表題作月下恋問答

真選組・監察 山崎退
真選組・副長 土方十四郎

あらすじ

居酒屋にて、山崎の知り合いに会い、何も山崎の事を知らないと拗ねる副長。でもそれはお互い様で…。

作品情報

作品名
月下恋問答
著者
キサユキ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
smilenico〈サークル〉
ジャンル
銀魂
発売日
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

過去よりも、今、目の前にいるあなたが。

二人で呑んでいた居酒屋にて。
山崎の知り合いが声をかけてきて、
副長の知らない山崎がふと顔を覗かせます。
たこわさが好きで(私も大好き!!!)意外と酒飲み。
そんな大した事ではないのに、
副長は一人で先に帰ってしまうほど不機嫌に…。
そこを追いかけて、月明かりの誰もいない公園で問いただす山崎です。

山崎を何ひとつ知り得ていないというのに、
なぜ山崎はそんなに満足そうなのか。
副長の感情は腹立たしさから悲しいものに変わります。

それを言うなら、山崎にしてみれば自分の方がもっと歯がゆい。
「副長の過去とか局長たちとの絆とか
俺には一生超えられんでしょう」
ここ!!!山土のせつなさはまさにここなんです!!!!!
局長、副長、沖田の三人一緒の過去には
どう足搔いても入り込めない山崎。
それでも健気に副長を想い、手足となって働き、尽くしているのですから!
(たまにサボってミントンやっててもw)
それが例え自己満足でも、副長の為になっているなら、なんて
愛以外の何があるってんです?副長!!

表では人当たりのいい山崎ですけれども、
副長の前でだけはやっぱり特別。
「そもそも俺、誰にもこんな素直に自分の気持ち喋んないすよねぇ…!」
その言葉で機嫌を直し、ツンとしながらも
二人だけになれる場所へ促す副長なのでした。
“月にも見られないところで”。

ブランコに乗っているレアな副長も楽しめますが
色っぽい流し目とやりきれないような瞳がたまらんのです。
山崎はとにかく一途で一生懸命で可愛い……。
たまにブラックなところも!
山土は他のカプに比べて作家さんが少ないので悲しいのだけれども
むしろそれが良いんだとも思えてしまいます。
(…ええ、若干強がり…)

2

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