これからも、入院中は毎晩奉仕をさせてもらおうか

ヤクザ、集団感染

yakuza shuudankansen

ヤクザ、集団感染
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×212
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
13
得点
138
評価数
39
平均
3.6 / 5
神率
23.1%
著者
松雪奈々 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
高城たくみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576130873

あらすじ

同じ傘下の組長同士だが、犬猿の仲の椿と剣持。しかし、組員と共に集団で結核にかかり、二人きりの病室で過ごすことになり…。

門脇組傘下の組長同士である椿と剣持は犬猿の仲。そんな二人が組員とともに結核にかかり、世間から隔離された病棟で三ヶ月を過ごすことに。その上、椿は剣持と二人部屋。しかし、拝金主義の冷徹な男かと思っていた剣持の、組長としての度量を見せられこれまでのイメージを覆される。だが、性奉仕をかけた花札勝負に負けた剣持は、律儀に約束を守ると椿を押し倒し、はては証拠写真を盾に毎晩奉仕をさせろと脅してきて…。これ、なんかおかしくねーか!?

(出版社より)

表題作ヤクザ、集団感染

同系傘下の組長でインテリやくざ 剣持司 32歳
同系傘下の組長で任侠やくざ 椿友朗 31歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数13

ヤクザばかりの大部屋と、組長の2人部屋。

集団感染、とは穏やかじゃないタイトル。
何の病気かといえばこの場合「結核」です。
結核って今もあるんですよね。しかも本作の内容通り、即刻隔離入院と聞いたことがあります。
そして、このド直球なタイトルのまんま、ヤクザ達が結核に罹り集団で隔離される…というお話です。
ただし、結核に罹って苦しんで、みたいな話では全くなく、みなさん軽症でストーリーはコミカル系です。

大きく2つの組の組員達が入院するのですが、組長が大部屋というのは…と下の者が気を利かせて組長2人が2人部屋に入ります。
ところがこの2人、相性が悪い。病室は気まずい空気です。
大部屋の方でも組員達のいざこざが起き、花札で負けた方が性的奉仕をする、というアホな展開に。
ところが、剣持組のトップ・剣持が組長同士で話をつけようと言い出し、負けた剣持が、毎日毎日椿組の椿に…
…というお話。

椿は、いつも睨んでくる剣持が苦手で、その剣持があんな事こんな事をしてくる、そして自分も感じてしまうのがイヤで仕方ない。
なぜ剣持がこんな事をするのか全くわからない椿。
だけどさ。
そんなの決まってんじゃん!
剣持はずっとずっとず〜〜っと。椿が好きなんですよ!読者には丸わかりなの。
だけど何も言えずに写真撮ったりして脅しのテイで「奉仕」するのです。
でも熱い心で抱かれ続ける内に、情がうつる椿。
退院の前の晩、ついに言葉で椿に告白する剣持!
すごい情熱的な愛の告白なんですよね〜…
一度は返事を保留する椿だけど。自分も剣持の熱を忘れられない。
前半のコミカルテイスト、中盤のすれ違いとエロ、終盤の椿が剣持の心を受け入れる場面。
特にラストシーンは「うちにくるか」と椿が語りかけるシーンで終わる。恋人としてのエロを書かないところがいい。
イラストもよく合っています。萌x2寄りの「萌」で。

0

これはご奉仕です

現実的にこのタイトルは今あれかなと思いますが
作品自体は、コミカルで楽しいお話でした。
集団でぞろぞろ来られてむしろ病院受付のお姉さんは大丈夫なのかと心配してしまう。

偉い人の葬式であつまったヤクザな皆様。
そこで突如発生した集団感染。
まとめて病棟に隔離されたわけですが・・・から始まるお話。

あれやこれやで、同じ部屋に閉じ込められて
ご奉仕という名のレイプww 
オヤジの葬式にいったら結核の集団感染に巻き込まれ、
隔離!入院!ご奉仕!←ぇ。 
なんかやかんや甘めの展開でよかったですね。

ご奉仕だとなだめすかされて関係継続しちゃうのもどーよとは思いますが
攻の愛が強けりゃしかたない。うん。しかたない

0

病室で育つ愛?!

ヤクザ物は多くあれどこう言うタッチのはないかも。とっても面白かったです。くすくすと可笑しくにやにやしながら読んでましたw

組員が結核に集団感染すると言う発想がもうすでに面白く、あとがきに作家さんが厚生労働技官として働いていたことから着想したとあって、他とはちょっと違う小説に仕上がっていると感じました。

組長同士で犬猿の仲の剣持と椿。でも実は剣持は大学生時代の出来事がきっかけでずっと椿のことを想いつづけていた。けれど、不器用過ぎて誤解をされていたのです。
それが結核で三か月もの入院生活。二人っきりの同室で剣持の限界が来て椿はあれこれあれこれされちゃいます。
最終的に椿の心はどう動くのか?

ヤクザらしい事件もちょっとはあるのですが、ほぼ病室内の出来事で進むのがイイです。まぁヤクザらしくない?純情物語って感じでほのぼのしちゃいました。そこがツボです。

初めて読む作家さんだったのですが、気になっていた「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」の作家さんで、おっ!となり、引き続き作品を読んでいこうと思った次第です。

1

きちんと病気療養しているんだか、していないんだか…

まずインパクトがあったのは、強面なヤーさん達が病院の初診受付に集団で押しかける冒頭の場面。
ドスもハジキも恐れる事のなさそうなイメージのヤーさん達が「もしかしたら俺も結核かも」と怯える中で、何人かが隔離病棟に放り込まれたパニックからくるコメディものかと期待していたのだけど…。

唐突に降って湧いた入院生活の中で、受け・椿組長は意外に可愛い?見かけを自覚せずに頑張って強面な輩を面倒見ている一方で、攻め・剣持組長のほうは決定的にヤクザ成分が足りないわ…
と、感じていたら彼がヤクザの世界に足を踏み入れるきっかけもきちんと作中に盛り込まれていたので納得。

他にも吹き出しそうになる部分はあるものの、全体的におとなし目に感じた一冊。
いや、病気療養中だから大人しくしていて当然なんだけどさ。
結核を治す為に入院しているはずなのに、実は結構一途だった剣持が見事にチャンスを掴んで椿と毎晩エッチしちゃっているって真面目に病気療養しているんだか、していないんだか…。
自問自答せずとも後者か(笑)。

椿組の代貸・健二も組長の事を好きっぽいって匂わせもあったのに、日頃いがみあっている剣持組長にあっさり持っていかれてしまっちゃった訳で、そんな脇役達の阿鼻叫喚ぶりを密かに楽しみにしていた私としてはそういった見せ場がなかったのが何とも残念。

2

エッチシーンが良かった!

初めての作家さんでしたが、かなりはまりました!
イラストの方も絵がとても綺麗で好みです。

今回は「ヤクザ、集団感染」というなんじゃこりゃなタイトルに惹かれて買ったのですが、エッチシーンも良いし、キャラクターの性格もちゃんと書き込まれていて非常に萌えました。
ノリがちゃんとした小説、というような感じではなく、ネット小説に近いものがありコミカルでさらさらと読めました。

少し鈍い受けと、必死で理性を振り絞る攻めの心理実況が楽しかった。
特に素晴らしいと思うのはエッチシーンです。不意打ちできたときは、かなりドキリとしました。受けがエッチのときでもちゃんと男らしかったのが、個人的な萌えポイントです。

3

ヤクザらしいのかそうじゃないのか、な面々w

松雪さん、今回はどんな風にHをしなければならないシチュエーションを?と
わくわくしながら読ませていただきましたw
挿絵は高城たくみさんだし、なんだか安心する組み合わせです☆

結核は、私にとって全く知識のない病気ですが
(咳が止まらなくなって、昔は不治の病だったというくらい;)
松雪さんが以前
“厚生労働技官として感染症に関する仕事”をなさっていたとの事で
とてもわかりやすく教えていただいたような気がします。

同じ系列の組長にも関わらず、会えばケンカをふっかけるような態度の二人。
一人は熱く見つめていただけなのにガンを飛ばされたと受け取られ、
すれ違いから始まるラブコメです☆

剣持が無駄を一切合切省く男だという事で、
椿が気に入らなくても業績は上げていて一目置く存在。
睨まれているのに色気を感じる視線とか…。
もっと早く気づけ!と思いましたが
どちらもノンケだったからしょうがないかーw

大部屋から二人部屋に移らざるを得なくなるとか、
“ご奉仕”という名目で剣持が椿を抱くなど、
「ほほぉ!今回はそれなんですね!」ってニヤニヤしました!

憎たらしい態度しかとらない椿をずっと好きで、
あらゆる誘惑(挑発?)に耐えながらも限界がきた剣持が気の毒になりつつ
どんな理由付けでも抱けたら幸せじゃない、って思いました☆
男が快感に流されるのはしょうがない事だろうしw

退院後、告白の返事をいくら「考えさせてくれ」って言ったからって
抱きに来ない剣持に焦れる椿が可愛かった…。
そしたら「べつに俺はあんたに恋してるわけじゃない。
愛してるだけだ」ですよ!!??
剣持!!!こりゃーもう殺し文句にも程がある!!!w
椿を“友朗”と名前で呼びたがったり、なかなか乙女っすね…。

普段ツンケンしてる男が喘ぐって、たまらんなーと
剣持に共感してしまう作品で、楽しませていただきました!
そんなに“THE ヤクザ”っていう感じではないので
さくさく読めると思います。
やっぱり松雪さんは、ライトなラブコメがお上手です♪

4

結核は侮れない

結核に集団感染していることが判明して、日頃から、なんとなく気に入らなかった同じ傘下の組長と、隔離病棟に有無を言わさず閉じこめられて、、、

今もやっぱり隔離病棟ってあるんだ。
それも、隔離病棟だけが古い建物だなんて、そんな病院って子どもの頃の曖昧な記憶の中の存在で、今はもうないと思ってた。
そんな古くて狭い病棟の病室での、連日連夜のセックス三昧で開発されまくり。
設定としてはおもしろいけど、いくらなんでも、ナイよ。
とは、思いつつ、BLなんだからおもしろければいいじゃん。
細かいことには目をつぶって、遠くて実は身近な結核の怖さに啓蒙されておこう。

1

他の方のレビューにも、あるように、マンボウもこの作品の方が好きです♪

松雪奈々先生のお話し、設定の楽しさ、そしてちゃんと納得いく所に軟着陸させてくれるのですから、凄いです!今作は、タイトルからして「うわっ!」読んでまた「うひゃ~、」よくぞ、こんなお話し創って下さいました♪この状況の落とし所は???なんて、心配しながら読んでましたけど…皆、健康になって、お家(組)に帰り、幸せに暮らしましたとさっ(~。~;)?…愕然としながらも、スカッとするお話しです。

0

これは読みこんじゃう!!

『なんか、淫摩に憑かれちゃったんですけど』が人気になったこのコンビですが
私はこの作品の方が好きだなあ…w

ノベルは最近ご無沙汰だったので、さっと読もうとしたら
最初どっちが攻めでそしてどっちが主人公なのかわかりにくかったんですが…
これ二人ともヤーさんなのですね(笑)
尻なんかもませてるからてっきりかかりつけの整体師とかかと思っちゃいましたよ。

ヤ○ザが集団で病院の受付で並ぶ様は非常に滑稽でしたw
しかも真顔で並ぶな全員!!受付のおねーさん震え上がっちゃう!!

絵柄は結構淡白なんですが、なんだろう…可愛いんですよねこのヤ○ザさんたち(笑)
尻もまれながら「あ、そこ…気持ちいい…」っておい。おい!!!
わかってやってんのかこの野郎!!!天然かこの野郎!!!
受けさんが非常に柔らかいんですよね…物腰w
でも胸の内を覗いてみるとやっぱ極道のことになると硬派というか…
なんかそんなどっちなんだよ!と言いたくなるようなむず痒さも良かったなあ。
後半、攻めさんが余裕がなくなって、どんだけ受けを好きになったんだよ!ってくらい
必死にアプローチするところがまた人間臭くて良かったですw

しかし、急に結核だなんて告げられたら、真っ青になるってもんです。

5

すがすがしい読後感!

面白かったです!

感染すると誰でもヤクザになってしまうのか??と思いながら手に取った1冊。
内容は全然違ってました☆


☆☆☆ネタバレです☆☆☆



結核に集団感染しちゃいました。

…ヤクザが。

↑というところが面白い!

強面で屈強なヤクザ達が、
病気を怖がり、感染を恐れる展開、会話が
なんともコミカルで笑えます。

そして、黒塗りの高級車で
集団で病院に乗り付けるシーン。
この間違った迫力(?)は見どころです。

そのまま入院することになった
ヤクザ数名と、剣持(攻め)と椿(受け)。
剣持と椿の二人は同室に。
普段から反りが合わなかった二人の
(そう思っていたのは椿のみですが)
ドキドキの入院ライフが始まるのです。

実は、剣持は長年椿に恋をしていて、
椿も剣持が気になっていたという、
蓋を開けたら両想いという展開です。

序盤から剣持の気持ちは明らかにされ、
隠しきれない想いが言動に表れているのですが
椿の察しが悪く、天然設定のため、
結局ラストまで気付くことがありません。

剣持も、気持ちを押し隠そうとすればする程
言葉や態度の端々に愛情がにじみ出てしまい
その可愛らしさに頬がゆるみました。

つまるところ、
天然同士のお似合いの二人なのです。

気持ちが通じ合った後も、
常に舎弟を気遣う組長の椿が、
デレデレしすぎないのも奥ゆかしく
組長らしい思慮深さがあり、好感が持てました。

舎弟を含めた入院生活はまるで合宿のようで
読んでいてとても楽しかったし、
クスリと笑える会話も多く、
読後感のすがすがしい1冊でした。
ヤクザものでは初めての“神”評価です。

6

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