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表題作ストレートに好きと言って

少年野球チーム監督代理・井上貴臣
少年野球のコーチ・三田譲(高校生)

あらすじ

本当は野球が大好きなのに、とある事情で野球部を辞めてしまった譲は、偶然に知り合った少年野球チームの監督である貴臣に、チームのコーチを頼まれてしまう。「チビ」とか「かわいい」とか、いちいちコンプレックスを逆なでする貴臣に、内心ムカつきながらも好きな野球ができて嬉しい譲。たまにセクハラするけれど、子供たちにも監督として信頼され、自分にも的確なアドバイスをしてくれる貴臣に少しずつ惹かれていく譲だったが、初めてキスをされたその時、貴臣に野球を辞めた原因を聞かれて…。

作品情報

作品名
ストレートに好きと言って
著者
由比まき 
イラスト
起家一子 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652435
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

爽やか野球物

爽やか野球物で、読後感もよかったです。
攻めが少年野球チームの監督ということで、子供達を温かな目で見る懐の大きさも魅力的でした。
受けが他の男と先に経験があるのが苦手な方は、ご注意。

少年野球チーム監督代理・井上貴臣 包容大人攻め×少年野球のコーチ・三田譲(高校生)強気受け
ある理由で野球部をやめた譲の最近の楽しみは、自分がOBの少年野球チームをみること。
ヘタクソとぶつくさ言いながら見ていると、監督から少しだけノックを頼まれる。
久々の感触に楽しくて夢中でやっていたら、OBなんだし、コーチもやらないかと誘われて。

譲は野球の事に関すると熱くなっちゃう野球好きの普通の男の子です。
攻めはセクハラもしますが、相手の事を見ている包容力のあるタイプで、受けの元々の性格の良さや野球能力を伸ばします。
譲が野球をもっと好きになったきっかけが高臣にあったり、そんな小さい頃の譲に貴臣が惹かれていたり、微笑ましいエピソードでした。
野球を楽しいと思う事をメインに活動していて、勝ち負けはその後についてくるもの。
初めはそれがわからなくて、ぼろぼろに負ける子供達に怒鳴り散らしてしまう譲ですが、貴臣の背中を見て学びます。
いつものプレイが出来てなかったから、楽しくなかっただろ。その為に何が足りなかったのかと、自然な反省を促す。子供達一人一人の事をよく見ていて誉めながら、さりげなく今日のプレイのいけなかった所も指摘する。
熱いだけの無茶な監督ではないのが、見ていて気持ちよかったです。
譲の野球部をやめた理由が理由なだけに、もうちょっとしこりや禍根が残ると思っていたので、あっさり復帰して、この後が大丈夫なのかなと心配が少し残ります。
受けばかりが好き好き言っているので、攻めはいつ言うのかと思っていたので、最後に好き好き連呼があって安心しました。

エロ:★3 普通、騎乗位
総合:★4 文章の好みの問題で、ボリュームがあったらもっと嬉しかったです。

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