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表題作愛してるならがんばろう

北沢弘彦
南野潮

あらすじ

潮は先輩の弘彦と交際中だ。初めてした弘彦とのえっちで痛い思いをして以来怖くなってしまった潮を気遣って、弘彦もキス以上の行為を求めてこない。弘彦に我慢させてると思った潮は、親友光一とえっちの勉強をすることに…。

作品情報

作品名
愛してるならがんばろう
著者
由比まき 
イラスト
極楽院櫻子 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784883025466
3

(1)

(0)

萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

主役カップルより周りがいい

主役二人より脇が目立っていました。

まずその1の主役食いは、
前半はなんにも知らない主役二人に、「これ見て勉強しな♪」と光一が渡した「そういう」ビデオを二人で見るとこが中心なのですが、
それのビデオの中身が本編じゃないのかというようなシーンの連続でした。
初めての「鑑賞会」にドキドキの2人を楽しむつもりがこちらは今一つだったので、
ビデオの内容にばかり目が行きました。

その2は、
光一と恋人さんです。
はじめからなんとなく予想できるぼかした表現で、途中で発覚するのでネタバレしちゃいますと、光一くんは学校の先生とお付き合い中なのです。
流石に大人だけあって露骨にえろく鬼畜く怖い攻さんで、主人公のお相手・弘彦よりもこっちの方がモロ好みでした。
「秘密の恋」のトキメキより苦しみ切なさの方が多くなってきた時期設定で、新鮮な主役カップルを羨ましくなったり、隠れた関係に胸を痛めたりする光一くんの描写もたまりません。

で、肝心の主役二人はどうだったのよと申しますと、残念ながら攻め様の「弘彦先輩」に全くときめきませんでした。びっくりするほど。

なんちゅうか、無口で真面目で「俺が守ってやる」系の立場の人が、バカだというのが嫌でした。(バカっていうか、ガキ?)
受け子の気持ちを考えずに被害者気取りで突っ走ったり。もう、読んでてイライラしちゃいました…。。
あと……いくら経験がなくてもBL小説の攻様(しかも先輩設定)としては、
子羊のような受の心も体も含めて「ほぐす」とか、気遣うとか、気持ちよくするとか、勉強するとか、そういうのを思い至らないって時点であれーーー?っていう……。

すみません、どこまでも攻が気に入らなかったんです。
そしてその分、とことん脇のカップルさんが萌えでした。

1

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