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30万アクセス! 人気WEB BL作家デビュー作!!
鬼と天国の原作者阿賀先生、話題のデビュー作です( ◜ω◝ )◌̥*⃝̣
この作品は主人公(受)が独特な雰囲気をもつ人物で、陰のある所とか、憂鬱そうで口下手な感じなのに、だからこそ周りは惹きつけられる様な魅力があるキャラだなぁと思います土砂降りような恋に落ちた拓海と飄々としていて明るい洸介。学校のクラスがおんなじだったら絶対違うグループになるだろうなと思う2人が、ひょんな事から夕方の喫茶店でたわいもない話をして、どんどん惹かれあって、独占したくなって、、という過程がとても良く描かれていて、ドギマギしながら読んでました。
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ラストは読者に委ねるような終わり方なのでそこだけ賛否あるっぽいですが、まあこの2人は成就するだろうなと思ってます( ˘ω˘ )
短い章ごとに詩や歌につけるようなタイトルがついていて、夜寝る前に一章ずつ読んでから眠るのを楽しみにしたいような、ゆっくり読み進めたいお話。でもせっかちなわたしは一気読みしてしまった。だって、ハマっちゃったんだものぉ。
ぱちさんの装画にも惹かれたので、高いけれど賭けで購入しました。挿絵はナシ。厚いのでなかなか積み本から手に取るのは億劫だったんですけど(汗)、出会えて良かったです。
美大生の拓海とガソリンスタンドでバイトする洸介の恋物語。ぼおっとした拓海と気の回る洸介の、若い恋の始まりと終わりがさらさらと、さりげなく描かれています。でもね、グイッとくるよ。恋愛中に陥りがちだけど自分たちに酔ってる感じもしないし、キザでもないし、読んでいてホントに心地良くって、清々しく感じました。それは多分、作家さまの文章のおかげ。
人を好きになるってどうしてこんなに切ないんだろう。好きな人が他の人を好きだったり。好きな人が自分のことを好きでいてくれていることさえも、幸せなはずなのに涙が零れてしまう…。
拓海と洸介のキャラも嫌味がなくて好感度高かったです。二人とも魅力的だったなぁ。絵描きとモデルの官能的な関係性が好きなのでそこにも萌えました。ただすぐ泣くシーンが多すぎるような気がして、ちょっと疲れちゃったかな。作家さまの年齢からして次世代BL感がヒシヒシと…。
BLセオリーに囚われずに、切ない恋物語として読んでみていただきたいです。もしかしたらそのうちBLでこのお話が読めて良かった…と思えるかもしれません。
『ファクトリー!』を読んでハマった作家さん。
難しい表現は少なく細かな描写で、ぱちさんの描く巻頭イラストの二人を映像化し思い浮かべなが読むことができました。
ファクトリーのような文章構成を期待してましたが、いつ攻視点や第三者視点になるのかワクワクしたのも虚しく最後まで受視点。
攻の想いが口語でしか読み取れないのが残念で仕方ない。それに、攻のメンヘラ彼女が痛過ぎる。タイトルを痛感しました。
受に想いを寄せる女性の気丈な振る舞いは好感もてた。最初は只のステータスに過ぎなかったはずなのに、恋してる受に恋した報われない所が切ない。
メイン二人に関して。メンヘラ彼女の存在で、何度か離れたり戻ったりを繰り返すので、
『あれが最後じゃなかったんかい!』と心の中でつっこみました。
そして、受が無神経にもメンヘラ彼女の病室に行った時の攻の行動に、どうも違和感が拭えない。
色々ツッコミどころ満載ですが、後半から号泣。二人で一緒に進む道はなかったのだろうか?
受の小学生の頃のいじめっこと攻が重なったが真相は?遠くに行くと言った攻の言葉と、受の留学先って。。。
途中までは結構都合の良い展開だったのに、消化不良な終わりで、読後しばらくは2人の未来について、
なぜ?なぜ?の疑問符が消えなかった。どうか幸せな続きを求めずにはいられません。
キュンとしたり、悲しくて胸が詰まる素敵なお話で萌×2だったのですが、ラストのガックリが思いの外大きいので萌。
どなたかの評価で春恋に似てるとの言葉があり「高いなあ」とは思いつつ
大好きな春恋に似てるなら、と購入したモノの…私には駄目でした…
確かに似てました。
一人が彼女持ち、一人が美大生、性格はキツイケド凄くいい娘が身近にいる、
最後は離ればなれ等々。
でもねぇ…
好きだけど一緒にいられない事情がある、は納得できます。
せめて数年後の二人がそれぞれ幸せを手に入れてる形で
終わらせてほしかったです。
春恋は数年後にお互いに相手(お互い本気ではなかったけど)が
いた状態だったので救われましたが…
お互い辛い思いのままだけど無理やり割り切っただけの形で終わったので
全然消化できませんでした。
最後さえ二人が幸せな形なら満点だったんですけどね…残念。
女の子の存在感がありすぎるせいなのか、BLではない小説を読んでいるような気持ちでした。(それが良いとか悪いとかではなく、最近はBLしか読まないので新鮮な読み心地でした。)
その女の子たちを、私は最後まで好きになれず、主人公が強引な女の子に言われるがまま会ったりしているところももどかしく、その点が残念でした。
主役二人は感じがよく、話もよかったので、二人がめでたく結ばれるBLらしい結末であれば、そのせいで作品の出来が今より悪くなったとしても私の評価は「萌×2」だったでしょう。
蛇足になるような続編を先生が書いて下さるとは思えませんので、自分で勝手に、何年か後には女の子と円満に別れて二人で一生幸せに生きて行ったに違いないと思うことにしました。
追記
評価を当初の「萌」から「中立」に落としました。
読み終えてから一ヶ月の間に、女の子たちの印象だけがますます強まってしまい、通しての再読をすることはない、と思うようになったためです。
男の子が良かっただけに、とても残念です。