rainbow

ほのぼの

オリジナルの『鋼の錬金術師』は全く読んだことも見たこともないのですが、今まで数名の作家さんのこの作品の二次作品を読んでいたので、今回の主人公、ヒューズとエドについては少し知っていました。
でもオリジナルの作品を知らなくても大丈夫かなと思う内容です。
最初に収録されているＤＵＯ　ＢＲＡＮＤ．さんのオリジナル作品についての語りが熱くて、とてもお好きなんだなというのが伝わってきました。

あらすじは、図書館でエドが本棚の一番上に置かれている本を取ろうとしているのですが、届かなくて必死で背伸びをしているところに、背後からヒューズがいとも簡単にヒョイと本を取ってあげるところから始まります。
背が低いのを気にしているエドはそれがちょっと気に入らなくて、つい強気に反抗してしまうのですが、大人なヒューズはそんなエドの様子も楽しんでいる様子。
それから自然に図書館で一緒に時間を過ごす２人の平和な時間が描かれています。
ＢＬというより、本気で語り合える仲のいい友人という感じの２人ですが、ほのぼのした雰囲気が良かったです。