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その他の収録作品

  • 新田祐克「プラチナパスタ」
  • 山本アタル「ハートのホログラム」
  • ヤマヲミ「ひみつのセフレちゃん アヘとろ編」
  • 夏田ウシ「馬鹿とオレとエロいハナシ」
  • 羽柴みず「ポルノ作家の愛玩情事」
  • 桜井りょう「蕩けてみては如何です?」
  • だん「誰にも見せないその顔を暴け」
  • 久保田「駄々とはじめる七日間」
  • ゆん「ご主人様の仰せのままに」

あらすじ

表紙:山本アタル

新田祐克、山本アタル、羽柴みず、ヤマヲミ、久保田、桜井りょう、夏田ウシ、だん、ゆん、豪華執筆陣!

作品情報

作品名
b-BOYらぶ♥あへ顔&とろ顔特集
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
発売日
ISBN
9784799730072
3

(2)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
5
評価数
2
平均
3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

短編集としてはなかなか良いです・・・・でも

まず、お話一つ一つはなかなか面白く、クオリティの高い作家様が揃っていると思いました。
しかし、これ、なんのアンソロだっけ?という気分になります。
というか、私は何が読みたくてこれを手に取ったんだっけ??という気分に・・・。

あへ顔はともかく、とろ顔ってそんなに難しいものでもないと思うのです。
というか、基本的にとろ顔とは「とろっとした気持ち良さそうな顔」だと思いますので、どんなBL本にもえろシーンになればある程度描かれていると思います。
それを踏まえて読むと、とりあえずここに載っている作品は全て「ごくごく普通のエッチシーン」を描いたものであり、では「これ何のアンソロだっけ??」という気分に・・・。

ちょっと興味のあった「あへ顔」は1作品もありませんでした。
「あへ顔」か「とろ顔」で皆さん「とろ顔」を選んじゃったという事でしょうか?そのへんは編集さんがうまく調整すべきだと思います。
苦手な人も多いと思うテーマですので、その分手に取る人は大丈夫って嗜好の人だと思うのです。なのでこのテーマで出した最低限の責任は取っていただきたいなぁ・・・そんなに安い値段でもないので。
ただ、お話としては面白かったです。
シリーズ化している作品もありますが、基本は読みきりです。

「蕩けてみては如何です?」桜井りょう先生
これが一番、とろ顔の解説などがあり、アンソロのテーマを踏んでいると思いました。恥ずかしい顔も「相手が可愛いといってくれるならそれでいい」というのは真理だと思います。
逆を言えば、私は個人的にはこの作品意外はテーマについてどこまで本気で考えて描かれたのだろうか?と思ってしまいます。

「誰にも見せないその顔を暴け」だん先生
すごくえろかった。攻め×攻めのお話です。淫語のオンパレードでしたので、男性向けのような印象が強かった。でもこのくらいの作品を1冊で読んでみたいと思えるインパクトでした。
しかし肝心のとろ顔やあへ顔は階無な気がしました^^;

「プラチナパスタ」新田祐克先生
友達(?)のような関係の3Pものですが、お話が凝縮されていて面白かったです。こちらも1冊で読みたいと思えるくらいの作品。
しかし、こちらもテーマを踏んでいるかと言われると踏んではいない・・・。

お話の評価でなく、このテーマでアンソロを出そう!という意気込みがなく本当に残念に感じました。「海」がテーマのアンソロなのに「海」に行ってない!みたいなのを読んだ気分です^^;
これは作家さんでなく、編集部・企画した方々の誠意を疑いたくなります。
作家さんも、ここにも描かれている人気作家さんが前のアンソロで「アンソロのテーマがテンションがあがらない」という事を書かれていたことがあるので、やりたくない場合もあるのかな・・などとネガティブなことまで考えてしまいました。

2

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