのに、恋愛面のやり様がなんか若さを感じるというか青さを感じるというか…どこか初々しいんですよね。
それまで恋愛をどこか放り出してきた部分があるからなのかもしれませんが、大の大人がちょっとしたことでとっちらかっててんやわんやしてるのでなんだか微笑ましいです。
そうして晴れて付き合うことになるのですが、お互いどこか自分を隠したまま。
嫌われないようにと本当はしたいことも言わず、格好つけたり、引っ込んだり。
それでもなんとか必死に訴えたりする嵐谷はかわいかったです。
そして、何かとエロい(笑)
最後の方のえちシーンとか一種の誘い受かしら?みたいな感じもあったりで。
そこでそういうこと言っちゃうかーと思う反面、ちゃんと自分の気持ちを言えるようになったんだなとも。
恐がらなくなったというのではなく、恐くてもいい、みたいなスタンス。
本当に甘くなるのはこれからかな、という感じですがなかなかの束縛カップルになりそうで楽しみです。
あとは、嵐谷兄(夏生)の恋愛が気になりました。
兄は攻なんですよね、相手を美人と例えるくらいだから。
兄の声はステキだったなぁ。
今後、どこかで出てきて下さらないかしら?
そういや、最後の方で保坂のしたいことについてのセリフにピー音が入ってたのに驚きました。
それくらい危険度数の高いことをやりたいって表現なんだろうけど…。

巻末フリトは裕史さん(野島裕史さん)ゆっちー(遊佐浩二さん)でさっくり。
シグマセブンの方々は必ず「シグマセブン所属」というので、所属のない(フリー)はどう言ったものかと困ってしまうゆっちー。
女子は食事と男のことで頭がいっぱい!?
こんな会社はそうそうない。
就業中にトイレでちょちょい…とかないから。
サラリーマン経験のないゆっちーはこんな会社が羨ましい(笑)

2

臆病な恋

まず原作未読の状態で一度聞いて、改めて原作を読んでから再度聞き直ししました。
原作未読の状態だと、嵐谷の言動がなんだか唐突でウジウジしてて、保坂が嵐谷をいつからどうして好きになったかも想像つかなくて、スルッと聞いちゃったのですが、
原作を読んで、絵を見てようやく、
原作の嵐谷は、初めての恋に震える臆病な小鳥ちゃんのような美少女で、
原作の保坂は、ようやく手に入った小鳥を傷つけないように戸惑っているきれいなワンコのような美少年、
そんな二人の、臆病な初恋物語だとイメージを修整。
その上で、あらためて聞き直した結果、、、声優さんって、すごい、頑張ってるのね。
この原作を、大人の、社会人のドラマにまで引っ張り上げた声優さんをはじめ制作の皆さんに★+1

0

健気で純情で一生懸命な姿に惹かれました

遊佐さんと野島さん目当てで、あらすじを読む限りはあまり惹かれなかったのですが、レビューを読んですごく聴きたくなりました。

恋に恋してふわふわしていた嵐谷が始めで出会った身を焦がすような恋の経験に戸惑う。
真剣に求め合う思いに怯える不器用な保坂。
そんな二人のウブな恋物語が素敵でした。

保坂が強引に手を出してきたことから始まるのですが、嵐谷も保坂が好きだと自覚してそれからはどんだけ好きなんだという本音の心の声と、保坂のヘタレたり不安がる思いがあふれていて二人ともに感情移入できて入り込めました。

嬉しくてつい気が緩んだ顔してしまったという時のセリフが他と違って素直で気持ちのままの可愛い嵐谷の表情が見えるようでした。声だけで場面や顔が目に浮かぶって声優さんすごいと改めて感じてしまいました。

嵐谷の兄のカムアウトを聞いたときの母の戸惑いと受け入れようとする姿勢が好ましかったです。
でもその時の嵐谷が受けた衝撃が気の毒でした。
ずっとマイノリティーとしてひっそりと生きてきて目立つまいと必死に隠していたのに、あっさりと軽く家族に言えてしまう兄が羨ましくちょっと憎らしくも感じているような混乱する様子が表現されていました。

他者にばれないようにと必死に隠そうとしたり、こんな幸せが長く続くわけがないという諦めでウジウジぐるぐるしながらも、頑張って自分だけの保坂さんにする為に頑張る様子が健気でした。

嵐谷が保坂の元カノに下の名前で読んでほしくないとつい本音を言ってしまうシーンが好きです。
元カノは落ち着いた大人でいい人でした。

『満ち足りて幸せなばかりでなくて苦しくて不安なのが恋で…甘い棘が一生抜けなくてもいい』というモノローグが良かったです。

0

大好きなキャストなんですが

予習、ばっちりしてたのですが(原作を1月に読みました)
それが仇となったのか…;;
遊佐さんの保坂、イメージが違ったなぁ……(泣)
遊佐さんは“年上知的クールビューティ”がどツボだと思うので
嵐谷のような、女子社員にモテモテで人当たりが良くてって感じでは…。
いえ、遊佐さんは大好きなんですよ!本当に!!

野島兄さんの嵐谷は、臆病だけど保坂に恋をして
嫉妬や独占欲に振り回され
それでも自分を変えたいと必死になる健気な感じ、合ってました♪
気弱そうなのが。

くちゅくちゅする音もキス音もなかなかエロい。
でもピアノのBGMが切なげで、保坂の告白が映えていた!

Track3で事後早々と帰ってしまった嵐谷に拗ねる
「“おつかれ様”って…なんだそれ!」が凄く感情こもってた遊佐さん!!
あと、仕事中トイレで嵐谷が保坂へフ○ラした時の
嚥下する音がいやらしすぎて「ぐがーーーー!!」になりましたw

Track4、ざわっと林の中で風が強くなる音と、震える声の
「お願いです、オレだけのものになって下さい。オレのことだけ愛して下さい」。
ここはロマンティックで良かったなぁ…♪

からの!Track5、
「自分でほぐしてきました。だからたぶんすぐ入れても大丈夫です。
なので…早く…」にずっぎゅーーーーん!!!!
だもんでちょっとボリューム上げてヘッドフォンで聴いていたので
ピロートーク中の、保坂が嵐谷にしたい妄想を話す“ピ――――!”には
びっくりしてしまいました!!(しかも2回!)
皆さんはどうかご注意を…。
(あれ?ボリューム上げて聴いてるのって私だけ??)

巻末キャストーク約2分、何も無いよりは勿論嬉しいのですが
やっぱり短いですよ;
自然体で聴きやすかった!
野島兄さんのツッコミが可愛らしい。


程よく原作にない補足もあるので、原作未読でも大丈夫かと。
むしろ原作未読のままの方が…って言ったら失礼ですよね…;;
あ、CD聴いてから原作読む!とかならいいかも!?
(フォローになってない;)

大好きなお二人なので、“萌×2”寄りの“萌”です。

3

今となっては寺島惇太が野島兄の兄役なのが面白い

まず遊佐さんのタイトルコールの貫禄にビビる。
地の底を這うような声。
ジャケ絵のふんわり感はどこにいった。

攻めは利己的で強引、受けは世間知らずで鬱陶しい。
どちらにも好感は持てないなー。でもキャストの力量で聴ける。

攻めは、始めからずっと嫌がらせにしか思えない言動でしたが、
まさかの告白。
そして受けも唐突に「あなたに恋してしまったようです」
更に「勃たなくなったら困りますか」
そんなことを言うタイプには思えないけど…。
かなりトンチキな印象。まあキャストの力量で聴けますが…。

「恋をしている」「甘くて重めの秘密の恋だ」
リリカルポエムがゆるふわトンチキ。
ジャンルとしてはリーマンもの。先輩×後輩。
受けが少女漫画脳かな?
結構ウジウジしているし、夢見がちなポエマー。

まさか!寺島惇太さんが野島兄の兄役?
低音の青年声も出るんだね。そりゃあ出るか。

攻め視点のトラックがあり、以前から好きだったこと、
攻めからの矢印が強く、
受けがいまいち自分に心を開いてくれないのをもどかしく思っていることが把握でき、
諸々腑に落ちた。

けど、今度は「嵐の中でしかこの気持ちを伝えられない」
意味不明すぎる…。

絡みは散りばめられているけど、本番は最後に一度。
結構あっさり済んでしまう。

巻末フリト、特典フリトともに和やかな雑談系。

総括。
アラシダニ、シラガサワという苗字には最後まで慣れなかった。
時折ブッ込まれるポエムも慣れないし、作風が掴みづらい。
ポエムといいピー音といい、ギャグなのかな。

同僚や元カノの女キャラがかなり喋る。
BLに出てくる女キャラはトンデモが多いけど、これもそう。
元カノは相当出しゃばり。

メインの二人の演技は、そりゃあ盤石。
特に見せ場はないけれど。

今となっては寺島惇太が野島兄の兄役で、低音なのが一番面白い。

1

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