あらすじ
天井の蛍光灯に目をやりながら、俺はなかば無意識のまま、自分の唇に触れていた。
奴の唇がかすめていった感触が、まだうっすらと残っているような気がして…。
―グワン、と軽い振動を起こして停まったエレベーターから、俺は慌てて飛びだす。
ヘンだよな、俺。
なんで顔が赤らむんだと、そのとき。
俺の視界に、これ見よがしなべルサーチの柄が。
あれは、もしや…。
「―磯崎先輩」。
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- 5
- 評価数
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- 平均
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- 神率
- 100%