オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.38

canna

オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.38
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥950(税抜)  ¥1,026(税込)
ISBN
9784829638385

あらすじ

表紙:琥狗ハヤテ
巻頭カラー:小嶋ララ子

小嶋ララ子『嘘もまことも布団のなか』
絵津鼓『SUPER NATURAL』
朝田ねむい『Loved Circus』
くも『叶結び』
吉田ゆうこ『プレイバック another part』
厘てく『マンネリしてますか?』
博士『猫と不良とボクサーと』
会川フゥ『再来年デートしましょうね』
琥狗ハヤテ『メルヘン』
文乃ゆき『花の咲くまで』
原作:犬時 漫画:笑平『美食家の非日常』
ミナヅキアキラ『かみなりなるかな』
黒沢要『ユレカ』
海野サチ『ふつつかものですが。』
六路黒『初恋の影』
文善やよひ『鴆-ジェン-』
雪路凹子『1一』
元ハルヒラ『虎穴ダイニング』

【プチ企画:受粉】
芽玖いろは『愛人』
青井秋『浸食』
文善やよひ『いちばんりっぱな花になる』
小指『交配』
ハジ『坊主と蜘蛛』

表題作オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.38

その他の収録作品

  • 小嶋ララ子「嘘もまことも布団のなか」
  • 絵津鼓「SUPER NATURAL」
  • 朝田ねむい「Loved Circus」
  • くも「叶結び」
  • 吉田ゆうこ「プレイバック another part」
  • 厘てく「マンネリしてますか?」
  • 博士「猫と不良とボクサーと」
  • 会川フゥ「再来年デートしましょうね」
  • 琥狗ハヤテ「メルヘン」
  • 芽玖いろは「愛人」/ 青井秋「浸食」
  • 文善やよひ「いちばんりっぱな花になる」/ 小指「交配」/ ハジ「坊主と蜘蛛」
  • 稲荷家房之介「エリンギ博士の奇妙な栽培」/ 文乃ゆき「花の咲くまで」
  • 原作:犬時 漫画:笑平「美食家の非日常」
  • ミナヅキアキラ「かみなりなるかな」後編
  • 黒沢要「ユレカ」
  • 海野サチ「ふつつかものですが。」
  • 六路黒「初恋の影」
  • 文善やよひ「鴆-ジェン-」
  • 雪路凹子「1一」
  • 元ハルヒラ「虎穴ダイニング」

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レビュー投稿数1

和洋中、現実と幻想と境界

 今号で特に注目したのは、琥狗ハヤテさん、文善やよひさんの空想物。会川フゥさん、厘てくさん、絵津鼓さんの現代物など。

★会川フゥ「再来年デートしましょうね」第1話(32頁)
 「虎次さんのことが好きなんですが」のスピンオフ。
店長の辰兄とアシスタントの兎三(うみ)のお話で連載開始です。
 第1話は、店のスタッフと一緒に店長のアルバムを眺めるところから、兎三の回想シーンが始まります。
 昔の兎三は暗く無気力で、日々を退屈に過ごしてるだけの学生でした。
現在の明るく人懐こい兎三とはまるで別人。そんな彼が、今のように変わるきっかけが何だったのか。辰一との出会いの経緯などが描かれてました。

★琥狗ハヤテ「メルヘン」第1話(26頁)
 本誌の表紙の作品です。新連載です。
この表紙が作品のイメージそのままの感じで、二人の性格と関係も表してるみたい。話の中でもほぼ同じ構図の二人が見られます。
ウサギの耳と角がある男がサキム、金髪の青年はギィと呼ばれていました。
 欧州の寓話を取り入れた、陰鬱で薄暗い世界観。今回は「赤ずきん」に因んだお話になっていました。
 サキムはギ続きィの役に立つと御褒美がもらえるシステムらしいです。今回はちょっぴりしか貰えてないと文句いってましたが。
敵や獲物を蹴散らすアクションもあり、メルヘンといっても言葉の持つステレオイメージとは差があるかもしれません。

★文善やよひ「鴆-ジェン-」第1話(32頁)
 古代中国の文献に登場する毒鳥をモチーフにしてあります。
なので、物語の舞台も中国風のとある国となってます。
 鴆飼(ジェンウー)から武官に転身し将軍に昇りつめた弟・フェイ。
兄のランも鴆飼でした。手塩にかけて育てた鴆に殺されました。
そして、フェイの兄を殺めた鴆のツァイホン。人間の顔と体に毒々しい羽をまとった美しい妖鳥です。
 フェイの目の前にいるのは兄の仇。しかしこの妖鳥は、上官の太尉に譲ることが既に決まっていました。
仇を討てない情けなさと憎悪が絡み合い、フェイがツァイホンをねじ伏せるシーンが色っぽかったです。

―― このほか「受粉」企画ショートが、現代物からファンタジーまで複数。
屈折した執着や、嫉妬や不信、身勝手ないやらしさなど多様でした。
 そして、以下の作品もちょこっとだけ。

★絵津鼓「SUPER NATURAL」第1話(32頁)
 冒頭から意味深なモノローグ。
美容学生の暢(ノブル)には、自然に振舞おうとしても出来なくなった友人が一人います。いつからか、彼にだけ不自然な態度をとってしまう。
仲の良い友人として、意識せずに傍にいられた頃に戻れたらと、早くこの気持ちを諦めようとするのですが・・・。
密かな想いと同時に覚えた罪悪感が、作者らしい緩やかな作風で描かれてる感じがしました。

★くも「叶結び」第2話(21頁)
 まんまと転がり込んだ浪人は、商人の屋敷で身なりを整え食事にもありつけた。みな月と名乗り、商人の話し相手をするのも満更でもないが、情がうつる前に姿を消すつもりでいた。しかし、何事も思い通りにとはいかず…。
 人を騙して食い物や寝床を手にしても良い気持ちはしない。そう後悔する浪人は、存外悪いやつでもなさそう。
お人好しな商人とのやりとりに心が落ち着きます。

★厘てく「マンネリしてますか?」読み切り(26頁)
 倦怠期のカップルのお話。ヤマ場らしい盛り上がりはありません。マンネリを改善する努力と、幸せの再発見の繰り返しです。それが良いんです。
時間の経過で置き忘れたかつてのトキメキを、ひとつひとつ拾い上げようとする姿がステキでした。

 今号は現代物とかけ離れた世界観の作品に目を惹かれました。
国や民族や王朝を曖昧にさせつつ、舞台設定をしっかり定めてたのが良かったのかなと思います。

[次回予告] 予定してる執筆陣は、会川フゥ、朝田ねむい、原作:犬時 漫画:笑平、海野サチ、海行リリ、絵津鼓、カサイウカ、カシオ、琥狗ハヤテ、くも、中井アオ、博士、ハジ、文乃ゆき、三田 織、宮本佳野、山田酉子、吉田ゆうこ、六路黒。(敬称略)

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