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軍神を宿した皇帝×未来が視える青年の、神に導かれた恋物語
倫国の皇帝に嫁いだ伶藍が倫国に戦を仕掛けた汪凱と出会うところから始まります。
無垢な伶藍を汪凱が無理矢理抱くので、苦手な方はご注意下さい。
男なのに女として倫国の皇帝に嫁いだ伶藍が汪凱に男だとバレたときはハラハラしましたが、お互いの素の部分に触れて惹かれていくところはとても良かったです。
しかし、伶藍が本当に神様の生まれ変わりなのかは謎のまま、汪凱が宿していた軍神や裏切り者が突然いなくなっていたりして深く語られることのないまま終わってしまったのは残念でした。
電子特典は汪凱と伶藍が猫と仲睦まじく水遊びをしていて微笑ましかったです。
初読み、つばき深玲先生。
とっても良かった♡
文体、ストーリー展開、エロの方向性、精神の持ってかれ具合(がっつり引っ張られるのも良いけど、ファンタジーはこれくらいが◎)どれも好みだった♡
Chel先生の挿絵も大変美しい✨️
Bのラブのつもりで読み始めたのに表紙の受けがかわいすぎて、まさか女子なのか!!?と不安になって先の挿絵を確認してしまうくらいw
中華っぽいのは好きだけど世界観にハマるまで時間かかるしどうかな、と思ったのも束の間、名前さえ覚えれば問題なく面白くて一気に読み進めてしまった
伶藍が牢屋に入れられた時はヒヤッとしつつ、後にはうれしい展開♡
伶藍と汪凱の掛け合いが恋仲になる前もなってからも仲良さげでほほえましくニヤニヤしてしまう~
これだけでも読む価値あり(≧∇≦)b
読み返し。
最初、伶藍が健気で不憫で切ない気持ちになりながら読みました。
倫国の皇帝に関してはザマァな気持ちになりましたが
その後の伶藍は、最初汪凱に好き勝手されてしまって
汪凱もろくな人間じゃないな…と思うのですが
そこから段々と愛が芽生えていく二人。
終わり良ければ総て良しってやつで
溺愛モノが好きなので、段々と伶藍に執着していく汪凱は良かったけど、
でもやっぱり最初に強引に伶藍を抱いたのは私的にはナシだな…と思ってしまいました。
親を知らない、異質な外観の美貌。たまに未来を予知できる主人公。
男子だけど、5才から女子として育てられ、后として嫁ぐ。
最初の夫は、ろくでもない人。
二番目の夫は、軍神憑きの人格者。
伏線の仕込み方が上手い
読み進むと 以外な伏線回収があって飽きなかった。
・・他の作品も読んでみようと思って著者について調べたら、
受賞歴ある作家だということまでしか分からなかった。
このペンネームでの作品公開は、今作が最後で、その後出ていないみたい。
ブログも閉鎖されているし、今どうされているのか分からない。
残念
「漆黒のライオンと狂犬と百の花」で、
第2回(2011年)B-PRINCE文庫 新人大賞 奨励賞
第14回角川ルビー小説大賞にて奨励賞を受賞し、デビュー 多分2014年。
敵対関係とか、ライバルとか、意に沿わない相手にご無体を強いるところから始まる恋愛に萌えを感じる私としては、侵略してきた大国の王と、攻め落とされた小国の孤独な后なんてめちゃくちゃ滾るテーマだわとウキウキしながら読みました。
二人が少しずつお互いを理解しあって、ちょっとした優しさにはっとしたり、相手のために身を挺するところなんかは、めちゃくちゃきゅんきゅんとはしたのですが、う~ん、でもなんだかすっきりしない。
稀有な容姿の伶藍を化け物呼ばわりして散々冷遇してきた皇帝は、戦況が悪くなるとさっさと逃亡したあげく、あっさり敵に首をとられていたり、突然裏切り者の設定が出てきたかと思えば、謎解きができ次第なんの描写もないままさっさと始末されていたり、結構重要なポイントだと思う軍神も、わりと簡単に身体から離れちゃったり、光明の神に至っては、予見の能力が伶藍に備わっていたものの特にそれ以外はなく言葉ばかりが一人歩きしているようで、あれれ〰️っという感じ。
見た目の美しさや、庇護欲を掻き立てるだけの受けじゃなくて、后としての凛とした強さや、その反面、人間的なドジっ子のところがあったりととても好感のもてる受け様に、見た目だけでなく内面も男前の攻め様がベタ惚れしているなんて、すごいきゅんきゅんする話だっただけに、二人以外のところももう少し丁寧に描いてくれていたら、さらに読み応えがあって面白かったのに…メインの二人がよかっただけにちょっと残念でした。