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表題作狼ベイビーと子育て狂想曲

井月白狼、雪狼族・不動産会社社長、26歳
藤森雪哉、ベビーシッター・小説家、23歳

その他の収録作品

  • おまけ 子供が寝たあとで

あらすじ

小説のネタ探しに公園に行った雪哉は偶然、大学時代の憧れの先輩に出会う。先輩・白狼は小さな子供を連れていて、一歳ちょっとの士狼はすぐに雪哉に懐いた。だが驚くことにブランコから転がり落ちて、泣く士狼の頭にはなんと三角の耳が!白狼親子は狼人間の一族だというのだ。まだ幼くて不用意に耳を出してしまい、保育園に預けられない士狼の面倒をみることになった雪哉は…。

作品情報

作品名
狼ベイビーと子育て狂想曲
著者
雛宮さゆら 
イラスト
椎名ミドリ 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
ISBN
9784774728797
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ケモミミちみっことの日常生活

しがない電子書籍作家の受け。児童小説のネタを探しに近所の公園に出かけたところ、1歳の子供を連れた父親と出会う。その父親は大学時代にキスされそうになり、思わず受けが逃げ出した大学の先輩、白狼(攻め)だった。その上、ブランコから転がり落ちた子供の耳には狼耳が。
話を聞いてみれば、人狼族の一員である子供はまだ耳を隠しきることができず、父子家庭なのに保育園に預けることができないため困っていると言う。バイトを探していた受けは、そのベビーシッターを引き受けることになるが…。


子供はまだ1歳で、それほど意思の疎通は図れません。クラッシャーで野生的です。可愛いという表現は文中に多々あれど、それほど「ちみっこ可愛い!」という気持ちにはなりませんでした。
あと何というか、起承転結の割合がおかしいです。普通2:3:3:2とか、2:4:2:2とか、それくらいの割合だとおもうんですが、この本は2:6:1:1というかんじ。ちみっこに手を焼く男2人の図は堪能できますが、それで…? という気持ちになるのは否めません。延々日常描写で、伏線もなくとってつけたようにいきなり事件が起こり、急に恋愛に移行して終わり、みたいな。かなり肩すかしでした。

3

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