表題作赤のテアトル(初回限定セット)

作品情報

作品名
赤のテアトル(初回限定セット)
著者
緒川千世 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
発売日
3.2

(13)

(4)

萌々

(3)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
1
得点
37
評価数
13
平均
3.2 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数1

好みの分かれる要素が多々あるので、原作orキャストファン向け

とりあえず長い。2枚組で2時間20分ある。

退廃的で閉塞感のある雰囲気は再現できているし、
中澤さんにユーリのイメージはなかったが、役作りしてあり、アリだと思えた。

原作通り、複数モブおじ×ユーリ→嘔吐はあるが、さらっと。

穏やかなイメージのある中澤さんですが
「あいつと寝るくらいなら死んだ方がマシだ!!」
と捲し立てて取り乱すのが、さすがの悲壮感。
寄犬の菊池もそうだけど、悲惨な役も似合う方。
トニーに凌辱されるシーンも瞬発力があった。トニー役の方もGJでした。

好き好きではあるが、所々に挟まれる悲しく苛烈なエロは、
長いCDのスパイス◎

ユーリ母は低音なので、ヒステリーも個人的には聴ける範中。

1回目のジャン×ユーリが色っぽい。
かわいそかわいいは業が深い。

耳で聴くと、精神の不安定と歩けないハイヒールと
男なのにミューズとゴーストデザイナー、
全ての歪を中澤さんが細かい機微で演じて、
だんだん壊れていくユーリが体温を持ち迫ってくる。

攻め以外との絡みを4回経て、後半に入ったところで、
薬を盛り、アダム×ユーリにはなるが…
エロくはないし、もはや中澤さんがホラー。
この妙な喘ぎ方は2回目の絡みでも同じ。

アダムが刺されて泣くシーンはとても自然。

引退してから、静かに過ごす二人の穏やかな声。
なのだが、どうして女性声優が出す子供の声はこんなに奇怪なのだ…。

浜田さん×山中さんはアダルト。絡み自体は短い。
前後の会話のほうが艶っぽい。

最後にメイン二人のラブい絡み。
歳をとったこと、身体が変わったことを
肯定してくれるパートナーがいるのは幸せですね。
しかも「普通の快楽では満足できないんだね」と理解もある。
ここでも中澤さんの喘ぎ方が…どうしてこうなった。

特典ミニドラマは可愛くコミカルな番外編的な内容。
フェ○して「アダムの精子、美味しい」とはいえ、ほのぼの。

総括。
今回の濱野さんは安元さん化している。
中澤さんはさすがだけど、アダムとの絡みだけコレジャナイ感。
音だけでは伝わらないシーンは多少ある。
本編中で、攻め以外との絡みは4回、攻めとは3回。
一般的なラブストーリーではないし、
好みの分かれる要素が多々あるので、原作orキャストファン向け。

3

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