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表題作蜜髪

鈴木真澄 大学1年生
橘啓幸 幼なじみ 大学1年生 男の娘

同時収録作品恋の終わり / 恋の始まり

比嘉都 大学生,遊び人
上杉恋慈郎 大学の先輩

同時収録作品いつか縁側で将棋でも

比嘉樹 デザイナー
須藤正志 幼なじみ

その他の収録作品

  • 明日の朝は味噌汁と
  • 明日の朝は味噌汁と -その後-(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

「…どうしような やっぱすげー好きだ…」
髪を伸ばし女装する幼馴染に振り回されて、普通すぎる俺が普通じゃない恋に落ちたら――!?
表題作他、長く切ない片想いが実る歓喜の10年愛など、男の子だからこその衝動が繊細に紡がれる青春群像劇、描きおろし付き。

作品情報

作品名
蜜髪
著者
明本由 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
ISBN
9784799729137
3.9

(51)

(14)

萌々

(23)

(11)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
198
評価数
51
平均
3.9 / 5
神率
27.5%

レビュー投稿数6

同時収録作がお勧め

「運命じゃない人」を読んで、もっと明本由先生の作品を読んでみたいと思ってこちらを購入しました。

表題作の「蜜髪」も良かったんですけど、ここでユキが親しくなる先輩の比嘉の兄カップルのお話である「いつか縁側で将棋でも」が印象的でしたね。
なんと言っても比嘉兄である樹が魅力的でした。あれでは弟の都は勝てないや…。

「蜜髪」も「いつか縁側で将棋でも」は幼馴染みで親友のお話なんですよね。
「蜜髪」のユキの好意に気が付いて一気に恋心が募る真澄より、初彼女に「私に須藤を重ねないで」って言われた樹の方が業が深いじゃあないですか!
それから両片思いだったなんて萌えまくりです。

ここで弟の都が可哀想なんですが、彼にもちゃんとお相手が出来たことが良かったです。
でも、ちょっと上手くいき過ぎ感があったので萌2にしました。

0

見事に全員に宛がった。

新刊購入の参考に読了~。

まさか1冊に3カプも突っ込んでくるとは。しかもスピン連鎖。

兄弟ものだったら、3兄弟みんなホモになりました~ってなってる所ですよ。

しかも皆さんこじらせてるし。

イラストが少女漫画系で、どことなく懐かしさを覚えました。昔は読んでたよね……と。

今となってはとてもじゃないですけど、少女漫画読めませんもん。『王家の紋章』とかなら読めますけど。

コテコテのはね……。きつい。

悪くはないんですけど、絵柄が可愛いのに童貞貫かないキャラばかりでげんなり。

登場人物が多いわりに、どのキャラもストライクにはならずで萌えませんでした。

どのカプが1番かと問われればお兄ちゃんカプです。あそこが1番純情そうだったので。

萌えとは難しいものだな、と改めて実感しました。

0

それぞれの片想い

短編だけど一冊まるごと人物関係に繋がりのあるお話。

表題作は片思いを拗らせた女装男子。
淡々としてた真澄がユキを好きだと自覚してからの暴走っぷりが別人w
ユキちゃんつけあがってるし・・・。

一番好きなのは樹と正志の幼なじみ両片思いの話。
やっと恋が実ったら新たな問題が。
どちらも抱かれる覚悟を決めたのが微笑ましいv
キュンも萌もあって良かった。

他は実はウブなヤリ○ンと優しい先輩の話。

全体的にほわんとした可愛い話だった。

0

幼馴染みだからこそ

萌×2よりですが何となく作風というか雰囲気が好きだったのでおまけで神にしました。
 
見た目はふんわり昔の少女漫画風ですが、言葉遣いや仕草など中身は至って普通の男子でした。

激しい展開やぶっ飛んだ設定もなく程よく切なく程よくキュンとして、最後は全カプ上手くまとまってめでたしめでたしの読後感の良い一冊でした。
こういう何やかんやあってもハッピーエンドで終わるんだろうなと分かる雰囲気は安心感があって好きです。

幼馴染みで10年以上片想いを拗らせてきたユキと、子供の頃から誰より近くにいて何でも知ってるはずの相手の知らない一面にイライラもやもや気になってしまうのに、その感情が何なのかはっきり答えが出ないでいる真澄。

あるきっかけで真澄はユキからの恋心に気付きそれと同時に自分の気持ちにも答えを出します。
そしてグイグイ押しますが···

長年自分を偽ってひっそり恋心を抱いてきたユキには真澄の真っ直ぐさが眩しくてどうしていいか分からず素直なれません。

「あいにくお前に対しては嘘だらけなんだよ」
女装する理由も長い髪の理由も、形だけでも真澄の彼女になったつもりでひっそり抱えてきた長年の恋心を昇華させたかったから。

別れたらもう友達にすら戻れなくなるのが怖い─というのは友達(親友)から発展した恋愛には付き物ですし慎重になるのは分かりますが、もう少し素直に受け入れても良かった気がします。
長年想いを我慢してきたユキには難しかったのかな。

でもお互いにその不安を口に出来たのでこの2人はもう大丈夫だと思います。

あと女装しているユキの周りも良い人達で良かったです。ヘンな目で見る事もなく受け入れられていて寧ろ人気者という扱いだったのも和みポイントでした。

同時収録はユキと仲良くしていた先輩の話とその兄×恋人の2話入っています。

兄とその恋人の話が一番好きかな。
お互い相手を可愛いと思っていてどっちが上か下かでちょっと揉めるんですが、結局好きならどどっちでもいいっていう(笑)可愛い。
恋人の正志は顔は可愛いけど中身が男前な所が良かったです。

どの話も10年以上の片恋から始まり、想いが通じ合ったり失恋からの新しい恋だったり実は両片想いだったりと結果は様々ですが、それぞれ長年の想いに答えが出て良かったね、と言いたいです。

3

男の娘じゃないのに女装する子のお話。

表題作が可愛いなあと思って購入しました。
ちるちるさんで取り上げられた作品は、どれも面白そうでつい買ってしまいます。
絵が古い少女漫画のようで、こういう可愛い絵好きです。
男の娘じゃないのに女装する子のお話。
好きな子の好みでいたいって健気じゃないですか。それなのに、他の男のブツを代わりだといって咥えたり………あれ?最初に受けた印象からだんだん変わってしまったような。
色々攻めを振り回しすぎかも。

他は同軸で、別のカプ二組。
結果的にはゲイカップルばっかりになってしまいますが、こういうつながりのある話は好きです。

0

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