threesome スリーサム

threesome

threesome スリーサム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神52
  • 萌×227
  • 萌9
  • 中立9
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
15
得点
404
評価数
100
平均
4.2 / 5
神率
52%
著者
榎田尤利 

作家さんの新作発表
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イラスト
円陣闇丸 
媒体
BL小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
価格
¥1,400(税抜)  ¥1,512(税込)
ISBN
9784799724989

あらすじ

組長の良典は女の子と自分大好きな男だが、ニヒルな弁護士の財津とマッチョな組の下っ端の菊池に何故か尻を狙われ続けている。適度に2人に体を与えながら、3人の関係は続いていたが……!?

大人気エロティック短篇集「erotica」内の続編がついに登場!
四六判

表題作threesome スリーサム

財津誠,顧問弁護士
辻良典,辻堂組 組長,31歳

同時収録作品threesomeスリーサム

菊池拓也,辻の舎弟,財津の甥,20歳
辻良典,辻堂組 組長,31歳

その他の収録作品

  • afterword

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レビュー投稿数15

くれぐれも挿絵を先に見ちゃならねいよ…。

発売を知った時からとても楽しみにしていました。
―が、到着してわくわくしつつ取り出して、美しい装丁と表紙をためすすがめつ眺めていましたら手が滑ってあるページが偶然開いてしまい、それがまた少々核心に触れる様なカットだったため読む前から何事かを察せざるを得なくなり、ややテンション下がりつつ読了いたしました……。あのページでなければまだ違ったと思うのですが、円陣さんのひときわ冴え渡る素晴らしい筆のおかげでそのカットから放たれる雰囲気の方向性を推察してしまい、もう読み始めからある種の予備知識がついてしまって。ああ、本当に失敗しました。知らないままで読みたかったです。未読で興味おありの方は、くれぐれも何かの拍子で先に挿絵をご覧になってしまわない様にお気をつけくださいませ。

―と、注意喚起&嘆きはこの辺にして、お話自体は面白く読みました。相変わらずの榎田さんの鮮やかな筆さばきが心地良く、軽快な文章や気の利いた表現に取り込まれ、大変楽しく読み進められます。全体のストーリーや事件自体は殊更に奇をてらったものでなく正統的で、実際の社会問題がうまく反映されているのでリアリティもありました。また、ごく一般的な3P作品で展開される様な交わり合いとちょっと違う、かなりしっかりした決まりや確立された力関係に基づいた3人の関係(まるで狼やライオン等、序列の厳しい野生の生き物の世界の様な感じです)、というのは自分はこれまであまり読んだことがありませんでしたので、非常に新鮮な気持ちでした。色々感想はあるのですが、もっとこの3人のお話を読みたい、それが一番かな。それと、これはぜひぜひドラマCDで聴いてみたいなぁ~。真剣にリクエストしてみようかと思うほど、音で聴いたら更に楽しさ倍増しそうなお話です。

―という風に、辻という人の内面や3人の関係性、それがどんなバランスの上に成り立っているのか等々、色々注目して読みましたし、彼ら3人での色っぽいシーンも堪能させて頂いたのですが、自分としてはこの本の最大の印象はもっと別の所に根付きました。そうです、櫛田とレンです。作者の意図にまんまと乗せられた様で幾分癪に障らないでもないのですが(苦笑)、幸せな鍋のシーンで泣いたのは私ですよ、ええ。ああ、もう何でこんなあからさまな泣かせ所に引っかかってるんだろうと自分でも判っちゃいるのですが、辻、櫛田、レン、3人それぞれの気持ちを考えながらそのシーンを読んでいると、この幸せが実現しなかったやるせなさや人生のままならなさを感じたり、自分自身も過去のよしなしごとを思い出したりしてしまって。極め付けにあの歌の一節ですよ……。辻の涙が移っちゃいますよ。こんなにありふれた、よくありそうな場面・状況設定でここまで仕立て上げる榎田さんの筆に完敗&乾杯です。

10

rhodorite

白桃さま、こんにちは、はじめまして。
コメントをくださりありがとうございました(^^*
こんなしょーもない長文をお読みになって下さったことも、
ありがとうございます。とても光栄で、嬉しいです。

そう、そうなんです……手紙のとこです……。
やっぱりあれはそのものズバリな絵でしたよね、
とても穏やかなのにただならぬものを秘めていて、雄弁で。
円陣さんの素晴らしい技量を改めて感じますと共に、
私も白桃さまと同じくこの本の中で一番心にしみました。
手紙そのものも、こんなありふれた手で泣かされるとは……とか、
アルジャーノンかい、とかツッコミを入れつつも、
どうにもやりきれなくて悲しくて。
歌詞、本当にあの場面において途轍もない存在感でしたね。
あんなに短い一節なのに、私も深く考えさせられました。

>エロスも充分堪能できたけど、やっぱり榎田先生はそれだけじゃ終わらせないですね~。

私も白桃さまのこのお言葉に全く同感です!
まさに先生の面目躍如といった感じの一冊でしたよね。
3Pのインパクトを置いておいても、心に残るお話になりました。

裏表紙の、最初見た時は何なのか解らなかったのですが、
あれがそうだったんですね~。円陣さんの細やかさに感心しました(^^*
私は辻の足を伝うものにばかり気を取られる(/ω\)始末でして……(笑)

楽しくお話出来て嬉しいです、ありがとうございました(_ _*

白桃

rhodoriteさま、はじめまして。
私も鍋と手紙のところにはまんまと泣かされました。
あの歌詞もこんなにじっくりと受け止めたことはなかったです。
うっかり見てしまったというのは手紙のところでしょうか。
もしそこでしたら、私の一番好きなカットです。
どーんと見開きのイラストよりも焼き付いてます。
エロスも充分堪能できたけど、やっぱり榎田先生はそれだけじゃ終わらせないですね~。
でも帯取った裏表紙の辻の足元にはニヤけてしまいます(#^^#)

涙に絆される

電子版が出版されたので、ちょっと高かったけど入手!
だってヤクザ。されどヤクザ。そして、そして組長受けです。
この贅沢さ。
この設定を考えただけでウキウキしてしまう。
だって利害的に弁護士先生はわかる。でも、舎弟にヤラレ・・って!そこが楽しみで読み進めていったんですが、内容は軽いように見えて、実はシリアス。
始めの本家での問いつめのシーンはどう収拾をつけるのか自分なりに想像してたんですが、全く予想と違っていて、面白かったです。
作中、オレオレ詐欺の仕組みをわかりやすく解説しつつ(いや、これマジでこういう仕組みなんじゃないかな、と思う。これじゃお年寄り騙されちゃうよ・・と心配になりました)、少ないキャラクターの中での疑惑には、内心、噓でしょ・・そこは噓でしょ・・と祈るばかり。
衝撃の結末と、何気なく呼び慣れた名前を呼んでしまう辻に、胸が締め付けられます。
艶かしいエロスも勿論、文句無しにいいんですが、冒頭の書き出しや、辻の胸中、淡々とした暴力の書き方に、魅力があります。
さすがは、引き出しが多い作家様だけあって、後を引く結末でした。
円陣闇丸先生の絵も表紙ともども素敵で、溜め息が漏れます。
安定の読み応え、美しく愛しいヤクザBLを読めてしあわせでしたv

5

カバー下のイラストもいいです

表紙に目を奪われたのが購入のきっかけでした。
前作の短編集と今回のタイトルのthreesomeから、内容的にそちら重視かと思いきや予想外に個人的にはいい意味で裏切られました。
こんなに読まされるとは!
途中、うるっとしてしまい、この本でこんな気持ちになるとは!と。
辻が言う本当に悪い夢はいい夢って言うシーンのところが本当に好きで(´;ω;`)ブワッ
なんだかんだと女王様な辻はいいですね。
これはさらに続編が読みたいと思ったのですが、ありえるのでしょうか。
今回のように担当さまの熱烈なプッシュがもとで実現したわけだし、あると嬉しいかも。
榎田さんの本はたぶん初読みではないかと思うのですが、他の本も読んでみたくなりました。

4

孤独の中で生きてきた男たち

組長(辻)と弁護士(財津)と舎弟で財津の甥(菊池)の3人だけの秘密の関係。
決められたルールの中で乱れる3人がエロかっこいいです。(紳士的で大人な3Pって感じでしょうか)

しかも主導権を握っている財津もお馬鹿な菊池も辻のことを大事に大事に扱っていて愛情たっぷり。
二人が「いかに辻を楽しませるか」を裏で相談している姿を想像するとにやけてきます。
本当に最高の3人です。

個人的にはお馬鹿で真直ぐな菊池が可愛くて癒されました。
リンゴでウサギは作れてもタヌキは難しいよね~(^^)

事件の方も面白かったです。
レン君は切なかったけど、孤独の中で生きてきた辻の素の顔がみれた気がしました。
そして絵もすごく綺麗でしびれました!

3

3人の生き様

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

短編集「erotica」の中にあった1つのストーリーの
続編となっています。

組長さんと弁護士さんと部下。
この3人がメインのお話です。

組長さんが2人に愛されまくります。
外で見せる顔と別人のようになっちゃいます。
これがかわいいw

でもストーリーはいつもの榎田さんの展開で
しっかり読ませてくれます。
極道さんなお話なので、怪我や裏切りなんかが出てきますね。
そういう硬派なお話の中、弁護士先生と部下の
組長へのあふれる(甘やかしの)愛が出て来て
癒され&笑わせてくれますw

甘辛とでもいいますか両方のテイストで楽しめました^^

1

three someに抵抗がある人もぜひ

three someものってなんかただの遊びとか誰かが嫌な思いをしそうで特に趣味じゃないんですが、この作品に出てくる3人のthree someには愛や尊重があり、読んでいて全く嫌な気分になりませんでした。

1

安心の榎田クオリティ

お久しぶりの榎田先生のBL新刊!
『erotica』ではこの3人のお話がいちばん好きだったのでほんとに楽しみにしてました。
しかし一瞬値段を見てなんかの間違いかとおもった…

円陣闇丸先生の挿絵もすごい久しぶりな気がします。大好きな絵師さんなので、この表紙を見た瞬間、ふおおぉぉっこの女王ヤクザがインテリメガネとワンコにあんなことやこんなことされまくるんや!と鼻息荒くなりました。前作の扉絵から絵がかなり洗練された感じに!

内容は、ネタバレするのもされるのも大好きな自分が見ても、絶対ネタバレしないほうがおもしろいと思うので、あえて話の内容バレは我慢します。

登場人物は組長•辻、組の顧問弁護士•財津、組の下っ端•菊池。
前作は、会長の娘に手を出した辻が、それをネタに財津に脅され、財津が菊池とグルで、最終的には3P。という感じ。

今作品は、辻の人となりなどを深く掘り下げて書いてあって、強くて怖いもの無しの辻の過去がわかったり、脆い部分も見えたり、でも最後はやっぱり女王様だなーと思わせる感じでした。
切れ者財津とバカ犬菊池は心底辻を愛してるのですが、辻から同等の気持ちが返ってくることはなく、あくまで辻は自分大好き、俺が気持ちいいのが一番大事というスタンスなので、それがある意味この3人のバランスを保っているのかもしれませんね。
今回いろんな事件が起こり、それにより普段強い辻の人間性が見えてきて、読んでるこっちをちょっと切なくさせます。その辻を理解しつつ、愛し、快楽を与える財津と、常に全力で一生懸命な菊池は、刺激も与えてくれる反面、辻の安定剤みたいな存在でもあるのでしょうか。

エロスをテーマにした前作の続きなので、ガッツリ3P楽しめます。ローター、コックリング登場しますし、目隠しプレイ、辻に顔射、菊池が巨根、とムフフなポイントがたくさんあります。快楽に溺れながらも一貫して女王気質を崩さない辻がサイコーでした。

そして円陣先生の美麗なイラストが眼福です。2ページぶち抜きの挿絵ってめずらしいというより初めて見たかも…?エロふつくしすぎました…

安定の榎田作品でした。またBLもちょこちょこ出して欲しいです。

10

裏社会で生きる、味わい深い男たち

『erotica』は未読です。読んでいたほうが理解度は高まるかなとは思うのですが、これ単品でも問題なく読めました。

面白かった!
さすが榎田さんというべきか、ストーリーの組み立て方が非常にお上手。極道の世界が舞台なので暴力的なシーンの描写も多いのですが、キャラたちの性格ゆえか時にコミカルに進んでいくストーリーで読みやすかった。

頭脳明晰でクールな印象ながらも、辻にどっぷり惚れて執着心丸出しの弁護士の財津。
辻のことが大好きで、まわにわんこの鑑の舎弟の菊池。
そして快楽至上主義者のやくざの組長・辻。
物騒な言葉が時々出ながらも、それでも人情あふれるやり取りがそこここで見受けられるので安心して読めます。

そして、事件の真相も。
ところどころ出てくる伏線を回収しながらのストーリー展開にはグッと引き込まれました。
ただ犯人があの人だったのはちょっと残念だったなあ…。とても好きなキャラだったので。意外性がある、という点では面白かったけれど、どうか安らかな最期を迎えてほしいと願ってやみません。

どんな男(女もか…?)をも魅了する辻の色気にはKOされました。
そして円陣さんの挿絵も最高に素敵でした。イメージにぴったりで、萌え度は確実に上がりました。

5

読み返すものに何を求めるか

購入から半年経ってのレビューです。一日で読んでしまった気がするのですが、読了後の評価は萌×2。今読み返すと中立かなと思います。

暴力の世界で生きる、受けの辻が世界をどう俯瞰しているのか。俯瞰しているようで地べたを這い回っている面も描かれていて読み入ったことは記憶しています。

ちるちるの情報では標準的なエロ度だそうですが、私にとってはエロエロでした。タイトルである【threesome(スリーサム)】は「3人組、3つからなる、3重の、転じて、3人で行う性交、3P」の意味を持つそうです。前編となる短編もエロをテーマとした「erotica」内に収録されており、今作もエロと3Pの、嗜好の先端を研ぎ澄ましたかのような物語でした。(ちなみに前編は未読です)

私自身エロと3Pは苦手とする領域でした。しかし榎田先生×円陣先生でヤクザものとなると、目の前のぎらついたハードルにも興味が湧いてしまいます。結果として、自分の好みや選書について考え直すきっかけになったのですが。

重くシリアスな展開、カバー裏までもが美しい挿絵、そちらは満足できました。しかし、再読の兆しがなさそうなので今の評価は中立です。3人の関係性に入り込めなかったのが大きな理由かと思います。

3

榎田さんの3P

短編集『erotica』の中で一番萌えた大人のエロス、期待通り一冊に書き下ろされて嬉しかった本です♪
気風の良い強くて快楽主義で女王様気質な男前組長が、クールな策略家のエロい弁護士と、一途でおバカワンコのでかチン部下に愛されてるお話。(笑)

タイトル通りの3Pですから、Hも一捻りあって中々ですが、
ただのやおいに留まらず、人情も絡めた事件の展開に人物描写と台詞回しの良さが面白く読み応えある話になってるのは、流石、榎田節です。
辻は、男前率が高い榎田さんの受けキャラの中でも、快楽に積極的な許容の広さがトップクラスですね。『交渉人』の芽吹と兵頭を併せた様なキャラに『ラブトラ』核の要素を加えた感じ…?
彼が相手の2人をもう少し愛する時が来るまで見てみたいですね。
そして円陣さんのイラストが本当に素晴らしい!
でも、先にイラストを見ちゃうと展開が読めるモノがあるので要注意。

作家買いしている榎田さんの話は、多くが神評価ですが、
今作は短編からの発展系なので、まだもう一歩ノリが軽い読み物感があるなと思って★4つです。
この本編で組長・辻の人となりは、かなり見えてきましたが、相手側の黒エロ弁護士(爆)はまだまだ謎の男なので、是非、続編をもっと書いていただきたいです。

2

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