叔父さんの白馬さんは、誰にも内緒の俺の恋人。しかしある日、叔父さんにお見合い話が持ち上がって――!?

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表題作ぼくのおじさん

山岸白馬 叔父・大手旅行社のコーディネーター
岸本優 甥・高校生

その他の収録作品

  • あとがき(森本あき)
  • あとがき(六芦かえで)

あらすじ

俺の叔父さんの白馬さんは、大手旅行会社のコーディネーター……。
そして、俺の恋人だ。
誰にも内緒だけどいちゃいちゃラブラブな日々を送っていた。
そんなある日、叔父さんにお見合い話が持ち上がって――!?

作品情報

作品名
ぼくのおじさん
著者
森本あき 
イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796405300
3

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

年の差20才・・・それほど感じず

叔父と甥の禁忌ものなのですが、禁忌感よりも甘さが作品からは感じられます。
二人が付き合うようになったああでもないこうでもないはそれ程ダラダラ描いて無く、
叔父と甥で年の差も20歳もあるのに、その年の差もあまり感じさせないのです。

旅行社のコーディネーターである白馬は甥の気持ちに長く応えないでいたけれど、
甥の優が自分に似た男と出会い系で探し出し付き合おうと画策していることに気がつき
結局自分の気持ちを大人だからと誤魔化すことも出来ずに優の思いに応える。

もっとも端から相愛みたいな感じなのですが、そこは叔父と甥、やはり叔父は悩む。
それでも甥っ子の求愛に観念して自分の気持ちを認めることになります。
この二人、読んでいてもドロドロした雰囲気が無くて、あっさり甘めです。
白馬に結婚話が持ち上がって、それを回避する為に元カノで現在親友の女性が
出てくるのですが、禁忌の関係を家族に知られないように画策するのですが、
その画策の方向がビックリするような展開で面白かったです。
切なさも感じられるのですが、禁忌ものにしては読み味爽やかなのです。
甥っ子がもっと大人になってこのふたりの関係がどうなるのか、
想像するのも楽しかったです。

3

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