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好きだと言われて調子に乗って、尻を揉まれて逃げました。
デビュー2冊目で固めた路線を更に固めた感が強い3冊目。
ここまで来ると好き嫌いが真っ二つに分かれそうな気が
しますね。
ただ何となく…本当に何となくですが、空気では無く
言葉に語らせようとし始めてないかなと言う懸念が。
作風と路線を貫くなら貫くで良いのですが、その辺りは
作品の空間が折角あるのですから空気として醸し出した方が
良いかなと些かの老婆心。
落とす為の言葉もそれなりの空気があってより活きるので
あって、言葉だけポンと放り込まれてもかなり苦しい
気がします。
評価は切り上げ表記と致しました。
真柄うしろさんの絵って、けして見やすい絵でも、お上手な絵でもないんですけど、なんだか、実にキャラクターに合っていて、味があるって言うか、味わい深い。
表題作なんかだと、特にそれが顕著で、
普通に友達だと思って、女の子に振られては慰めて貰っていた古田が放った一言
「お前が女だったら~」
ここまでのがさつな展開では、古田も花岡も、結構ざっくりした絵だったのが、
いざ、お付き合いが始まると、、、
なに!この花岡の可憐さ!
そして、
花岡が、どんどんきれいな絵になっていくのに対して、古田の方は相変わらずのざっくりとした絵で描かれていて、
この辺の割り切り方が、私としては腑に落ちるというか、納得できて、
伝えたい物が伝わる時って、絵の、上手、きれいだけじゃないんだな。、
ん?面白いかも。うん、面白い。
に結構早くかわりました。
生の巨乳をもむのが夢ってあたりから冒頭がつんとやられていたわけですが。
大学生の2人は親友。
彼女ができないと嘆く友人に
好きだと言われ、つきあうことになる。
つきあうことになるというよりは
断れないまま。。。という感じです。
イラストがとても素朴な感じで
うっとおしくないので
普通にどこにでもいる大学生という設定がすんなり心に入りました。
近すぎる存在、恋愛として考えた事が正直なかった相手。
その相手との体の交流についての苦悩はさけられるものではなく
この作品でも描かれています。
好きだから触りたい・・
この当たり前のことが
当たり前じゃないわけで。
大学生じゃなく高校生だったら
もっとキャイキャイしながら
読めたかも。
大学生だからこその、安定感なのかな?
泣いちゃうくらい好きってかわいい。
メインのお話はさておき〜。
なんとひみつのお花ちゃんの続編があるではありませんか!!(。-_-。)
強面でありながらブラをする彼からはなにやら受け臭がするではないですか、、、。
なぜ彼らで一冊作らないんだ(^ω^)
強面で初心でかなり萌えるんですけどー!!!
強面くんが雨に濡れてブラが透けるとかもうなにがなんだか!!他の人にもバレないかかなりハラハラしました。
ん〜キスどまりなんでこの続きが気になりましたー。
全体通して全く持って感情移入できなかった……
というか、面白いのかな~これ。
好きになる過程とか曖昧でも良いんだけど
(カップルはじめました……なので)
なんか流されてるのかホントに好きなのかわからないまま
オチでイイコトをひたすら言ってるように感じました。
そこまで好きじゃなさそうなのに、そんなに無責任に
カッコイイこと言っちゃっていいの?って感じ。
その他短編についても分り辛かった!
好きな人の為に土いじりをする潔癖症の少年と
そのライバルである先輩。
結局何も進んでないし何も得られてないオチなお話。
どこに萌えろと??
最後のブラ付けた強面の子……
散々やりつくされてるネタをそのままなぞっただけのストーリーで
なんの斬新さもない。
挑戦してる本でもないし、最近の流行に乗ろうとして
乗れてないような中途半端な本でした。
ちょっと厳しいかもしれないけど失敗買いの1冊という評価です。