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食われそうな生活〜肉食義兄と乱れる弟〜

kuwaresouna seikatsu

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表題作食われそうな生活〜肉食義兄と乱れる弟〜

東 景虎(義兄・会社員・双子の弟を育てている)
周(義弟・高校生)

あらすじ

「清純そうな顔してとんだ淫乱だな。あの年上の男とさっきまでヤッてたんなら俺のもすぐ挿入るだろ?」父親を知らずに育ち、寂しさを優しい年上の男・拓巳とセックスすることで満たしている高校生の周。ある日、女手ひとつで育ててくれた母の再婚によって、無双子の幼稚園児・大駕&虎太郎、更にサラリーマンの景虎と、突然3人もの兄弟が出来た上、兄弟4人だけの同居生活をすることに。懐いてくる双子と違い、景虎からは冷たくあたられるが、時折見せる優しさに戸惑いつつも惹かれていく。けれど、「自分の居場所」を失いたくないと、拓巳とのセックスをやめることも出来ない。そんなある日、拓巳とキスしているところを景虎に見られてしまい…?!

食われそうな生活〜肉食義兄と乱れる弟〜 76ページ

作品情報

作品名
食われそうな生活〜肉食義兄と乱れる弟〜
著者
楠田らら 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋水社
電子発売日
2

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萌々

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中立

(1)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

誰からも恋心を感じ取れない不可思議さ

うーむ…。
読み終わってからもしばらく考えているのですが、どうしてだろう。
登場人物の誰からも胸きゅんをいただけなかったのは…。

ストーリー的にはよくある設定です。
親の再婚で義兄弟と一緒に暮らすようになる、という。
ただそこに付随するいろいろが悲しすぎて、胸きゅんに至らなかったのかもしれません。
たいていこういうストーリーのときは、主人公(母子家庭)がオカン体質だったり、母との慎ましいけれど楽しかった生活の思い出が散りばめられて、主人公の好感度が上がるような何かがあるのですが、この作品にはありませんでした。
父がいない寂しさ、愛人としての母の辛さのみ。
そんな母がついに伴侶を得てしあわせを願う主人公ですが、義兄弟との絡みや義兄による父親の回想からするとしあわせになれそうな要素がない…。
主人公も不幸、義兄も不幸、不幸の二乗で不幸しか見えてきません。

さらに主人公の恋人の素性が中盤まで全く分かりません。
リーマンっぽいので母親の仕事絡みの人かと思いきやそうじゃなく、元家庭教師って言っても主人公は現在高校3年生らしく、学生時代に主人公の家庭教師をやっていたというリーマンはすでに「かわいい年齢を超えた子供がいる」ことから、一体主人公が何才のときの家庭教師!?という疑問が生じてしまいました。

予想通りのCP成立になるものの、どちらからも恋心は感じ取れず。
主人公の存在を面倒としか思っていなかったはずの義兄が絆される過程もすごく弱いと言うより「あったかな?」というレベルだし、主人公が義兄に惹かれる描写も「…あったかな?」という感じで、さっぱりとした作画と相まってさっぱりと読み終えてしまいました。
わりと多めに出てくるえろすシーンもまったく色っぽさがないので、一貫して「ん?」という気持ちのまま終わります。

ふたごの弟の可愛さも伝わりきらず、もったいないなあという気がしました。

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