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表題作エタニティーズ・ボーイ

椎名玲司(10歳年上、カリスマ美容師、長髪)
麻生郁実(新米美容師、可愛い系、素直)

その他の収録作品

  • スイート・クリスマス
  • エタニティーズ・ボーイ

あらすじ

永遠にー、
永遠に私だけの…my fair boy

オレ、麻生郁実は18歳!
恋人であり専属美容師である椎名玲司さんに憧れ、同じ道を歩みつつも、ラブな毎日を猛進中。
とっておきのクリスマスに、とっておきのバースデー。そこにはとっておきのプレゼントがあったりして、玲司さんってば相変わらずなんだから。

けど、そんなオレも専門学校を卒業し、国家試験もクリアでき、あとは大本命のサロン・マジシャンへの入社試験を残すのみ!!ただ、そこには意外なハプニングが待っていて…
オレ、もぅどうなっちゃうの!?

玲司さんとオレの永遠の恋の行方…みんな見てね。

作品情報

作品名
エタニティーズ・ボーイ
著者
日向唯稀 
イラスト
桃季さえ 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434016592
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

大人になった郁実……

 これが、一応、区切りのシリーズ……ということになるのでしょうか??
 郁実が専門学校を卒業して、国家試験にも合格して、その後のお話。

 最初、この本を読んだ時に、ものすごーく納得が行かなかったんです。
 哀しくて、悔しくて、これは本当に有りなのか?? って、思ったんですが。
 今はもう、そんな青さが残念ながらなくなってしまったので、そんなことはなく。
 冷静に受け止めております。



 こっから先は、ネタバレなんで注意してください。
 郁実が、マジシャンに入ったにも関わらず、あくまでも「玲司のコピー」になってしまったという結末を、正直、どう受け止めていいのか、わからなくなっちゃったんですよね。
 でも、郁実は「それでいい」って言ってて、正直、その事実にすっごく驚きました。
 だって、何でもそうだと思うんですけど。
「物を作る人間って、自分のオリジナリティ、みたいな物をものすごく要求されると、思うんですよね。
 でも、敢えてそれを郁実が「それをなくていい」って言ったのにも驚いたし。
 何より、こういう結果にした作者さんに「え……?」って思ったんですが。
 今は、それはそれでありだったのかなって、納得はしてます。

 けど、これ、今回の一番の騒動だった、「エキシビジョン」の前で終わっちゃってるので、是非是非これと同じシリーズである「DIAMOND ROSE」を読むことをオススメしておきます。
 じゃないと、今回の話はすっきり終わらないんで。

 ただ、それはまた、違う視点から見た話なので、実は、郁実と玲司の視点から見た、エキシビジョンの話も読んでみたかったなー、と残念に思ってたりもしてます。

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