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はじめてレビューを書きます。
それだけ、この小説が大好きで、大好きで、たまりません!
最終巻(4冊目)になるであろう『IF I EVER』を、S.E.ジェイクス先生、どうか書き上げてください!
日本のファンも、首を長くして心待ちにしております。
というわけで、今回はシリーズ2冊目です。
私は原作を読みましたが、
1冊目が、プロフとトムの出会い&退治すべき幽霊の紹介
2冊目が、トムの幽霊退治
3冊目が、プロフの幽霊退治の前半
3.5冊目が、日本で言えば同人誌的な、本編のオマケの2人の短編
そして出版が待たれている4冊目が、プロフの幽霊退治の後半
という感じで進行していくようです(私の英語理解力が低いので確実ではない)。
で、シリーズ2作目です。
1巻で離ればなれになった2人が嵐の中で再会し、抱き合います。
私のうろ覚えで申し訳ないのですが、作者さんのサイトで試し読みした時、この場面がその年のこのレーベルのラブシーンの年間3位に選ばれていたはず!
それだけアメリカ人のファンも多い名シーンのようです。
さて、再会したものの互いの幽霊が邪魔をして2人の気持ちは揺れ動くのですが、トムの幽霊退治にプロフが協力したことで、2人は覚悟を決め一緒にいることを選択します。
エロシーンも、とってもナチュラルで素敵ですし、ストーリーもリアルで、なんちゃってCIAとかは出てきません。
そして1番の魅力は、自ら信じる正義のために命を落とすことさえある仕事を生業とし、1人でも生きていける大人の自立した人間が、それでも愛する気持ちを抑えきれず、相手を巻き込むリスクが高まっても2人でいたい……
そういう重厚な人間ドラマです。
最後に、この2巻は閉じられた空間で進みましたが、3巻はプロフさんのターンなので、ワールドワイドに話しは進み、個性豊かな登場人物も増えます。
原作を何度も読み返しましたが、謎解きが進みつつ、いよいよ佳境へと入っていきますので、お楽しみに!
日本で3巻の翻訳出版がなされるのが待ち遠しいのと同時に、
(冬斗亜紀先生頑張って! 小山田あみ先生のイラスト最高!)
どうか、どうか、S.E.ジェイクス先生、4巻を本国で出版してください!!!
日本のファンもアメリカのファンと同じく、プロフとトムのその後が気になって、気になって、仕方ありません。
シリーズ第2巻。
プロフとトムが、互いについてより深く理解し合うと共に、絆も深めていく…
そんな内容たっぷりの一冊です。
前巻で訣別したプロフとトム。
二人がそれぞれどのような任務を経て再会するのかワクワクしていたら、なんと物語序盤にて早々に再会。
そして物語の舞台はトムの故郷ニューオリンズ。
随分スケールダウンした印象のある舞台設定に大丈夫か??と若干危惧していましたが、閉鎖的な田舎町で何者かに狙われているという状況は大変スリリングで、息もつかせぬ面白さ。
そして、終盤明かされるプロフの過去にまつわる新事実の数々には驚かされっぱなしでした。
ネタバレは避けますが、今後の展開にますます期待が高まるのと同時に、
パートナーとして関係を深めていくプロフとトムのやり取りに目頭が熱くなるような内容です。
ストーリーの中心となる事件は、トムの同級生が次々何者かに殺されるというもの。
その事件に付随して少しずつ明らかになるトムの過去は大変痛ましいものですが、彼の精神的な強さを表すエピソードでもあります。
自分を虐げた大人たちのいる故郷に自らの意志で戻り、保安官補として働いていたこと。
自分のような子どもが出ないよう、町を変えようとしていたこと。
彼なりに自分の過去と向き合う努力をしており、そのまっすぐな生き様はプロフに対する向き合い方にも表れています。
そしてプロフ。
トムのためニューオリンズに駆けつけたところから始まり、
彼がトラウマに押し潰されないよう支えたり、
彼に代わり何者かの呼び出しに応じてワニ(!)に襲われたり…
と、相変わらずの面倒見の良さ(口の悪さも健在)。
前巻にも増して人間離れした身体能力を発揮し、トムや町の子どもたちを守る姿が大変カッコいいですが、
彼の内に抱える不安やトラウマ、他人を巻き込むまいとする優しさもよりハッキリ伝わってきて、
剛柔併せ持つ男としてますます魅力的に描かれています。
互いの気持ちは確かめ合ったものの、トムを自身の抱える厄介事に巻き込みたくないプロフと、プロフを助けたいトムとではなかなか決着がつかず。
ジョークやセックスの合間に幾度となく展開される議論に決着がつくクライマックスは大変感動的。
クサいシーンは何一つありませんが、互いへの信頼と決意が伝わってくる胸熱な結末です。
フィルとのエピソードからタイトル『不在の痕』の意味も分かり、ここでも感動。
プロフが色んな人に(陰ながら)愛されていることが分かる、心温まるシーンです。
男臭くバイオレンスな世界観ですが、ときに非常にロマンティックなエピソードが挟まれるところも本書の魅力の一つ。
ラストのプロフの本名に関するエピソードなどはまさにそれで、冒頭のハリケーンとも繋がる二人の縁の深さにちょっと泣きそうになりました。
ベッドシーンは(ベッドでのシーンは殆ど出てきませんが)前巻以上にラブラブ且つクレイジーで読み応え抜群。
ハリケーンを目前にしての駅弁f ckに始まり、アリゲーターごっこ、縄、スパンキング…と何でもありで勿論リバ。
ただエロいだけでなく、プレイ内容が互いの過去に関わっていたり、行為中のやり取りに相手を服従させようとする駆け引きがあったりするところに萌えます。
「預言者」を意味する名を名乗る一方で、過去を追い続けてもいるプロフ。
強さと繊細さを併せ持つ彼は、トムというパートナーを得たことで自身の運命にどうケリをつけるのか。
次巻の発売が楽しみでなりません。
迷いなく神評価です(たとえ命じられてなくとも!)。
Krovopizzaさま、コメントをいただき、大変、恐縮しております。
私がBLの購読の1番の参考にしている、超人気レビュアーさまから声をかけていただけるなんて、気が動転してオカシクなりそうです(苦笑)。
コメント、ありがとうございました。
そして、Krovopizzaさまの、この↓コメントを読み、ブログのSSを読むことが出来、感謝しておりますし、3巻のネタバレを少しだけ書いてもいいかなって、自分のコメント欄の参考にさせていただきました。
さて、コメ返しになりますが、『Who the fuck else could compete?』の箇所は、すぐにピンときました!
あのシーン、2人が共に言い合うというか、その前の3語のセリフが、もうジーンときて、ついに!って、私が涙ぐんでしまいました。
でも、『Come sit on my lap, bebe.』は、これから探す旅に出ます。
私は英語力がイマイチなのに、萌えだけで原作に手を出したクチなので、ご了承下さい。
あと、私の予測ですが、3巻は紙媒体で出るでしょうが、3.5巻は翻訳されたものが雑誌に掲載された後、電子書籍のみの販売になるんじゃないかと思います。
とにかく、まだS.E.ジェイクス先生が4巻を書き上げていらっしゃらないご様子なので……本来は2014年に出版予定だったのですから、アメリカのファンの方は、それこそ祈りを捧げながら待っていることでしょう。
先生のプライベートがご多忙だったこともあり仕方ないのですが、ここ日本からもエールを送り、プロフとトムの歩む道を最後まで見届けたいですよね!!!
一緒に、S.E.ジェイクス先生が書き終えてくださることを、日本から念を飛ばして応援しましょう!!!
原作を読み、先生の印税に、直接、協力してくださる方がいてくださるのは、とっても心強いです。
最後に、Krovopizzaさま、皆の羅針盤になるレビューを書き続けてくださり、心から感謝しております。
ありがとうございます。
継続は大変だと思うのですが、ますますのご活躍を願っております。
お身体を大切になさって、お元気でお過ごしくださいませ。
ちなみに作者SE Jakes氏のブログで、本シリーズの番外SS(クリスマス編とバレンタイン編)を読むことができます。
どちらも甘々で最高に萌える内容なので、一読をオススメします☆☆☆
まだまだかと待ち続け、やっと手にした2巻。
今回もイカれててイカしてるクレイジーな二人が暴れています。
姿を消したプロフ。
地下に潜りもう二度と表に出ることはないと決意したプロフを引き留め、引き戻したのはトムからのメール。
一つ残らず、一人残らず捨てていけるだけの覚悟は脆くも崩れ。
最大の、最悪の失敗。トムのメールを読んだことをそう表現するプロフに、なんだか胸がきゅっとした。
それほどまでに、トムからのメールがプロフにとってパンチ力のあるものだったんだ、と。
惹かれるように運命のように嵐の中再会した二人ですが、そこからはもう胸が熱く二人も熱く、叫びだしたいぐらいの興奮が渦巻きました。
また小山田さんのイラストがその興奮に拍車をかけるぅ!
再会によってトムの地元での殺人事件に二人は巻き込まれていき、そしてトムの過去が暴かれ、プロフの過去も垣間見えてきます。
トムの意外な特技(?)やプロフの仕事などが判明。
危険な目にあわせたくないと言うプロフ、おまえを守りたいと言うトム。
お互いにどっぷりハマりながらも、許すことのできない線。
けれど離れることなどできそうもない焦がれた感じがたまらなく萌えです。
片方ばかりが寄りかかるのではなく、時にはプロフが時にはトムが支えになっている関係がなんだかとてもかっこいい。
1巻はなんだかトムの方が危うげに見えていたんですが、今回はプロフの方が危うげというか迷いみたいなものが見えた気がしました。
トムはプロフを離さない!と決意したから迷いが吹っ切れたのかな?
Eから始まる名前の男。
トムがかつて予言された内容にゾクリ。
これが運命と言わずに何と言うのか。
周りを蹂躙し巻き上げる──たしかに、プロフは竜巻見たいな男。
本当に、「こんなのアリかよ」です。
嵐の中再会した二人。
二人の関係も嵐のように激しく、今回も熱く燃え上がる男たちのお話を堪能いたしました。
最近このシリーズにはまっています!
トムは生まれながら霊感・直感の特殊能力を持っている。プロフェットの名前は預言者という意味。霊能力者と預言者との出会い!二人が出会ったとき、トムが「名前が預言者(プロフェット)って本当?」と皮肉った。ただしプロフェ自身も直感が強い人でトムを誰よりも理解している。
プロフは出会ってからトムに惹かれていた。トムに何個も愛称をつけた。。。ヴードー,ケージャン,トミー,T,など名前をつけて自分から距離を縮めてるじゃないか!
トムは以前預言されたのは、いつかEから始まる名前の男にすべてをまきあげられ、命の終焉を迎える。それがプロフェ(Elijah)との出会い。でもお互い様だろう。プロフェがハリケーンなら、トムが火山、周りに悩ませるトラブルメーカバカップル(笑)
本屋さんに行く度に気になっていましたが海外のBLということで即買いできずにずっと気になっていましたが読むものがなくなりためにし一巻を買って1日でハマり2巻もその日のうちに買いました。
1巻を経ての2巻でのこの2人の再会シーンからトムの幽霊退治は読んでいてとても一言では表せない気持ちにさせられました。
プロフェット本人が自覚せざる終えない程にどれだけトムを思っているか伝わってくるトムへの行動と言葉に読んでいてハラハラする内容なはずなのにドキドキしてしまいます!
今まで読んできた中で一瞬でダントツ一位になった作品です。
初めての海外BLでしたが割と抵抗なくすんなりと読めました。
挿絵もとても綺麗な上にリアルさがあり自分は好みでした。
Krovopizza
やえこさま、はじめまして。
このシリーズ本当に素晴らしいですよね!
私も3.5巻まで読みまして、4冊目の『If I Ever』(このタイトルがまた泣かせますね!)を首を長くして待っているところです。
3.5巻の『Not Fade Away』も(短いですが)すごく素敵な話なので邦訳出ると良いですね。
>『I'll spend…』
このセリフ、私も大好きです!
あと『Who the fuck else could compete?』のとことか、『Come sit on my lap, bebe.』とか…
挙げ始めるとキリがないですね笑
このシリーズがお好きな日本の方にお会い(?)出来て嬉しいです。
素敵なレビューをありがとうございます(*^^*)
やえこ
私が3巻の『Daylight Again』で、1番好きなセリフは、『I ’ll spend the rest of my days proving it to you』(俺は、それをお前に証明することに、残りの人生を費やすよ)というものです。
俺が誰なのか? それとは何なのか? は、伏せておきますが、1巻と2巻でチラホラ見え隠れてしていたものが、3巻になって、ドッと本流に押し入ってくるので、お楽しみに☆