• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作季節はずれのカイダン タクミくんシリーズ

崎義一(ギイ),高校2年生
葉山託生(タクミ),高校2年生

同時収録作品季節はずれのカイダン

松本吾郎,体育教師
井上慎二,高校3年生/柏木孝,事故で亡くなった生徒

その他の収録作品

  • ギイがサンタになる夜は
  • あとがき

あらすじ

深夜の理科室で不審な物音を聞き、現像途中の写真を
見つけた託生とギイ。なぜか、すぐに駆けつけた松本
先生に帰されてしまったが、そこには何か秘密があり
そうで・・・・・・。不思議な噂に包まれた時計台をめぐる、
ちょっと切ないミステリー。ギイと過ごす初めてのク
リスマス「ギイがサンタになる夜は」も収録。

作品情報

作品名
季節はずれのカイダン タクミくんシリーズ
著者
おおやかずみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784048537001
3.5

(9)

(3)

萌々

(1)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
30
評価数
9
平均
3.5 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

慣れてきたんだ…

ギイとのいちゃつきが堂に入ってきたタクミくんが
見所と言える巻かも知れません。
純情は純情なんですが、誘い所のツボを心得る
様になったと言うべきか。
表題作は何気に肌の露出が多くなっておりますし。

自分の事で手一杯になっていた頃を考えれば、
ギイと過ごす日々の中でタクミくんの内部に余裕が
生まれてきた結果なのでしょう。
その余裕ぶりは併録作にさらりと描かれています。

0

切なすぎて読み返すのが辛い・・・

タクミくんシリーズの中で、唯一読み返す事の出来ないエピソードです。

亡くなった人のお話なので、どうにも救いようがなく、そして何よりもかわいそう過ぎて辛いんです。
亡くなった生徒が自殺ではなく事故死で、しかも本人は凄く生きたかったのに、見殺しにされてしまった・・・という・・・
生徒指導の先生の粋な計らい・・・とか、素敵なエピソードもあるのですが、それにしてもなんとも後味の悪くて、悲しいお話で萌えることは一切ありませんでした。

同時収録の「ギイがサンタになる夜は」は、超お金持ちなギイの堅実な面がかわいかったり、風邪でダウンするギイ・・・という珍しい姿が見られたり、クリスマスシーズンならではのタクミとギイの恋人っぷりが見られたり・・・なのですが、どうにもその前のお話の哀しい余韻が残ってしまっていて、やはり萌えられませんでした・・・

0

やっぱりなにか釈然としない…

表題作の他に『ギイがサンタになる夜は』が収録されています。
表題作はギイとタクミが高校2年生の年の10月、『ギイがサンタになる夜は』はその年の12月のエピソード。
原作の小説では『FAREWELL』と『恋文』に収録されています。
原作は既読なのですが、かなり前に読んでいたので詳細は思い出せず、ただ表題作は余り好きなお話じゃなかったなと記憶してました。
原作では曖昧な描写で分かりにくかったところがコミックスでははっきりと描写されていて分かりやすかったです。
ただ、これは原作でも感じたのですが、やはり松本先生や藤田君や白川君の行動に釈然としないものを感じてしまいます。

同時収録の『ギイがサンタになる夜は』の方が素直に楽しめる作品でした。
ギイとタクミが甘々なのはいつものことなのですが、それに付き合ってあげている赤池君は心広くて優しいなぁ~と思いました。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP