ある日、売れない小説家が女たらしのクズ猫を拾って帰った!

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表題作エロ猫教育日誌

叶出宏幸,28歳,売れない小説家
葵,バーで会った女たらしのクズでヒモ男

同時収録作品女装アイドルとパンツの穴

瀬野海志,28歳,受の敏腕マネージャー
一里唄,19歳,小さな事務所の新人アイドル

その他の収録作品

  • あの時、エロ猫は!? 教育日誌1日目(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:描き下ろし漫画

あらすじ

猫っぽいモノを拾う癖のある小説家・叶出はバーで捨て猫みたいな葵を拾って帰る。だが葵は居着かず、なぜか何処かへ帰ってしまう…
懐くように葵のお尻の調教を始める叶出だった。

作品情報

作品名
エロ猫教育日誌
著者
灰崎めじろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784896443028
4.2

(44)

(17)

萌々

(20)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
186
評価数
44
平均
4.2 / 5
神率
38.6%

レビュー投稿数6

この猫ちょーかわいい!!

ニャンコより断然ワンコ派なんですが、このニャンコめっちゃ可愛いです!
大部分が攻め視点で描かれてるから、攻めの可愛がりフィルターがプラスオンされて余計に可愛く見えるのかな?
とにかくめーーーーっちゃかわいい!!!

先にちょっと白状しておくと、灰崎さんの汁だくエロ描写がそんな得意じゃないんです。
ピアスの短編集で途中で飽きて読破出来なかったコミックもあります。
これもエロだけで言うとまぁーエロいです。汁っ気たっぷり!
でも全然大丈夫だった!
それ以上にニャンコが可愛すぎて萌えが滾りまくりでした♡♡♡

攻めが受けを拾って〜〜というネタ的にはよくある系のお話なんですが、拾われた受けが超ニャンコなので慎重に慎重に歩み寄っていく感じが可愛くって、一進一退の攻防戦がすっごく萌え萌えでした(๑>◡<๑)
そろそろいいかな?って一気に距離を縮めようとしたらシャーーーーーッて逆毛立てながら逃げられちゃうみたいな。
そんな訳で「日誌」なのです。拾ったにゃんこが攻めに完全に懐くまでの飼育日誌。
ピアスで「エロ猫教育日誌」なんてタイトルだとエッチな調教日記かな?なんてついつい思ってしまいますが、多分想像より可愛らしいものが読めますよ!

そして、カバー下にまさかの大団円!
紙で読む人は読み終わってからカバー外してくださいね〜!


後ろに短編が1本入ってます。
こちらはいかにも灰崎さんのピアスの短編集に入っていそうな感じのTHE ERO‼︎な短編でした。

【電子】シーモア版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙×

3

クズでおばかだけどかわいい

タイトルで一瞬怯んだのですが、面白かったです。
線多めで、背景もしっかり描き込み系の作家さんですが、絵が上手いのでごちゃついて見えないのがすごい。
顔の描き方は若干古い感じがするので、好みは分かれるかもしれません。
あとちょっと引くくらいものっすごい水分多めなので、そういうのが苦手な方は回避を。
ピアスシリーズなのでえちぃ比重が大きめですが、そこは流し読みでも(ごめんなさい)表題作は楽しめるんじゃないかと思います。

表題作+描き下ろし+短編です。
【エロ猫教育日誌】萌
過去の思い出のせいで捨てられているものを拾う癖がある叶出。
目の前で女に捨てられた葵を拾って連れて帰る。
葵は「一番好きなひととは付き合えないから、誰とも付き合えない」と言いながら、それに納得してくれる女の子のもとで転々とヒモ生活を送っているクズで…。
ストーリーもわりとすぐに「あー、察し…」となりますが、そこからも飽きさせない展開が待ってます。
基本攻め(叶出)目線ですが、葵目線のエピソードもあって共感しやすかったし、ところどころで笑える部分もあって楽しめました。
えちぃシーンが多めなので食傷気味になりますが、ストーリー重視でも読み応えはありました。
「猫」というタイトルがついていても、ここまで本当に猫っぽい性格の子っていなかったなあ、というくらい葵が野良猫風味で、手懐けていく過程がムツゴロウさんのようでした。

【女装アイドルとパンツの穴】しゅみじゃない
これは…、だめでした。
長身男子の女装、女性用下着着用がお好きな方にだけおすすめです。

2

涙やらお汁やら

エロ系の新規開拓を、と思い、前から気になっていた灰崎めじろさんに初トライ。
表題作と、もう1作短編が収録されています。

「エロ猫教育日誌」
スランプに陥り、結婚を考えていた女性が離れて行ってしまった作家・叶出が、バーで女に罵倒されていたクズいヒモ男・葵と出会う。
何となく連れ帰って何となく欲情し何となくハマり…何となく手懐けようと考える。そんな話。
その手懐け方は要はHな訳だけど、ちょっと調教じみたHシーンが大盛りで、可愛い系の受が汁汁汁汁プラス涙も、のおつゆ多めのエロでした。
でもその中にストーリーもあるんですよね。叶出と葵の関係性は途中でわかっちゃう感じもあるんだけど、葵が叶出にハマりすぎるのが怖い、とフラフラする後半などは話としても面白く読みました。

「女装アイドルとパンツの穴」
知名度を上げるための「イケメンアイドルの罰ゲーム‼︎」での女装にマジに恥じらう一里唄(いちり うた)くん。唄はマネージャーの瀬野さんに惚れてます。
ちっちゃな女性向けレースパンティの中でボッキするxxxを見せつけちゃう唄に、辛抱たまらんの瀬野。フリフリのウェイトレス姿でのHシーンはこちらもつゆだく。ハピエンです。

2

ニャンコ受け可愛いぃぃぃ(∩´///`∩)

2作品収録で、ほとんどが表題作CPです( ´͈ ᐜ `͈ )
めじろさんは同じカップルを続けて描くのはお初だったそう。
じっくりと攻めと受けの一進一退がコミカルに描かれてて面白かったです♪

表紙の表情に『クズ猫』ときたら生意気な強気受けだと勘違い(反省)
躊躇しないでもっと早く読めば良かったー!

生意気な部分は一切なく
可愛いニャンコ受けのイジらしく一途な健気さに終始キュンキュン。
時にはホロリと胸にくるシーンもあり。
『教育日誌』の部分も酷い事をするような教育はなく。
もぉぉぉエロい!甘い!エロ甘可愛い〜!(∩´///`∩)

クズ猫…?うーん、クズっちゃあクズなのか?
お付き合いする基準は「1番目とは付き合えないから、2番目以降はみんな平等」
誰のものにもならないのを了承してくれた子のみ。
倫理観が著しく低いけど、裏表がない純粋さが憎めない(・∀・;)

そんな住所不定で2番目の家を渡り歩くニャンコをロックオンした攻め。
どうにか懐いてくれないかなーと反応見つつ通いニャンコをエロ可愛がる。
フラリフラリと現れる間隔が短くなり、滞在時間が徐々に長くなり。
そんなニャンコの様子が教育日誌として綴られてます。

このソロソロと少しづつ距離を縮める感じが萌える!!
口さみしい時のチューのおねだりとかクソ可愛!!クッソ可愛!!!
イッチャイチャしまくりで心も体も委ねて甘えるニャンコ微笑ましい(﹡´◡`﹡ )

でも完全に懐いた!と確信したら、ビャッと逃げるw
素直なのか、気まぐれなのか、一進一退がもどかしいです。

振り回される攻めですがニャンコにも切実な事情があり、過去が明らかにー。
愛情に飢えてた子が攻めの愛情で心がいっぱいになるのにキュンキュン(//∇//)
一途に攻めだけを想う気持ちが溢れ出てホロリ(;ω;)
健気で一直線な可愛い可愛いニャンコに絆されました!

あーすごく良かった…。
安定汁ダクエロも最高だった…。


◆女装アイドルとパンツの穴
こちらはマネージャー×アイドルのお話。

似合わない女装(・∀・)b イイね!
楽屋エッチがエロい(・∀・)bイイね!

背がおっきくてガタイ良い方が女装で受けのアンバランスが良き。
お嫁さん願望持ってたのも↑だと可愛らしく感じる。
ヘタレ臭のする攻めが決めるとこはきっちり決めてくれてホッとしたw

2

「ビッチ受け」が思い付かないくらい純粋ド(えろ)


某デスティニーを読み終えて、何かえちのぶぶんで物足りなさを感じていたであろうその時見かけためじろさんに心惹かれ、作家買いしようと始め…取り敢えず、
✩エロ猫教育日誌
✩愛しの蜜欲サーカス
✩野良鬼拾いました
を購入。久々(ʹʹ˚°˚ʹʹ)に止まらなくて3冊朝まで読み漁りました…ということで再読まとめレビュー①。


……も〜〜っ流石めじろさん!(笑)漠然とあるえち読みたい〜くらいの"読みたい"を超えて楽しませてくれます。めじろさんは鬼畜が最高。
もう一度いいます、鬼畜が最高。
絵に描いてますが絵に描いたようなドS〜というわけではなく。(それだとげんなりしてしまう)喘ぎつつもいやいやと逃げる受けを逃さないでぐりぐり…的なもえ点を確実についてくる。

1話終わりの引きも最高でした。
まさかの、また訪ねてくるという。

えちの際も普段あれほどヒモ色が強い受けが、攻めに顔◯してしまって「オレ…いやだ こんな」ってべそべそ。いじらしいよー…( ; ; ) そうそう。めじろさんのいじらしい受けってこれ。今作は特に、素直。
えちから始まって60日間経って(毎日Hはしてる)もまだ心までいってない等BLだから許されて、ピアスさんだから輝く美味しさも回収されつつ…懐かないネコに執着のテーマにも適っていて。

「手に入りそうな所ですり抜けて行ったから?
手に入らないから欲しいのか?
~中略~
他に好きな奴がいると言いながら
あんな顔するのが反則なんだ」

この頁が総てのような気がします。

それからの
「俺だとわかってて抱かれたというのかーー」

はい。ロマンティックが止まらない。
縋りつく攻め。勘違いしているようだよ攻め。

「俺か… 俺なのか 一番の奴って…」

ぎゃーー⁄(⁄ ⁄^⁄o⁄^⁄ ⁄)⁄
足の力が抜けて爪先が痺れました。
そして引き摺られる攻めに笑って(笑)。そうそう、そうだよね、逃げられて逃げられて…だった好きなひとだもんそうなるよね……と。

いつの間にか、受けー♡→攻めだったのが攻めー♡♡→受けになっているのが凄い。もう攻めはどろっどろに受けちゃん好きすぎてネガティヴになっています。(笑)

第4話ではうっかり涙ポロリ。攻めのことが大好きだってバレた受けちゃんの表情と幼い頃の表情が重なって……もうここからはもえのオンパレードです。激甘 甘々ってやつ。

一巻で満腹度が120%超え。
もう一作収録されている短編はマネージャー×アイドル。テンションとしては純粋です。が、勿論えろいのでそこのご心配はなく…

兎に角、再読でまた間空けないと…くらいにはお腹いっぱいです。

ごちそうさまでした。

3

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