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表題作恋はセックスのあとに

拓,32歳,送迎ドライバー
リョウ,21歳,デリヘルボーイ

同時収録作品羊の彼氏、狼のkiss

優介,欲情するとドSエロ魔神に変化する高校生
光,幼馴染で恋人の高校生,

その他の収録作品

  • 若頭とさびしがりのショコラティエ 番外編
  • あとがき

あらすじ

デリヘルボーイのリョウは、送迎ドライバーの拓にベタ惚れ♥だけど拓には「店の商品に手を出すつもりはねぇ」と突っぱねられてしまう。「だったら俺が手を出す」とリョウは拓に襲いかかるけど――!?表題作ほか 若頭×淫乱ショコラティエの「若頭とさびしがりのショコラティエ」番外篇&欲情するドSのエロ魔人に変身しちゃう優介×夢見る乙女の心を持つ純情ピュアな光の「羊の彼氏、狼のkiss」も収録!

作品情報

作品名
恋はセックスのあとに
著者
中込カスガ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403664212
3.9

(19)

(3)

萌々

(12)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
75
評価数
19
平均
3.9 / 5
神率
15.8%

レビュー投稿数5

健気ないい子なんですvv

デリヘルのリョウは送迎ドライバーの拓にべた惚れ。
だけど拓は本気にしてくれなくて…

この拓は過去には教師という立場の人間だったんだけど
生徒に濡れ衣きせられて辞めて行ったという過去が。
なのでガキは大嫌いなはずなのに…
気が付くとリョウにハマってるんですよね。
だけどその本性を見せるわけもなく胸にしまってる。

そしてデリヘルのリョウの方
この子が凄く健気で可愛いの。
この仕事をし始めた理由も、自分が遊ぶ金欲しさとかではなく
実家の工場が倒産寸前と知って…
だからこの仕事にちゃんと前向きに頑張ってる。

それまで知らなかったリョウの理由とやらを知り
今の世界から足を洗ってもらおうとするのですが
いかんせん言葉が足りない…
リョウの方も急に通帳だけ渡されて手切れ金のように思ってしまう。
だけどここでやっと自分の本心をリョウに伝えて両想いですよ。
店の方は恋愛禁止なので勿論クビ。
リョウの方も拓の貯金で残りの借金も返済しこの仕事ともお別れ。

その後は2人同棲で
拓は予備校の講師、リョウはバイトしつつ復学して勉学に励んでます。
甘々ラブラブは相変わらずですけど。


後は少しショコラティエのお話が。
みんなで奈音を使って妄想しまくりです。
可哀想な奈音…

最後は幼馴染のお話です。
恋人同士になっていろんな計画を立ててた光ですが
欲情するとドSなエロ魔人になってしまう優介に
ファーストキスより先にフェラされてしまった!!
普通の時とのギャップに笑えるバカップルでした。



1

ココナッツ

カイさま

まあ!年の差なのですね!素敵です!!
わたしも年の差(特に年上攻め)大好きです(*^o^*)
ぜひ購入したいと思いました。
やっぱりハッピーエンドで甘いのはたまらないですねー( ^ω^ )
ありがとうございました!

ココナッツ

カイさま、たびたび失礼いたします。
『仁義なき〜』の時にお世話になりましたココナッツです。

こちらの作品、ずっと購入を迷っています。
というのは、試し読みがないので絵柄やコマ割りなどが読めそうな感じかひじょうに迷うのです。
わたしはBLコミックは表紙詐欺(^_^;)に合うことがたびたびあってから、決まった方しかほとんど購入しなくなってしまいました。
でも、こちらは気になる!!
ハッピーエンドで心温まるような終わらせ方なのでしょうか?
よろしければ教えていただけますか?

セックスからはじまる恋と、人生のリスタート

タイトルと表紙で判断してはいけない、エロ押しのようで実はすごく純粋な愛が詰まった素敵な作品です☆
ドS×ビッチかと思いきやただの不器用さん×健気受で、お互いにベタ惚れなのですw


デリヘルボーイのリョウ(受)は送迎ドライバーの拓さん(攻)が好き。
セフレのような関係の二人。
毎話セックスしながら少しずつ互いのことを知り、愛を深めていきます。

攻受の視点が交代交代なので、
二人の相手への愛情は
常に読者にダダ漏れですv

リョウを愛しているのに口に出せない、拓さんの不器用さがドツボでした!
はじめのセックスで既にリョウに惚れてるのに、うまく伝わらないまま、リョウの健気さ・(アホ)可愛さ・明るさにどんどんメロメロになっていくのが堪りませんw

リョウはとにかく健気で可愛いです。
拓さんが教師を辞めた過去を知ったときのリアクションが素敵。
同情も慰めもなく、ただただ好きな人のことが知れて嬉しいとキラキラした顔。
人間不信気味だった拓さんは、こういうリョウのまっすぐな愛情にかなり癒され、救われたと思います。


ラストで拓さんが告白するシーンの萌えと感動はすさまじかったです!
髭のオッサンの赤面がこんなに破壊力あるものとは思いませんでしたw

共にワケありの二人が、互いに出会えたことで救われ、
一緒に新しい道を歩みはじめる。
小さなアパートでいちゃつく二人がすごく幸せそうで、思わずホロリときます。
描き下ろしの、指輪を用意した拓さんが可愛すぎて、プロポーズするところまで見届けたかった!
もっと続きが読みたい作品でした。
おまけペーパーに出てきた店長のスピンオフがあるなら、またこの二人にも会えるかなと期待しています。


初期読みきりや『若頭とさびしがりのショコラティエ』のショートマンガもついててお得感♪
ディルドと桜木をくわえ悶える奈音がエロかったです。

5

一途な思いに絆され始めれば恋になる

とっても良かったですね、デリヘルと元教師のデリヘル送迎運転手との大人ラブ。
既刊「若頭とさびしがりのショコラティエ」のスピンオフ作品でやはりエロは多め。
ワケアリでデリヘルで借金を返しているリョウが片思いしている相手は運転手の拓。
拓はノンケで店の商品に手を出さないとつれない態度だけど、
リョウは仕事先へ向かう車の中で拓に無理矢理手を出す襲い受けで始まるストーリー。

エロ発進のトップスピードのまま軽いノリのエロ展開かと思えば
デリヘルしてるけど心はピュアで拓への思いは本気で一途。
そんな熱い思いを向けられた拓が初めは元教師だから面倒見が良いから
懐かれて困ってるから次第にリョウに絆されて行きますがはっきり言葉も態度にも
出していないので、リョウは一喜一憂しながらも拓大好きオーラです。

大人の男が本気になっていく過程が可愛く見えるて無自覚で翻弄しているなんて
気がつきもしないリョウは自分だけが相手を好きだと思い込んでいるから
どっぷり片思いの切なさを振りまいています。
甘くて切なくて、エロくてでも胸キュン要素もあってなかなか素敵な作品で
前作よりもスキになりました。

4

読むほどにジワジワと

雑誌で連載を読んでいて、「好きだなー」と思っていました。
コミックスが出てはじめに読んだ時、「…ん?こんなんだっけ」と
肩透かしを喰らった気分に。
多分はじめは、1話を一ヶ月ごとに読んでいたので時間が少し空いて、
 「前回はこんな展開で終わって、今回はこんな感じか~」
と余韻があったのかもしれません。
まとめて読むと、1話ごとのページ数が少なくて展開も速く感じて、
物足りない感覚がありました。

けれど、その『物足りない』から「もう1回読もうかな」がポイントだったのかも。
繰り返し読むと、やっぱり面白かった!

表題作の他に、同時期に連載していたという【若頭とさびしがりのショコラティエ
番外編】と、中込さん曰く「超初期作品」である【羊の彼氏、狼のKISS】が
収録されています。
その中から、表題作を。


◆【恋はセックスのあとに】(16P、全9話)
デリヘルボーイの訳あり21歳男子・リョウと、ボーイのドライバーをしている
訳あり32歳男・拓のお話。
拓を好きなリョウは、お迎えに来てくれた彼に車内で口内奉仕を始めて――と
いうところからこの物語はスタートします。

ヒゲスキーな私にとって、拓さんは攻めとしてモロツボ♡
それでいて、最初の口調は優しくないでしょ?
なのにリョウに興奮して致しちゃうでしょ?
一回りも上のオッサンが、元々ゲイでもないのに年下男にメロメロになっていく
姿が何とも良かったです♪

ストーリーとしては有りがちかもしれないし、1話辺りのページ数が短いので
急展開に思える箇所もあるかもしれないけれど、逆に言うとよくあれを1回1回
短いページ数でまとめているな、と。
私は後者の意味でため息を漏らしました。
リョウは拓さんが好きだし、拓さんはリョウの魅力に興奮して致してしまって
いるので、それが大前提と考えると無理な展開ではないなと感じられました。
中込さんの言う『美味しいところだけを凝縮』という言葉がまさに当てはまる
なぁと思います♪

個人的に、好きな絵柄かと言われれば微妙なラインなんですが、メインの2人の
魅力がとても出ているし、設定とかが本当にツボで最高でした。
 リョウが実はパイパンだ、とか。
 拓さんがヒゲを剃ると超絶男前、とか。
 実は拓さん、高学歴のワイルドメンだった、とか(笑)
読めば読むほど知れる二人のキャラを、愛さずにはいられなくなるんです!

二人の気持ちがかよい、デリヘルをクビになり。
その後の二人もしあわせそうで本当に良かった!
拓さんが思う
「参ったな、やりたいことが多すぎる」
なんて言葉。
惚気にしか聞こえない悩みに、こちらまでホクホクしちゃいました♪

4

セックスの後の甘~い年の差ラブがお楽しみ♪

◆あらすじ◆

デリヘルボーイのリョウ(21歳・受け 表紙手前)は、店の送迎ドライバーの拓(32歳・攻め 表紙奥)にベタ惚れ。
店愛恋愛はご法度のはず。が、振っても振ってもめげずにアプローチしてくるリョウの一途さに、拓も次第にほだされて――
ワケありな二人の、笑いと涙の年の差ほのぼのラブストーリー。1話ごとに攻め視点と受け視点が交互に入れ替わる、珍しい形式です。
表題作のほか「羊の彼氏、狼のkiss」収録。

◆レビュー◆

表紙の、妖しげなムードの2人が気になって購入。
デリヘルボーイと店のスタッフという関係からして、店内恋愛ご法度というハードルを越えるまでのヤキモキがメインなのかな?と思ってたんですが、そこはわりとさらっと。
作品紹介には、リョウが拓に迫るも、「店の商品に手を出すつもりはねぇ」と突っぱねられてしまう…とあるんですが、このセリフが登場する次のページ(冒頭から4ページ目)ではもうHしてますからこの二人!!
展開はやっ!
まさにタイトル通り、「恋はセックスのあとに」という展開を遂げるストーリーではあるものの、最初から案外甘いムードが漂ってます。
どちらかというと、拓がリョウの一途なカワイさにほだされていく過程の、甘さのグラデーション(ほんのり→濃厚→ベタ甘!)を楽しむ作品という印象でした。

ストーリー自体はシンプルで、結構先が読めたりも…ただ、心理描写がこまやかで、さりげない部分にはっとさせられる描写があります。
拓がリョウに寄りかかって眠ってしまい、一人どぎまぎしてしまうリョウの「手汗がすごいよ」なんてつぶやきが、妙に生々しかったり、デリヘルの客に逃げられたエピソードにリョウの性格の素直さがうまく表現されてたり(そしてそこから拓との緊縛Hへと展開したりw)…大枠で魅せるというよりは、ディテールの拾い方が上手くて、読ませます。
とにかくリョウがいいコなのが伝わってくるので、拓がほだされていく流れにも説得力がありますね。

表紙絵から、拓にはアウトローでワイルドなキャラを期待したんですが、そこはちょっと期待はずれ。
むしろ、はじめの数ページからイメージした軽い二人と、その後見えてくる二人の意外なほどまっとうな素顔とのギャップが見どころだったようです。
これ、実は切なくてほのぼので、いいお話なんですよね。舞台がデリヘルだけに、逆に二人の純愛が際立つ…という、なかなかニクい作りです。

短髪・顎鬚・グラサンというワイルド系の拓と、細身でニュートラルな外見のリョウという、カプのバランスも好きですねえ。
個人的に受けがあまり中性的すぎるとちょっと興醒めするほうなんですが、リョウはぎりぎりその一歩手前という感じ。キュートで中性的ながら、甘くどすぎないのが好感度↑
ワケあり男の哀愁漂う拓の大きな背中がまた魅力的で…二人の体格差も萌え要素です。

絵・ストーリー・構成、オールラウンドにかなりソツなくまとまってる感じ。
いろんな意味でとてもバランスが良いので、ストレスなく読めて後口さわやかです。

3

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