Tonight,The Night

tonight,the night

Tonight,The Night
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神49
  • 萌×222
  • 萌14
  • 中立4
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
12
得点
379
評価数
96
平均
4.1 / 5
神率
51%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
絵津鼓 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
価格
¥860(税抜)  
ISBN
9784813012993

あらすじ

※8/31→10/31に発売日変更となりました。

ある夏の日、熱中症にかかった真知は、偶然とおりかかった佑に助けられた。真知の実家は和菓子屋で、佑は得意先のひとり息子だった。
報われない恋をしている大人とまだ恋をしらない子ども、真知・二十一歳、佑・十二歳、それがふたりの出会いだった──。
以来、佑はなにかと真知に懐き、少年らしい潔さとまっすぐな心を向けてくる。そして佑は真知に想いを告げる。「俺、真知が好き。どうしたらいいの」と。幼い告白に真知の心は揺れ──。

表題作Tonight,The Night

榛葉佑,木材輸入会社の一人息子,12歳〜18歳
若菜真知,大学生,和菓子屋の息子,21歳〜27歳

その他の収録作品

  • モーニン、モーニン
  • Baby, Baby あとがきにかえて

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レビュー投稿数12

追い付けなくていいよ。

二十一才と十二才。
絶対にありえなくない…?犯罪じゃない…?あらすじを読んでそう思う人ももしかしたらいるかもしれない。でも私は言いたい。これほどまでに羨ましくなる両想いはないなと。
二十一才が真剣に十二才を好きになってる描写は悶えます。準備運動いります。
穏やかに進んでいく物語なので、リラックスして読むにはお勧めです。

5

じっくり。そしてこじれません。

小学生と大学生が出会って、じっくりと愛を育んで行くお話。
こじれません。

これ、片方が成人済みの大人で、でも大学生でっていう、モラトリアムな時期に、片方は小学生にしては大人びてしっかりしてるけど声変わりすらしていない子どもっていう年齢設定がまず絶妙。
更に、和菓子屋の息子(跡継ぎではない)と贔屓先の社長の一人息子っていう、この年齢差では普通に出会うことはなさそうな二人を引き合わす設定も絶妙。
一穂さんの作品って、こういう登場キャラの設定にいつも感心する。
そしてこの二人が、関係を変にこじらせることなく、「恋じゃない」「恋だ」の間をゆっくり埋めて、それぞれ成長していき、結果として、お互いの間の恋愛感情を認めて、受け入れて、一緒に歩む道を選ぶ。
この結末への到着の仕方もいい。
こういう、逆若紫的なお話って結構好きなタイプ。

5

ギャップ萌え

かっこ良い小学生に胸キュンキュンでした。
とにかく小学生の佑君がしっかりしてて男前。友人の立場を思いやってさりげなくフォローしたり、
真知達と行ったプールで自分が不振者に遭遇したのに真知じゃなくて良かった、と言ったり。
この子小学生じゃ無いよね?中身大人が入ってるでしょ?って感じで
身体と中身のギャップに萌えました。
1番驚いたのは恋愛に対するスタンス。
「(好きな相手が)俺のこと好きじゃ無いなら俺は頑張って忘れたい。好きだったことも忘れたい。だから俺に絶対構わないでほしい」
って普通小学生は言わないよ。
もう佑君の成長を見れただけで満足です。

3

じっくりと育む愛が好きです(❃´ー`❃)

攻め(佑)が小学生で、受け(真知)が大学生という、9つの差カップルのお話です。いわゆる年下攻めということになりますよね( *´艸`) あらすじにもあるように、熱中症にかかった真知が、佑に助けられたことから二人の物語が始まります。

真知は大学生なのですから、当然、小学生の佑よりも背が高いです。普通に考えると、BLの世界では攻めが大きい方で、受けは小さい方と相場が決まっております。ところが、ここでは9つの年齢差のおかげで、攻めが小さい方で、受けが大きい方です。私は、こんなシチュエーションのお話は初めて読むため、そっか、やがては背丈が逆転するのか、早く大人になるといいなと、楽しみに読ませて頂きました。

それでも設定が大人と子供のため、いつかは周囲の誰かによって別れさせられ、時が経ってからの再会ものになるに違いないと、勝手に思い込みながら読んでおりました。ところがどこまで行っても二人は別れることなく、いつしか自然に背丈が逆転し、最後まで一度も離れ離れになることなく添い遂げます。私にはそれがとても新鮮に感じられました。

たぶん現実だったらこんなことは絶対あり得ないんでしょうけど、だからこそこのような物語が作られてホントに良かったなぁ、と思わずにはいられませんでした。現実的ではないと思われるシチュエーションは、最初の出会いにもありました。それは、佑が小学生にもかかわらず日傘を使用していたこと。私はそんな小学生を見たことがありません。また、和菓子が大好きな小学生というのも真新しかったし、「親の職業のことを悪く言ってはいけない」などと諭す小学生も新奇でした。

もしも、私が21歳の時にそんな小学生に出逢っていたなら、微笑ましすぎて笑ってしまいます。そして笑いながらもきっとホンワカした気分になったはずです。もっと自分がしっかりしないといけないなと気を引き締め、その子の成長を見守りながら、変わらないで、そのまま変わらないで、ときっと祈っただろうなと思います。

真知の、セフレとまでは行かないものの一時は怪しい関係にあったお友達の瀬津くんや、その恋人の宥子ちゃんが、物語に良い刺激を与えてくれました。私は脇役のこの二人のこともとても好きです。瀬津くんは友人として真知を本当に気遣ってくれていたし、宥子ちゃんも性格がとても良く、素敵な女性だと思ったからです。あと、佑のお母さん。ちょっぴり偏屈で怖かったため一時はハラハラさせられ、どうなることかと気が気ではありませんでした。けれども蓋を開けてみれば、決して良い母親ではなかったけれど、二人の関係を詮索するでもなく、御しやすい女性でした。先が読めなかったため最後までドキドキハラハラしましたが、何の不都合もなく二人はラブラブで、最高に良い関係で、今後もうまくやっていくだろうな、と思わせられる素敵なストーリーでした。つたない文章を長々と最後までお読み頂き、有難うございました<(_ _)>

3

攻めも受けも好きになれる

とっても可愛くてキュンキュンするお話でした。

攻めの佑が小学生ながらとにかくしっかりしていて子供らしからぬ言動が多々あるのですが、
純粋で自分の気持ちにまっすぐなところにとても好感が持てました。
分からないことは分からないとちゃんと言える、
流されずに自分の考えをしっかり持っている芯の強さにほんとに小学生!?と思いつつ
電車で眠る真知を日差しから守るため、前に立って自分が日除けになってあげるシーンでは

こんな小学生いたら間違いなく惚れる!!と胸キュンしっぱなしでした。

とはいえ、母親に叩かれて悔し泣きする所や早く大人になりたいと背伸びしてたりちゃんと
子供っぽい部分も書かれていて、ギャップにより萌えます。

対する受けの真知も小学生の佑にまっすぐに向き合っていて、
大人だからとはぐらかしたり嘘もつかずに佑の純粋な質問にちゃんと悩んで
一生懸命伝えようとしている所がすごく良かったです。
自分が小学生で真知みたいな大人が傍にいたらやっぱり佑みたいに惹かれるんだろうな~とすんなり納得できました。

大きなトラブルや修羅場はないですが、その分2人が惹かれ合う過程や成長する様が
ゆっくり丁寧に書かれているので年齢差とかあまり気にならず入り込めて良かったです。
エロも愛が溢れていて萌えました!

2

年下攻のほっこり物語

夏のある日、バス停で熱中症になっている大学生の真知を助けたのは、小学6年生の佑。
そんな出会いから互いの事を知り!最初は年の離れた友だちだったが、佑から告白され。。。

読み始めた時は、小6なんて幼すぎてビックリしました。挿絵の佑もやはり子どもにしか見えない。でも読んでいるうちに他の子より大人びた中身や、母親との関係で他の子よりも甘え方が下手なところとか、年齢というくくりだけでは表せない彼の良さが見えてきました。
真知は、友だちを好きがだ相手からは友情しか自分に向いていない。それを知りながら互いに抜き合いをする微妙な関係。そんな時に出会った佑は、まっすぐ自分を見つめる年下なのに一緒に居たくなる子。

長い年月をかけて、2人が付き合っていく過程が微笑ましくいいなぁと思いました。
スマホを持てた事でいつでも連絡を取れるようになったり、キスをやっとしたり、制服姿を見せたり、身長が真知より高くなったり。。。
小さな事でも一つ一つを歩んでいく2人が、たまらなくて、後半に出てきた殺し文句も可愛かったです。
こんなに長く身体の繋がりがなくても幸せで、結ばれた時にはより幸せな気持ちで読めました。

0

ピュアで良い作品だが、引っかかるところも多少アリ。

あらすじを読んで、「攻めが12歳だと!?」と
鼻息を荒くしてしまいました(笑)
ショタ好きではありませんが、
12歳はもうショタの域ではない(と、勝手に思っている)ので、
年下攻めスキーとしては、興奮せずにはおれませんでした。

しかし、本の中身を見て……純粋さに心を打たれました。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
大人びた少年・佑・12~18歳 × 和菓子屋の息子・真知・21~27歳

真知(受け)が出会った時、佑(攻め)は12歳。
それでも何かを悟りきったような大人びた子供。
それに対し、真知は同じサークル仲間に叶わない恋をしていた大学生。
そんな2人がいくつもの出来事を重ね、心を寄せ合うようになり、
12歳と21歳で付き合うことになる話です。

佑がいくら大人びているとはいえ、
真知の方が世間のことを分かっている大人。
小学生と本気で付き合うという事実をしっかりと認識するまで、
時間がかかったと思うし、
真知は悩みまくったんじゃないかな。
18歳以下の子供(未成年)に手を出すわけだし、
法的に、世間的に許されない部分が色々あって、
真知は当然それらを知っていたと思うのです。
「好き」という純粋な気持ちだけで、佑にそれを伝えたわけでは
ないと思うのです。
もし、できれば佑と付き合うにあたって
法的にどのくらいの弊害があるかなどを調べるということ描写も
あってよかったかな…と思います。
そのようにしたら、もっとリアリティのあるお話になったかもとも、
とも思っちゃいます。

佑は佑で、誰かと付き合うことは初めてでしょう。
恐らく真知は佑の初恋。
佑は誰かと付き合うという未知なる海へ身を投じる事になるのです。
しかも相手は9歳も年上の男性。

「俺、追いつくから、急いで、絶対追いつくから」

佑も考えていたと思うのです。
真知が他の誰かに取られないか、心変わりしないか
9歳も年下の子どもと付き合うことに、真知が背徳感を抱かないか……。

背徳感と罪悪感。
これはこのストーリーの中で
大きなテーマになってくるものだと思います。
作品の中で、あまりその描写がないのが残念ですが、
このことは無視できなかったことだろうと予測します。
主に大人側の人間である真知が、大きく抱いていた感情ではないかと
推測できます。
だからこそ、2人の恋はこんなに純粋で眩しく、
光り輝いて見えたように思います。


この本は、2人が付き合い始めてからの描写より、
2人がどのように両想いになったかという方が、
より多くページ数を割いて描かれています。
12歳と21歳の若すぎる2人。2人が悩んで出した答え。
ただ、真知が佑に恋をしているなんて、そんな素振りは
私が読んでいる中では全く見えなかったので、
いきなり「好き」という言葉が真知から飛び出した時はビックリしました。
ちょっと唐突だったかもしれないなぁ…とも思いました。


徐々にそれぞれ大人になって、年を追うごとに絆が深まる2人。
若いからこそだよなぁ、特に佑は青春だなぁと思いました。
そのうち世間の汚れた波に攫われて、2人が荒波の中で
離れてしまうことが無いよう、願わずにはいられませんでした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

純粋なラブストーリー。
一途な想い。

でも逆に「別れの危機」となるような大きな萌えポイントが見つからず、
2人が付き合うようになってからの盛り上がりの無さが、
若干残念。

エッチシーンは逆に「くるぞ…くるぞ…」という予兆があったり、
予測通りすぎたのも、ちょっと残念かな。

今回の評価は設定勝ちということでお願いしますm(_ _)m

全体的に攻めの佑のピュアな想いに
ノックアウトされた感がありました。

ピュアっていいなぁ……。

7

小学生×大学生

大学生の真知(受け)は、和菓子屋の実家のお使い中、熱中症でフラフラになっているところを通りがかりの小学生、佑(攻め)に助けられる。それを機に親しくなった2人だったが、やがて「俺、真知が好き」と幼い告白を受ける。突き放せないまま、真知も佑を好きになり、秘密の関係が始まるが…。


個人的にショタ攻めがあまり好きではないのですが、小学6年生の幼い佑は賢くて可愛かったです。むしろ育ってしまってからの方がイマイチな気がしました。
攻め12歳、受け21歳の逆歳の差です。大学の男友達と抜き合いをしながら密かな想いを隠している受けと、恋する男の勘(?)でその関係を見抜き、嫉妬して幼い情熱を向ける小学生攻め。純粋な恋で、攻めが大学に合格するまではエッチなしの清い関係なのですが、お互いにどうしてそこまで想い合えるのか、という説得力の面では十分ではありませんでした。多感な時期に逆歳の差で6年間も想い続けてすごいなぁ、とは思うけど、逆歳の差で6年間も想い続けることに得心はいかないというか。

あとプールに遊びに行ったときに、小学生の攻めが不審者に狙われる展開があるのですが、それにどんな意図があったのかな、と思いました。小学生に性的な欲望を向ける存在を嫌悪しといて、結局自分は将来的には肉体関係込みの関係を持つというのがやや理解しがたいし、何のためにこのエピソードが必要だったのかな、と首をひねってしまいました。

将来的なことも気になります。
いくらお互いの気持ちが揺るがないからと言っても、到底円満に治まるとは思えないのですよね。本番は攻めが18歳になってからとはいえ、商売やってるお家の子が小学生に手を出してた(小学校時代に実際に肉体関係はなくても、その頃から連れ出したり泊まり込んだりしてたんだから、くっついた時点で過去にさかのぼってそう見なされますよね)となったら店の商売の存続も危ういし、下手すりゃ淫行で訴訟沙汰だし、好むと好まざるに関わらず引き離されるよなぁ、とか思って萎えちゃいます。

ただ、エッチは良かった。すごく萌えました。若い攻めはこうでないと、と思う元気の良さと、ちゃんと受けを気遣う優しさにきゅんきゅんしました。
基本中立ですが、エロの評価で萌です。

2

かわいいお話だけど

小6の佑と大学生の真知が知り合ってから愛を育んでいく6年間のお話。
とても一途で純粋なお話です。

読みやすく優しいお話でしたが、こじれもなく、ちょっとあっさりし過ぎでした。
個人的には年齢設定が小学生と大学生という部分で、ちょっと違和感があり、萌えは感じませんでした。

かわいいお話だけど一度読めばいいかな・・・

0

優等生な一冊

12歳と21歳が6年かけて愛を育んでいく年の差ピュアラブストーリー。
年齢設定のせいもあってか、いつもの一穂作品に比べると薀蓄も洒落た表現もなく、比較的平坦なお話です。

あらすじ:
熱中症で倒れかけたところを小学生に助けてもらった真知(受け・21歳)。
佑(攻め・12歳)は小学6年生で、真知の実家の和菓子屋の得意先の坊っちゃん。
ノンケの友達に片想いする真知だが、佑との交流を通じ彼への気持ちが少しずつ変わっていき……

まず、いい歳した大学生が小学生に構いすぎな点に違和感。
いくら佑が年の割に大人びていて、家庭環境に心配な面を抱えているとは言え、赤の他人が子どもたちの外出に保護者として同伴するのは行きすぎなような(作中でも指摘されてはいましたが)。
百歩譲って友達や弟としての好意なら理解できますが、恋愛感情を抱くほどの説得力は感じられませんでした。

佑も小学6年生のわりに達観しすぎており、違和感。
こんな小6がいるか、という違和感だけでなく、一穂さんの他の作品に出てくる高校生〜成人攻めのダイジェスト版みたいなキャラクターがつまらないな、と。
中学生、高校生…と成長するにつれ多少なりとも雄っぽさや野生味がプラスされればよかったのですが、残念ながらそうはならず、ひたすら綺麗な優等生のまま大人になっていくのにも作り物っぽさを感じてしまいました。

更に、気になってしまったのが濡れ場。
一穂さんの書かれる文章は本当に素晴らしいと思うのですが、こと濡れ場に関しては他の作品を読んでも陳腐に感じることが多いです。
どんなに冷めたキャラクターでも、濡れ場となると乙女顔負けに喘ぎまくるのがすごい違和感。
残念ながら今回もそのパターンで、6年待ってやっと結ばれる大事なシーンで目が滑ってしまうのが切なかったです。

でも1年後、2年後…の展開がコンパクトかつ印象的にまとめられているのは流石。
真知の元片想い相手と彼女のその後など、各登場人物の成長も描かれているのが良かったです。

挿絵は絵津鼓さん。
漫画は好きなのですが、本書の挿絵では画面の白さやキャラデザの幼さが目につき、個人的には苦手でした。

一穂さんは好きな作家さんですが、今回は残念ながら設定にも文章にもキャラクターにも心惹かれるものがなかったため、中立とさせて頂きます。

18

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