緋痕の虜囚

hikon no ryoshu

緋痕の虜囚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
3
得点
31
評価数
15
平均
2.5 / 5
神率
6.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
シリーズ
フルール文庫ブルーライン(小説・メディアファクトリー)
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784040677576

あらすじ

寄りのない苦学生の海里は、夏休みに住み込みでアルバイトをすることに。しかし連れて来られたのは、高い塀に囲まれ監視システムで管理された“収容施設”だった。「ここでは誰も信用するな。おれのことも」同室のラドの言葉に心細くなる海里だが、辛辣な態度とは裏腹に助けてくれる腕は力強く、ふたりの距離は次第に近づいていく。そんなとき、施設で感染症が発生し――!? 極限の状況下で想いが交錯するサスペンス・ラブ!

表題作緋痕の虜囚

ラド,収容施設のルームメイト,25歳
海里,バイトで収容施設に監禁される大学生,20歳

その他の収録作品

  • 夏の食卓
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

もっとドンパチしても良かったのにv

この手の話は、パターンが決まっているので、
最後まで飽きずに読ませるというのは、なかなか難しいと思いますが、
そういう意味では、先の方も書かれているように、
破綻なく、ツッコミ入れずに最後まで読ませてしまうのは、
さすがだと思いました。

キャラクターもそれぞれ面白いし、
主人公二人もいい感じ。

色っぽいシーンも適度に散りばめられて、
海里がラドに惹かれて行く心情もわかります。
私的には安易にモブに抑え込まれたりしなくても充分萌えられました。

でも、やっぱり寝坊はいかんよ!ラド!

最後の畳み込み感は否めませんが、
面白かった!と本を閉じられたので、「萌×2」!

陽と藤吾のスピンオフ希望!v

0

娯楽作として

BL作品に他のジャンルの要素を取り込むと
言うのは容易い様でいて実は難易度が
高かったりします。
ですので忌憚なく言ってしまえば…破綻無く
途中でツッコミを入れる事無く読み通せるだけでも
かなりの儲けものだろうな、と。
この一冊はそう言う意味では端正なのだろうと
評者は受け止めています。
その中でロマンスを変な方向にぶれる事無く
展開した筆の力を愛でたいですね。

視点を転じて作家さんのファンアイテムとして
捉え直すならかなり贅沢な内容かも知れません。

1

おっとり系サスペンス

身寄りのない苦学生・海里(受け)は、大学の薦めで夏休み限定のモニターバイトに参加する。
連れて来られたのは、高い塀に囲まれ監視システムで管理された収容施設のような建物。
施設に集められた若い男たちは、農作業の傍ら定期的に「検診」を義務付けられており…
というサスペンス仕立ての作品。

なまじ海外ドラマや映画でよく見る設定なだけに、既視感は否めません。
5人部屋のルームメイトたちはそれなりにキャラが立っていますが、彼らのキャラ描写に注力したせいか、肝心のサスペンス部分が疎かになっている感も。

ルームメイト以外のキャラが殆ど出てこないため、閉鎖空間に閉じ込められた若者たちの不安感、衝突といったサスペンスに不可欠な要素が感じられません。
また、主人公の海里がおっとりぼんやりした性格でルームメイト4人も妙に達観しているので、施設の不気味さがあまり伝わってこないのがサスペンスとしては致命的かと。
海里に両親がいないことや、小中高一貫教育制度の設定も、何かの伏線かと思いきや何の意味もなかったようで、設定倒れの要素が目立ちました。

薬、検診、農作業…というキーワードである程度オチが見えてしまうのは仕方ないとして、もう少し海里をピンチに陥らせれば(施設の男に襲われる等)、パニック系サスペンスとしての面白さは出たんではないかなと。

ルームメイトの一人・ラド(攻め)は、ぶっきらぼうだけど実は優しく頭も良いというカッコいいキャラクターですが、作戦決行前夜に海里とイチャついた挙げ句寝坊するのはちょっといただけませんでした。

淡路水さんは新刊のたび様々なテーマに挑戦されていて、引き出しの多い作家さんだと思いますが、今回のようなスケールの大きな話より「法悦ホリデイ」のような日常ほのぼの系の方が向いてる気がします。
今回も、巻末後日談のラブラブ同棲編の方が、それまでのサスペンス展開より遥かに筆が乗っていたような…w

好きな作家さんなので、次回作に期待したいです。

11

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