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表題作バイオレンス・タッチ

八神 中学生
七海 高校生

あらすじ

「一緒の学園に通いたい」という、年下の恋人・八神のワガママで、庶民な高校からブルジョワな学園に転校さすられた七海遊。二人は盗撮事件の犯人を追ううちに付き合いだしたホヤホヤカップルだ。だが、七海のファザコン気味の言動が八神を怒らせてしまう。それまでガキ扱いされていた八神がキレて、七海にキチクに襲いかかる!
バイオレンスな恋とバイオレンスな事件に巻きこまれた七海のカラダは!?

作品情報

作品名
バイオレンス・タッチ
著者
日向唯稀 
イラスト
桃季さえ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652992
2.5

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萌々

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(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

痴話喧嘩な続編は苦手だなァ…

『バイオレンス・キッス』の続編です。
いろいろ趣向をこらしてます。悩み事を拵えたり、危険な目に合わせたり。
けど、出来上がったカップルの、痴話喧嘩のような悩み事をテーマにされると、それだけでストーリーの面白さが半減しちゃうなぁ、と。
そういうことを改めて思ってしまった一冊でした。

あと、文体が苦手なものになってました。会話文のあいだに、ひと続きになった地の文をひたすら挟み込んでいく書き方。火崎勇さんもよくやられる手法ですが、私はこれが苦手で。
たまにやるならかなり効果的な書き方だと思うんですが、えんえんとやられると、辟易してきてしまう。
普通の文章も書ける作家さんなのに、なんでこんな文体にしたんだろう…?って思いながら読みました。

2

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