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真実は閨の中
本品は『王子様の甘口な企み』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編終了しても兄王子のお相手に対して
納得いかないアンリのその後のお話です♪
本編と同じ章たてスタイルになっていますが
こちらは章ごとに人称がかわるスタイルで展開します。
【王子の正義】アンリ視点
アンリとってハロルドという男は
面倒見は良いけれど
恋愛沙汰なんて未経験な朴念仁に見えます。
そんな男のドコが良いのか
アンリはアルベールに問い詰めます。
【兄王子の告白】アルベール視点
アルベールはアンリの様子から
自分とハロルドの立場を
誤解している事を知ります。
アンリはアルベールがハロルドを
「妻」として迎えると思っている様なのです。
ハルは慣れている
初めての私を傷つけることはなかったし
多分、上手なのではないか
【側仕えの幸福】ハロルド視点
誰よりも弟を可愛がっているアルベールが
一番恥ずかしい事実を口にしていた事に
ハロルドは驚きます。
真実は2人だけが知っていれば良い
と思っていてもこみあげる嬉しさは隠せません。
【王様の計略】レスター視点
アンリに知られないよう周到に
アンリの周囲の人間を排除しているレスターにとって
ハロルドは微妙な立場の男です。
文句を言いつつもいざという時には
ハロルドを頼るアンリの思考を変えたい
ほんのわずかな心の隙間にも
他の男を住まわせなくない
例え兄だとしても
アンリが他の男に抱きつく姿を
目にはしたくないのです。
【王子の敗北】
もしかして兄上がハルに押し倒されてる?!
いやいや兄上は優しいから
ハルに恥をかかせまいとして嘘をつかれたのだ。
兄上ってホントに思いやりのある方だ!!
思いっきりアルベールに抱きついたアンリですが
あっという間に背後からレスターに抱き締められて
アルベールはハロルドの腕の中、
アンリもレスター腕にさらわれて
熱烈なくちづけで理性を崩壊されてしまい･･･
視点が4人の主要キャラで一巡する為
其々の裏事情が垣間見えたりもして
とっても楽しいお話でした♪
最終的にアンリは
レスターに嫌というほど啼かされてしまい
他人の閨事情には口出ししないと
約束されてしまうというオチとなります。
どちらのカプも
策士な攻様と純な受様ですね。
攻様達の愛は独占欲の塊なので
見えないヤキモチも半端ないというか
見えないからこそ怖いかも。
でも判らなければ幸せなのかな(笑)
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