条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
元ひきこもりvs隠れオタク
母親に捨てられた過去からチャラかった百瀬と、元引きこもりでオタクな敬太。
前作「痛姫」でいろいろあった二人ですが、現在はそれぞれ美容師とマンガ家を目指しつつ同棲中。
そんな二人の前に百瀬の同級生だった成沢が現れ、百瀬にモーションをかけてきたことから、二人はすれ違っていきます。
相手が好きだからこそ大切にしたい…好きだからこそ不安になる…うまくかみ合わなくなった二人はどうなってしまうのか……
って感じの続編です。
「痛姫」同様、携帯コミックサイトで少しずつ配信されていたものを一冊にまとめてます(描き下ろし3Pつき)。
うーん…前作を読んでないと堪能し尽くし難い内容かなぁ。
今回まとめて一気に読んでみて、思ってたよりもエッチシーンが多いなぁと感じました。
結構ばっちりしっかり描いてあるので、そーゆーの期待してる方にオススメしたいです。
それから、めでたしめでたし後のエピソードになるので、前作に比べるとストーリー展開の勢いが不足気味かな…と思ってたんですけど、自分が間違ってましたっ(慎んで土下座!)
配信時の読み込みが甘かったというか、ツギハギで読むと堪能しづらいというか。
一冊通しで読んでみて、丁寧に二人の感情の動きを追ってるのが感じられて、これはこれでいいなぁと再認識しました。
表情の微妙な描き分けが自分のツボだったのも、新たな発見でしたね。
わかりやすい派手な差異ではないんですけど、各シーンでのキャラたちの表情が、妙に色気あったり、キリッとカッコよかったり…。
サラッと読んでる時にはちゃんと味わえてなかったんですよね。
…携帯でマンガを読むのって難しいなぁ。
なので、携帯で既読の方もコミックス、ぜひ!
ストーリーの細かいところはネタバレなんで省きますが、ビッチ役の成沢の打たれ強さも描いてくれる作者さんの優しさが好きです。
コミックスのカバーの下のイラストのお遊びも、思わずニヤリ。
成沢が某トッシーなテイストなんですけど!
敬太もガチにアキバオタクのコスで…仮にもBLマンガの主人公が、このコスはイカンでしょう!(笑)
ホーリンラブブックスさん特典の描き下ろしペーパーでは、成沢の密かなイタい趣味がわかりますよ~。
もしも、敬太の描くあのマンガと同じ誌上に、成沢のこのマンガが載ってたらシュールだ…。
「ヲタ なめんな コルァ」全国のヲタ(一部)から絶賛の嵐…かも…ねっ。
読んだ後、啓太が大好きな【ルリノたんアニメ】もっと詳しく内容が知りたくなります。
百瀬と啓太のイチャラブがどど~んと楽しめるし、美少女ヲタ話もクスッと微笑ましく楽しめるので、一石二鳥でした!
ルリノたんコス、スカートフワフワで切り替えギャザーのレース、すごくカワイイっす。
(俺は美少女戦士に変身するあれやこれやバージョンがある事を【ルリノたんアニメ】に勝手に希望中)←話が広がってしまう程に【ルリノたん】がとにかく気になりました~。そこかよっ。
【痛姫2】1作目よりもラブラブ度が増量だったので、萌×2評価です。
※求む『ミルキィ戦隊』情報・・・
前作より好き!
線にメリハリがなく単調に思える絵柄ですが(しかし上手い!そして好き!)前作では見られなかった仕草、表情にそれぞれが抱える感情が宿っていて十代の不安定・伸びやかさを感じました。
前作はチャラ男高校生だった百瀬が中退・上京、引きこもりだった啓太が後を追って外界に出るまでの大きな展開があった為に少々、強引。
勢いとして面白かったんですが感情に関しては少し成り行き任せになっている気がしていたんです。
でも今作は自分たちの抱えるコンプレックスに焦れるだけでなく相手への想いを軸に少しずつふたりで互いをを寄り添わせていく姿が描かれていました。
恋愛って相手のことを考えるものですが、つきつめていくと自分自身を知るキッカケになります。
対自分だと煮詰まっていても対相手で考えていくと別の視点で物事を捉えるせいか、ふいに先が見えたりします。
百瀬と啓太が互いに恋をしながら自分を見つめ直し成長する姿が新鮮でした。
そこへ彼らの当て馬として登場した成沢。
彼の気持ちにも共感できるので、ちょっと切なかった。
高校時代、自分の中だけで堂々巡りをしていた恋心を芽生えさせた百瀬という本来の行き場との再会。
自身を変えたくて頑張った自分の方が引きこもりだった啓太より百瀬にふさわしい、と考え方もアプローチも間違えてしまったけど、ぶつけずにはいられなかった気持ちは痛いほどわかります。
最後にメールで報告してきた成沢の強かさに見え隠れする『強がり』に彼の幸せを小さく願いました。
啓太の兄:優太の平和も(笑)
どんなカタチであろうと人と人が出逢って何かが生まれ、その先の自分を動かしていく。
啓太は自分に意地悪く接する成沢から目標に向かう意志の強さをキャッチして自分も頑張ろうとしたり、自分の友だちと仲良くする百瀬に嬉しくなりコミュ障を少しでも克服しようとする。
百瀬はそんな啓太の成長を頼もしく思いつつ、ちょっと不安になったり。
多少のスレ違いをまじえながらふたりして成長する姿がじっくり描かれていて展開は静かながらも前作より身近に感じる作品に仕上がっていました!
コス着衣プレイとかヲタイメージを外さない部分にもニヤリとさせられました。
ブッチさんの年上のお相手とか啓太兄と成沢とか、まだ続くのかな~?と楽しみ。
都会で同棲を初めて、純粋なオタキャラに陰りが出ていたらどうしよう・・・
とクソ余計な心配をしていましたが大丈夫でした!
全くブレる事なく最後の最後までピュアなオタクキャラを維持していたのでご安心を
www
攻様の時折見せるシュールな変態ぷりも健在です。
キャラ得の漫画ではありますが、内容もしっかりとありライバルや友人などもいい味を出してるのでキャラ設定に萌えられない人でも楽しめると思います
また読みづらさや、アクもなくストレスフリーで楽しめる一冊だと思います(。-ν-)
ヲタが可愛く見えるし、一見ちゃらそうな男が相手一筋で読んでる安心感が
あって妙に心地いい作品でしたね。
今回はオタク的な要素は薄目な気がしますが、引きこもりだった敬太が
百瀬との関係で確実に一歩ずつ前に進んでいるポジティブさも感じられるし、
百瀬を巡ってのライバル出現で更にそちらもオタクだけれど、見た目はリア充。
引きこもりゆえに対人関係においても人見知り傾向が強い敬太が百瀬の高校時代の
友人と知り合うが初対面からバトル気味。
オタ道も一本道ではないからぶつかるのも当たり前かと、
それにしてはやけに嫌われていると思ったら相手は百瀬狙いだった。
それでも意外に安心して読んでいられるのは、百瀬の軽そうに見えて敬太一筋の
安心感が透けて見えるからなんですよね。
今回多少の擦れ違いは感じるけれどそれも相手の事を1番に考えているからで
この二人いい関係になっているんだと続編ならではの感想を持てるのも良いです。
この続編で百瀬の見た目とは一味も二味も違う誠実さを感じましたね。