市梨きみが描く、禁断の義兄弟シークレットラブを音声化!!

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表題作 3分インスタントの沈黙

朔 → 白井悠介

秋 → 小林裕介

あらすじ

市梨きみが描く、禁断の義兄弟シークレットラブを音声化!!

女好きで軽薄な弟の朔と、女嫌いで根暗な兄の秋。二人は両親の再婚をきっかけに家族になった義兄弟だ。
ある日、大学進学をきっかけに秋の住む家に押しかけてきた朔。
朔に嫌われていると思っていた秋は、同居をきっかけに、可愛い弟との関係を修復しようと奮闘する。
今も昔もずっと大事な弟…そう思っていたのに…

作品情報

作品名
3分インスタントの沈黙
著者
市梨きみ 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
発売日
JANコード
4996779028306
3.9

(40)

(21)

萌々

(8)

(4)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
2
得点
152
評価数
40
平均
3.9 / 5
神率
52.5%

レビュー投稿数2

大好きな作品です。

大好きな作品がCD化ということで楽しみにしていました。
内容等は原作のレビューに任せ、とても個人的な感想だけ書かせていただきます。
まず感じたのは、モノローグ等や台詞が結構削られているな、という印象でした。原作で絵やモノローグで感情を表していた部分が、必要最低限の部分だけ残して削られている気がしました。なので、淡々と進んでいきます。
たとえば、秋がお局さんに飲まされて朔が迎えに来るシーン。あそこは原作では秋が電話で「新橋にある焼き鳥屋」と口にし、それを聞いた朔が「新橋にある焼き鳥屋をしらみ潰しに探した」と迎えに来るのですが、CDでは「新橋にある焼き鳥屋」という台詞も無かったように思います。その後、迎えにきた朔が「新橋にある焼き鳥屋をしらみ潰しに探した」という台詞はあるのですが…なんというか、そういうような小さな所ではあるのですが、そういった台詞やモノローグが多く削られているので、原作そのままを忠実に再現されているのがお好きな方は、少し残念だなと思うかもしれません。

小林さんと白井さんの演技は素敵でした。ただ、白井さんの朔の演技が少し淡々としていて…嫉妬するシーン等の感情が揺さぶられるシーンの間合いや溜めが「なんかちょっと違う…」と思ってしまいました。語彙力が無く伝わりづらくて申し訳ないです…。本を読みながら聞くと更にそう感じてしまうので少し残念でした。

ですが、やはり大好きな作品のCD化はとても嬉しかったです。

4

声優さんに非はないが…

遊び人の弟×女嫌いの兄。同居している義兄弟(連れ子再婚)もの。
100万回読んだ話だけど、若いキャストの組み合わせに惹かれて聴くわけです。

「もっと気持ちいいこと教えてあげる」でセッに応じるのは、いくらなんでも不自然。
この軽さと兄弟ものの醍醐味も相反すると思う。
「昨日俺たち何もなかったよな」も唐突。

つまり結論だけどんどん出てきて感情移入できない話。
やっていることや想いの大きさが、その実感を伴った流れで提示されないので、
声優さんに非はないが集中力を途切れさせず聴くのは難しい。

「あれから何度も自慰をしている。朔を思い出しながら」も唐突。
その連続。原作もCDも。
一言で言うなら「補完が足りない」に尽きる。
(終盤で一気に回収を図った可能性が微レ存)

これ以上例は挙げないが、未読で聴いて、
原作を端折りすぎているから伝わってこないのか?と思っている人がいるなら、
そうではないとだけ記しておきたい。

こういうのは原作と脚本の問題なので、演技でよかった箇所を。

トラック3
「許して」「ダメだよ、兄さんが言ったんでしょ?ええ!?」
臨場感&白井さんの雄感◎

トラック4
「気持ちいい、おかしくなる」
小林さんの掠れて呂律の回らない感じに、
こんな引き出しもあるのか!と嬉しい驚き。

「わざわざ念押しに来たのかよ」「違う」
小林さんの言い方にセンスを感じる。

しっかりと感情の乗った「俺のものになって、秋」「うん」で全て許せるような気になった。

トラック6の後日談「その後のふたり」はラブラブおせっせ。ですが短い。
これが長ければ満足度が底上げできた気がする。

小林さんの「朔なしで生きられなくしてどうするすもり?」が別人のように可愛く幸せそうだったので、話はオチた感があるし、
白井さんの吐息混じりの「好き…大好き…」も陶酔感◎

総括。
モノローグや過去シーンより、現在の会話(掛け合い)をメインに進めたほうが、
ドラマCDとして魅力的だという当然のことを突きつけられた1枚。
(BLCDは800枚以上聴いて、この原作者も進撃同人から読んでいるけれど…)
濡れ場の途中で聴くのを止めて放置するほどつまらなかった。
演技は安定しており、誰がやってもこうなったと思う。
終盤、キャストの好感度と幸せそうな声(演技)に自分を納得させることに成功。
BLCDとしての難点は、女子大生のキンキン声がうるせえ…。

8

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