日本最大級のハイブリッド書店
既に分冊版で既読の作品が2作品あったのですが、それ以外の5つの作品はどれも初読み作家さんでした。
ギャグっぽいものから切ないもの、裏社会のダークでシリアスなもの、不思議な現象が起こるミステリアスな物まで色々な雰囲気の作品が収録されています。
個人的には分冊版でも読んでいる伊吹さんの明るめでH度も高めの『チクBINGO』シリーズのお話が一番楽しめました。
最も個性的だと思ったのは十わだこさんの『濡視線~最後の雨に堕ちる~』でした。絵柄は好みではないのですが独特で、この作品のミステリアスな雰囲気に合っていると思いました。
主人公が女性の恋人と同棲していて結婚の事も考えているようなのですが…ここからどうBLになっていくんでしょうね…あまり明るそうな展開は予想できませんが、ミステリーは好きなのでそちらの方面での展開を期待できそうです。
松野ゆうさんも初読み作家さんだったのですが、この段階でのストーリーは余り好きではありませんでした。
頑張ってる子を陥れたペットショップの店長に思わず腹が立ってしまいましたが…果たして救世主が現れたのか?という所で終わっていて、先の展開によっては好みになるかもしれないので期待したいです。