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ihr HertZ(イァ ハーツ) 2014年 9月号

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表題作ihr HertZ(イァ ハーツ) 2014年 9月号

その他の収録作品

  • 羽生山へび子「晴れときどき、わかば荘」
  • 宮城とおこ「爪と棘」
  • 山本小鉄子「マッドシンデレラ」
  • 木下けい子「キスも知らないくせに」
  • 絵津鼓「ラストフライデイ」
  • 市川こころ「国分主任は甘くない」
  • 山田ロック「運命のセンタク」
  • 井田さと子「サムシング・ハプニング」
  • 夏伐とげ「すやすやおふとん」
  • 英田サキ&高橋 悠「風が吹いたら」
  • 机多子「ぼくは僕のふりをする」
  • 佐倉しいね「好きの先のキミのこと」
  • CJ Michaleski「CJのブラブラぶらり」
  • 東野 裕「初恋〜恋に濡れる。〜」
  • ヨネダコウ「囀る鳥は羽ばたかない」
  • 湖水きよ「馬鹿で愚図は大嫌い」
  • 吉田ゆうこ「HEARTY」
  • アキハルノビタ「神様といっしょ。」
  • 関口かんこ「押忍! ハト☆マツ学園男子寮!」
  • 上田規代「いじわるなハニートラップ」

あらすじ

晴れときどき、わかば荘……羽生山へび子
爪と棘……宮城とおこ
マッドシンデレラ……山本小鉄子
キスも知らないくせに……木下けい子
ラストフライデイ……絵津鼓
国分主任は甘くない……市川こころ
運命のセンタク……山田ロック
サムシング・ハプニング……井田さと子
すやすやおふとん……夏伐とげ
風が吹いたら……英田サキ&高橋 悠
ぼくは僕のふりをする……机多子
好きの先のキミのこと……佐倉しいね
CJのブラブラぶらり……CJ Michaleski
リレーエッセイ……阿弥陀しずく
初恋〜恋に濡れる。〜……東野 裕
囀る鳥は羽ばたかない……ヨネダコウ
馬鹿で愚図は大嫌い……湖水きよ
HEARTY……吉田ゆうこ
神様といっしょ。……アキハルノビタ
押忍! ハト☆マツ学園男子寮!……関口かんこ
いじわるなハニートラップ……上田規代
だから理系が嫌いだ……厘てく
ワン・ポイント……大島かもめ
きみのかおがみたい……涼子
ラブラド・レッセンス……ymz
16才になりました……明治カナ子
玻璃の花……稲荷家房之介



☆表紙☆
宮城とおこ

作品情報

作品名
ihr HertZ(イァ ハーツ) 2014年 9月号
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

紙で買ったら指4本分の厚さ。

 電子書籍サイトebookjapanとRenta!で期間限定で配信されてました。電子はiHertZがあるからイァ ハーツが配信されるとは思ってませんでした。しかも紙と同じ早さ。

★木下けい子「キスも知らないくせに」第4話(32頁)
 メインの二人は同じ黒髪、同じ髪型、同じ制服の高校1年生。
これだと見分けがつけにくいんじゃないかというと、幼顔と大人顔+表情の違いで思ったより大丈夫。
 木下さんの作風や、普通の生い立ちの高校生が主人公になることがあまり無いことを踏まえると、ほのぼのした友情止まりでも楽しめそう・・・と気楽に読んでましたが、しっかりBLのLがありました。
話すだけで緊張するようになったり、他の人と一緒にいる姿を見て面白くないと感じるような心理面でのLですが、この意識しはじめる過程が良い。
 今回は、藤沢と綾瀬(大人顔)がお互いだけにわく特別な感情がどこからくるものなのかを理解しはじめて戸惑ってる様子にドキドキ。
無表情で淡々とした印象の綾瀬まで顔を真っ赤にしてる場面が可愛らしいかったです。

★宮城とおこ「爪と棘」第3話(40頁)
 シリアスでサスペンスっぽいお話です。
 主人公の七尾柊司は、地元で有名なスーパーを経営してる実家を離れ、塾のバイトで生計を立てながら一人暮らしをしています。
 ある日、腹違いの弟と名乗る高遠一臣が柊司の住むアパートを訪ねてきました。
愛人だった母の葬儀の日に父から七尾家の籍に入るか聞かれた一臣は、柊司に協力するよう脅迫します。なぜなら、母が死の間際に七尾(柊司の父)の実子ではないと打ち明けたからです。そして柊司は一臣に逆らえません。
 実は柊司には十年前に、父の愛人の息子・一臣に怪我をさせて置き去りにした過去が。柊司を縛り上げて脅迫のネタを「追加」した一臣は、その後たびたび柊司のアパートへ来ては泊まるようになります。
 一方、実家からの帰郷を促す電話には、頑なに拒否する柊司。(どうやら訳アリの様子)
 飴と鞭で他人を手玉にとり、乱暴に従わせようとする一臣にウンザリして罵るも、こうなったのは柊司のせいだと返されます。逆に追い詰められた柊司は「十年前の件は事故ではなくわざと突き落としたのだ」と言わされるはめに。
 しかしそれがきっかけとなり、過去を清算するためにも一臣と実家に行くことを決意するのでした。・・・次号、実家でどういう展開になるのか気になります。

★ヨネダコウ「囀る鳥は羽ばたかない」第13話(30頁)
 前半は百目鬼の大暴走、後半は暗殺未遂事件の答えのさわり。物語の2本の柱の両方に大きな動きがありました。
 矢代は一度映画館で百目鬼に拒否られてるので困惑してました。しかし松原組での百目鬼を思い出して、事件に責任を感じて「頭の手足となり、頭の望むこと」をするようになったと誤解してるように見えました。で、矢代はそれが気にくわない様子です。
そこまではまだよかった(?)んですが、直後に想定外の不意打ちで取り乱したような描写があり、トラウマが発動したんじゃないかとヒヤヒヤしました。邪魔がはいったことで何とかうやむやになりましたが。
 後半の「黒幕」は、予想してた人も多いと思います。組織図では矢代が邪魔になりそうな位置なのに、相関図だとさほど印象が悪くない(薄い)人。
 あと今回は登場人物が多めでした。いないのは数人くらいかな?

――以下の作品もちょこっとだけ感想。
★山本小鉄子「マッドシンデレラ」第24話(24頁)
 なぜジャリルが朔一をライバル視するのかが謎ですが、朔一をやりこめるのに良太を利用する気配が。これに朔一兄の部下になった新管理人・倉田良司も絡んできたらややこしくなりそう。挨拶に来ただけで早速ケンカのきっかけになってるし、素質は十分。

★絵津鼓「ラストフライデイ」第2話(26頁)
 コマを埋めてるだけかもしれないけど、欣也はじっと見してるシーンが多い。周囲を察して動くタイプなのかも。
 主人公の拓海はちっこいなーと思ってましたが欣也の友人達と見比べると更に幼く見えます。お友達の方が大人っぽかった。

★厘てく「だから理系が嫌いだ」第3話(24頁)
 考え方の優先順位が異なる二人の予備校講師のお話です。
理系と文系でくくるとイメージしにくいですが、
  論理・理性<情緒・感性、篠田千歳(←主人公)
  論理・理性>情緒・感性、中津
と考えるとちょっとはしっくりくるかも知れない。今のところBLのLは読み取れませんけど、そのうちでて・・・くる?

★羽生山へび子「晴れときどき、わかば荘 前編」(22頁、巻頭カラー)
 女装ママ・わかばの若かった頃の話。外ではリーマン、家では女装家、そして彼女がいたっぽい。(誕生日忘れたのに怒って、階段から突き落とすような子ですが)
それよりも、若い頃の話に意識がとぶ直前、わかばママが胸を押さえて倒れたのが心配。

[次回予告]
 お久しぶりなのは鹿乃しうこさんとSHOOWAさん。鹿乃さんは表紙&カラーで登場。
 夏水りつさんもカラーの予定。前回は修羅場クル?なシリアスな場面で終了したので続きが気になってました。(「アーモンドを7粒」第1巻は9月30日に発売予定です)

2

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