erotica

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  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神69
  • 萌×225
  • 萌10
  • 中立7
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
28
得点
482
評価数
113
平均
4.3 / 5
神率
61.1%
著者
榎田尤利 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL小説
出版社
リブレ
レーベル
発売日
価格
¥1,400(税抜)  ¥1,512(税込)
ISBN
9784799711705

あらすじ

弱みを握られ、脅され、ふたりがかりで辱められ――
支配するものがその立場を奪われ、悦楽に跪くとき…。
『10×3』をはじめ、書き下ろし含む全6編、密室、玩具、極道など、榎田尤利がこだわりぬいた極上のエロティック短編集。

illustration 今 市子、えすとえむ、円陣闇丸、鬼嶋兵伍、腰乃、中村明日美子

(出版社より)

表題作erotica

それぞれのキャラで
それぞれのキャラで

同時収録作品痛い靴

久我・営業部GM
日高芳紀・営業部・28歳

同時収録作品ストロベリー

館野・機械製造業会社会社員・
篠田・グラフィックデザイナー・

同時収録作品10×3

財津誠・弁護士・40代/菊池・舎弟・19歳
辻良典・小さな組の頭・30代

同時収録作品カルメン

桐生舜二・会社員・25歳
千歳仁志・会社員・27歳

同時収録作品クリスタル

狩野篤樹・取締役・27歳
芳原真人・秘書・30歳

同時収録作品書生の戀

その他の収録作品

  • afterword

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数28

どれも性癖に突き刺さる良作

どの短編も面白かった!

まず、1つ目の短編
『痛い靴』

攻め、初めからチラチラ垣間見える執着がなかなかクセになる……
はじめから受けを落としに来てるのが伺えます

引き抜き、孤立、ストレスからの罠に嵌めて落とすまで

もう、最初から逃げようがなかったんでしょうね受け不憫……!

でも、こちらなかなかどうして攻めと対等な変態に育ちそう……そう思わせるラストで面白かったです!


2つ目の短編
『ストロベリー』

こちらリバでした
苦手な方もいるかもです

が、何というか攻めが受けにイタされた後、絆されちゃう懐の深さは気持ちいいくらい男っぷり上がりました!

何で受けがそんな暴挙に出たか、理由はまあ勘違いなんですけどどう勘違いしたのか読んでてすぐわかります

なので安心して読めるかな、ラブで終わるんだろうなって


3つ目の短編
『10×3』

このタイトルだけ意味がわからなかった……まあいっか……

続編も出ているようで読むのがとても楽しみです
攻め1の敬語が地味にクるし攻め2のがっつきっぷりも悶える
何より受けが男らしくて快楽に正直なのが良いです

そうよね、エッチって楽しまないとさ
どんな性癖でも本人達が楽しんで気持ち良ければなんでもいいよwwwって感じです

こちら続編もぶれずにずっと3Pらしいので期待してます!途中でどちらかとだけ、とか最後はどちらかとか求めてないのでwww


4つ目の短編
『カルメン』

受けが攻めを受け入れる心理描写が少し駆け足な気もしますが何と言っても睡姦未遂シーンが個人的には美味しかった!
盛り切った攻めの暴走具合、受けが寝ているからこその箍の外れ方!エッチシーンより楽しかったです


5つ目の短編
『クリスタル』

これ、一番好きでした
エレベーターに閉じ込められる攻めと受け
ありがちな設定ではありますが排泄シーンが素晴らしい

この後、花瓶どーすんのってハラハラはしましたwww
だって横置いてやっちゃったら倒れそうじゃんてwww

ま、そこは小説なんで深くは考えなくてもいいんでしょうけど

受けに裏切られたと思って攻めがイジメまくるのですが、もうまさに嫉妬と焦燥とそれ以外に受けを泣かせて興奮してるとことかね、鬼畜っぽいけど溺愛ですよこれ

根底に受けが好き過ぎて暴走してるのが丸見えで萌えます

で、誤解が解け受けが泣きじゃくるとこで形成逆転ですよ

文字通り尻にひかれる攻め

この、結局最後は受けに翻弄される所が良かった!
それがまた幸せっつうかね……

是非是非続きが読みたいです!


最後の短編
『書生の戀』

こちらは現代に至るまで往復書簡と小説、電報、メモで綴られる戀の話

これ、ひ孫さんが見つけてくれて本当に良かった
メモで泣いてしまいました

なんて純粋な気持ちなんでしょう
言葉って本当に素敵

一度も会うことがなかった曽祖父とその読者との戀
実らなかったけど清廉で美しくて……ああ、語彙が足りなくてもどかしい

どの短編も素晴らしかったです

最近作家さん買いしてるので他の小説を読むのも楽しみ!

短編集ならではの良さが詰まった本でした

1

からみつく言葉

threesomeを読みたくて、順番通りにと思い、こちらを手に取りました。
全6編の短編集ですが、1編1編がすんごい。
榎田先生、もともと好きなんですが、こんなに言葉が絡みつく感じだったっけ・・・と驚きです。erotic全開です。
評価は、言葉のねっとり度合で萌2 にしました。
挿絵は各短編の表紙だけで、全部先生が違うという、なんという贅沢(笑)
お話も本当に様々。どれか一つはドはまりするものがあるのではと感じます。
私は10×3と最後の短編にノックアウトされました。

1.痛い靴:2007年同人誌掲載。30P超。
  いい歳したできるおっさんなはずなのに、変態。
  そのおっさんに、1センチ小さいサイズのハイヒールを履かされる
  理不尽(怒)。イタイ靴、大っ嫌いなんです。
  なんですが、この話の続きを読みたくて読みたくてしょうがない。
  なんとかして攻めザマアにならなかったものか・・ととても思います。
  短編ならではの余韻というか、読み足りないもどかしさというか。
  
2.ストロベリー:書下ろし。45Pほど。
  リバもの。リバ、得意じゃないですが、
  これはプリンスちゃん(受)があまりに切なくてok!でした。
  リバされた方の寛大さにもほれぼれーというか、
  こいつらバカップルになる気がする。

3.10×3:書下ろし。50Pほど。
  これが読みたかった。多分threesomeにつながると信じてます。
  当短編から3P絶好調。そして予想を超えた受けでした。
  ヤさんなんですが、すんごくふっ切れていて潔い!
  threesomeが楽しみになりました!

4.カルメン:小説b-BOY 2009年掲載分。40P弱。
  ドラァグクイーンもの。すごく苦手でした・・・ムキムキまっちょさんに
  網タイツはダメ。ビジュアル的に超苦手です、先生ごめんなさい。

5.クリスタル:エロとじ♥2007年掲載分。35Pほど。
  これは、粗相エピがあるのでダメです。
  しかも止まったエレベーター内というシチュもだめ。
  わーん中村先生のとっても麗しい中表紙なのにー。

6.書生の戀:書下ろし。40P超。
  これがすごかった。実際の絡みシーンはないのにお互いへの想いが
  じゅわわわ と染み寄ってくる感触。この液体ババロアみたいな
  濃厚な、でもそこはかとなく透けて見える哀しみはなに?
  なんなの、このお話は! と読み終わった後、しばし呆然。
  読み終わった後、大好きな人を本当にぎゅうしたくなるお話でした。

あーすごかった。

3

エロの何たるか

短編集。
しかし、収録の6編はどれもこれも読み応えが重量級で、物凄く充実した読後感です。

「痛い靴」画:えすとえむ
冒頭の一編にこんな作品が来るのか、と驚きを覚えました。
一言で言うと、支配と陥落の物語。
心には恐怖と恥辱を。躰には痛みと快楽を。
靴……耐え難い痛みと、素知らぬ顔でそれを我慢する、それは女たちの多くが知っている感覚…

「ストロベリー」画:腰乃
初Hから1年の記念日のお話。
受けのシノが、攻め館野が結婚すると知って『したいことするんだ。今夜だけは。』と、館野を攻める。そう、リバですね。
初めて挿れられて『身体と心がバラバラでつらい』と思った館野が、泣きながら挿れているシノを見て許す気になる過程、そこをもっと読みたかった。そこが固定のちリバになるCPのキモだと思うから。

「10x3」画:円陣闇丸
先に「threesome」読んでますが、辻の来歴やら財津の3Pに対しての考え方やら、そういうのは「スリーサム」同様特に触れられてないのが拍子抜けしたかも。
それでも勿論、スリリングな状況での辻の感じ方は非常に扇情的で、こちらも1話めの「痛い靴」同様恥辱と生理的快感がキーになってるけど、財津は別に服従を求めてるわけではないのですね。逆に世話を焼きたがるような。
辻の女王的魅力は勿論、このねじくれた財津も興味深いです。

「カルメン」画:鬼嶋兵伍
小柄で可愛い系なのがコンプレックスのリーマン・千歳。二つ年下の新人・桐生はアメフト選手のようなイケメン。悔しい、羨ましい…
飲んだ後酔いつぶれて桐生の部屋に担ぎ込まれた千歳は、桐生に体を触られて蹴り飛ばすが。
なぜ「カルメン」というタイトルなのかが明かされる場面は中々ドラマですが、この作品は内容に対して少し尺が短いと感じました。千歳が桐生を受け入れる過程が駆け足過ぎです。

「クリスタル」画:中村明日美子
エレベーターの故障で閉じ込められた主従関係の2人。
社長の息子で27才の取締役・狩野篤樹と、篤樹の秘書で30才の芳原。
基本、何が起きるのかは想定内。こちらも言ってみれば恥辱系です。
篤樹は芳原を信頼していた。味方だと思っていた。それを裏切られたと思い込み〜の、暴挙。
排泄系なので地雷の方は注意ですね。
そしてキタ!下剋上〜!

「書生の戀」画:今市子
ラストこれですかー!
往復書簡形式での、一目会うことも叶わなかった手紙だけの恋、そして劣情。
これはズルい。これは巧すぎる。
時代考証がまた絶妙です。戦争、肺病、書生、通信の手間…
でもこれは断絶したどこかの誰かの話じゃない。何も始められずに引き裂かれたひいおじいちゃんのこころ。
SMっぽい物語が多かったけど、本作は手紙と日記だけ。でもその官能性は一番濃かったように思う。

2

どれも面白い

短編が集まった作品。
threesomeを読んで、すごく面白かったので購入しました。
threesomeのお話は『10×3』というタイトルで掲載されていました。
(やっぱ好きです)

1つ1つの話は短いのですが、どれも設定やキャラが良くて読みごたえがあります。
しかもそれぞれに違ったエロ要素がつまっていて楽しめました。
さすが榎田先生!
大満足です。

イラストも各作品1枚と少ないですが、それぞれ味があって良かったです。

3

一話一話が濃くていい

短編集ということで、読み応えが気になっていたのですが、気にすることなかった!!

0

短編のえろが盛りだくさん

全部で6つのストーリー入り。

eroticaというタイトルですから、H度は高いのですが、
1話目は、痛い部分も入っていて、ニガテな私には
ちょっと辛かったです(><)

他に勘違いカップルのリバ話。
これが腰乃さんなので、オモシロおかしく進みます。

そして私の一番のお気に入りが、あとに「threesome」
として一冊の本になる10×3。
組長さんというエライ立場(?)の人なのに
その人が2人に好き放題、良い様に愛されてますw
この会話がまた面白い。

他にもまだまだ入っていますが、
それぞれ短いのに、セクシーなお話がたっぷり入っていました。

1

珠玉のエロティック短編集

フェティシズムと愛欲と情と儚さに溢れた様々なエロスを堪能できました。
装丁やそれぞれの扉イラストも見所。
「痛い靴」は痛みとフェチ、「ストロベリー」は勘違いとリバ、「10×3」は極道と3P、「カルメン」はギャップと体格差、「クリスタル」は放尿と密室と下剋上、本当にどれも濃厚で読みごたえありました。
最後の「書生の戀」は手紙と日記と原稿という形式で綴られる間接的なやりとりにどきどき。昭和時代の作家と書生というしっとり耽美なエロスと、痛切な生と愛。
宝物にしたい一冊。

3

読みたいのは熱だった

最後の書生の戀がよかったです。

ほかのお話では様々なプレイがあってそれらももちろん面白かったです。
最後に身体の触れあいのないこのお話を読んで、丁寧に執拗に描写したHシーンよりも満足感において勝るなんて。BLに何を求めているのかを教えられてしまったような気がしました。
ダイレクトに個性が伝わりやすい絵と違って小説、しかもBLに限定してしまうと文体や言葉選び、表現もかなり限定されてしまうせいか、榎田さんの作品を読んでもあまり個性を感じないなと思っていました。もちろん私の読解力のなさ、読んだ小説の少なさによるところが大きいと思います。
これを読んで榎田さんの良さが少しわかったような気がしました。

2

はい。

 10×3、これが最悪でした。他の作品は最高です。
 私の地雷は、NL・ヘテロ・BLに女が混じるものなんですが、この話だけはちょっと地雷を掠りましたね。
 俺様系な受がワンコっぽいヘタレな攻(舎弟の方)に何か変なこと提案して(記憶から排除してるのでここらへん曖昧)、知り合いだか店のだかの女に筆下ろし的な事させる(直前で舎弟が逃げるので未遂っちゃ未遂だけど、モブ女にフェラはされてた)シーンには吐き気がした。ワンコ舎弟が可哀想過ぎるだろうが。

 この話を抜かせば素敵作品集でした。
 最初のヒールの話はエロかったし、リバの話は可愛かったし、最後の話は泣きました。

1

ウィットとエロスが詰まった一冊

「短編集」とあったので、榎田作品の試し読み的な感覚で読みました。

性愛がテーマの短編6作。SM・リバ・3Pなど、さまざまなシチュで性愛を描きながら、そこに登場人物たちの内面・人間模様を映し出した作品集です。
エロなしの「書生の戀」以外は、時にコミカルな文体で笑いの要素も挟みつつ、エロスもがっつり読ませてくれます。

「痛い靴」・「ストロベリー」の二作が、黒いハイヒールに赤いペディキュア、白いショートケーキに赤い苺と、鮮やかな色彩を印象付ける作品だったので、当初は全編テーマカラーを持った作品なのかと思ったのですが、必ずしもそういった一貫性で結ばれた作品群ではないようです。
すでに「性愛」という共通テーマを持つ作品集ですので、この上テーマで結ぶ必要はないんですが、そういうワンセットで眺めた時のお楽しみ、みたいなものもあれば、さらに楽しめたのかなとも思います。(あくまでオマケの楽しみとして)

私はBLのシチュではSMが好きなので、自分でもわかりやすく「痛い靴」が好きでした。
えすとえむさんの扉絵も、モノトーンのコントラストを活かした大胆な構図が素敵。
真っ赤なペディキュアを塗った足に、敢えてサイズの小さいハイヒールを履かせ、靴ずれを起こさせる…痛い上に羞恥プレイも兼ねてる新手のSM?これは斬新ですね。
足フェチがSになると、こんなことをしたがるんでしょうか?
でもたしかにあの痛みはSMチックかも。自分自身もパンプスの靴ずれの痛みを知っているだけに、ちょっとゾクゾクきたりして。
受け=Mは会社ではエリートだけどコミュ障の男、攻めはその上司。
会社では心を開けなかった男が、ハイヒールですっかりM性を開花させられ、攻めの前に全てを晒す…って、ちょっと方向性は違うけど、これもまた立派な自己の解放。カタルシス。この勢いでコミュ障も治るといいですね(笑)
狂った(でもちょっと滑稽な)世界に堕ちて行く二人を彩る、真っ赤なペディキュアと黒いハイヒール、大理石の床…赤と黒と白の鮮やかなコントラストに包まれた、視角的にもシュールで美しい作品です。

濃厚な絡みを描いた5作の後、トリは戦中期の日本を舞台に、作家と学生の淫靡な文通を描いた時代物「書生の戀」。この作品だけは異色で、プラトニックな悲恋物語です。
単体で読んだとしたらあまり印象に残らなさそうな作品ですが、この作品集の締めとして読むと、何か格別な後味が加わる気がします。
作中の二人がもし平和な時代に生まれていたら、或いは「痛い靴」の二人のようにSMを楽しんでいたかもしれない。自分の妄想の中に「先生」を嵌めこんでいく松岡にはSの素質があったかもしれないなと…
性愛に惑溺できるのも、平和な時代ならではですよね。

榎田さんを好きになれた一冊。今後とも追いかけたい作家さんです。

5

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