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君が死んでも離さない

kimi ga shindemo hanasanai

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表題作君が死んでも離さない

小田村義人,事故にあった平凡な高校2年生
類,攻の命を助けてあげた死神

同時収録作品ストップアゲイン

加賀美洋一(ガミっち),ホテルの送迎バスの運転手
円谷環,同ホテルの新入社員

同時収録作品ラブ・コラボレーション

米倉睦成(チカ),パティスリー勤務の新米パティシエ
三上大翔,同じ商店街の花屋のスタッフ,仲の良い友人

その他の収録作品

  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「ストップアゲイン後。バレるのは時間の問題」「ラブコラボレーション後。オーナー達の話」

あらすじ

死ぬ運命にあった平凡な高校生・義人(よしと)は、死神の類(ルイ)になぜか魂刈りを免除されたけれど、なんと、その日から死ぬまでの83年間、類と強制同居するハメになっちゃった――!! 以来、命令には絶対服従、パシリとして散財する日々。しかも死神のエネルギー源は人間とのキスやH♥で、ところ構わず求められるように…。嗚呼、俺の人生、この先どうなっちゃうの!?

作品情報

作品名
君が死んでも離さない
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
ISBN
9784801956056
3.6

(32)

(7)

萌々

(10)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
115
評価数
32
平均
3.6 / 5
神率
21.9%

レビュー投稿数7

死神がまさかの命の恩人

死ぬ運命にあった義人の命を刈り取らなかった代わりに冥界を追放される羽目になった死神の類。
だからお前が責任を持って一生俺をお世話しろと同居する事になり…。

死神のエネルギー源はキスやセックスという設定です。
最初は軽いキスで済ませていたのに、それだけではエネルギー補給が追いつけなくて、日に日に消耗していく死神…。仕方ないので覚悟を決めてセックスをする事に…。

無愛想に見えた類が実はツンデレで、気持ちが通じ合うようになってからどんどん可愛らしく変化して様子が良かったな。
そしてなんだかんだ言いながらも類は命の恩人なので逆らえずに、次第に言う事を聞くようになって言っていくところや、惹かれていく過程もうまく描かれてました。

死神である類が冥界の掟を破って永遠の命を捨ててまで義人を助けた理由が「文字通り命をかけられる存在に出会えたのに その瞬間にお別れなんて」とあるのですが、顔がどストライクで一目惚れだったのか?くらいしか私には推測できなかったので、もっと深い理由があったほうが良かったような気がします。

でもお話のオチも上手でさらっと楽しめました。

この他、二編の短編が収録されていましたが表題作が一番好きです。


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1

1冊全部が死神ストーリーだったらよかったのに

他の方も書かれてるように、死神・類が義人を助けた理由、冥界を追放される目に遭っても、それでいいと思えるほどの強い気持ちの根拠が分からない点が非常に残念ですね。
それが今作の1番の肝じゃないですか。
至って平凡な高校生のどこにそれほど惹かれたのかが知りたい。
同人で「君が死んでも離さない」その後の話である「君のためにできること」があるようですが、そこに描かれてないですかねぇ。(描かれてるなら購入も考えたい。)

だからなのか、ワガママな類に振り回される最初の方が私には全然楽しめない。
最後の方で気持ちが通じ合ってからは、類のそのツンデレぶりが可愛くてたまらなくなりましたけど…。
あと、類の死神仲間であるコロも、せっかくキャラ立ちしてるのだから、もっと活躍するか、コロが主役の話もあったらよかったのにねぇ。(メインと関係ない話が2話も同時収録されてるんだから)

0

眠たそうな奥目のタレ目、大好き❤

表紙の色味が色っぽくていいですね。
それと、表題作の攻めキャラ義人の目が眠たそうな奥目のタレ目なのもタイプでした。他のレビュアーさんもおっしゃっている通り、なんで死神の類が義人を助けたのかが、今一つ深くないのですが、初めて愛のこもったキスをされたときの類のボワっとなる表情がなんとも幸せそうできゅんとしました。
お兄さんのニコが美しかったので、出来ればそちらを主人公でもう一作品読みたいですね。

同時収録のパティシエとお花屋さんのお話は、カバー裏まででワンセットと言う感じですね。むしろ、そっちの方がタイプかも。

0

浅い…。

感想としては「読みやすかった」です。
設定としては人と死神ですけど、ストーリーはテンプレ通りというか…。だから読みやすいしわかりやすくはありましたがストーリーが浅い…。
そもそも死神が自分を犠牲にしてまで攻めを助けた理由がわからない。その理由こそがこの話の一番重要なところではないのか!?人からしかエネルギーをもらえない、攻めが死ぬまで一緒にいなきゃいけない、そんか不自由な体になりながらも攻めを助けた理由…。それが明かされていないことによってすごく浅~いお話に。そこが少し残念でした。
絵はキレイでした。

1

可愛いキャラが盛りだくさん

初読みの作家さんです。
表紙はポップで可愛いけど、それほど絵が上手くなさそうに見えてもったいない、と思ったくらい絵が綺麗でした。

表題作は、交通事故で死んでいたはずの高校生が、魂を狩りにきたはずの死神に助けられ、人を助けたせいで人間界で暮らす羽目になった死神と一生同居することになる、という話。高校生×死神というカップリングです。
ツンデレっぽかったのに、実は攻めが大好きな死神受けが、すんごく可愛かった。最初は受けの存在を持て余していた攻めが、だんだん受けのことを可愛く思ってきて惹かれていく過程も萌えました。死神の食事は人間とのキスやセックス、というありがち設定にも一捻りあって、なかなか楽しめました。受けの死神仲間のコロもいい感じでした。コロに関しては、もうちょっと受けとどういう関係なのかの説明が欲しかったです。
あと、惜しむらくは、なぜ攻めを助けたのか、初対面が交通事故死だった攻めのどこに惚れたのかがわからなかったこと。顔…というわけでもなさそうだけど、性格がわかる余裕もなかったはずだし、何がよくて自分の人生(死神生?)を投げ打って助けたのかがさっぱりわからない。どうしてこんな片手落ちな終わり方をしてしまったのか、すごく不満。このあたりの理由付けがはっきりしてさえいれば神だったのにな。


同時収録2作もなかなかよかったです。
受験の時に助けてもらって以来好きだったバスの運転手攻めと、就職先で再会した受け。大好きな人と同じ職場で働くことになってうれしかったけれど、攻めの薬指には指輪が…という話。
受けのツンデレ具合がすごく可愛くて、攻めがメロメロになっちゃうのもわかるなーと思いました。ちょっと学生時代の受けの言葉遣いが乱暴すぎかな、とは思いましたが、それで評価が下がるほどではなく、個人的にはこの話がいちばんよかったです。
エッチの際の健気さにもずきゅんとしました。


もう一作は、パティシエの卵の攻めと花屋の受けが、バレンタインを前にコラボ作品を作ることになり…という話。
こちらも可愛かったですが、攻めの言動(受けの首を舐めたり、酔ってキスしたり)がノンケというにはあまりに無理がある気がしました。そのくせ受けがゲイだとわかって距離を置くのがちょっと男らしくなく、あまり好きになれませんでした。
受けは可愛かったです。くっついたあとの2人をもうちょっと見たかった。

4

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