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表題作ずっとずっと一緒

竹筒に潜む霊獣・管狐で和服姿の絶世の美青年
祖父から飯綱使いの地位を継いだ平凡な高校生

あらすじ

井手千尋は平凡な高校生。
ある日、祖父から古い竹筒を渡され、「後継者」に指名される…祖父は竹筒にひそむ霊獣・管狐を使役する「飯綱使い」だったのだ。
千尋が竹筒を開けると、現れたのはなんと、和服姿の絶世の美青年!忠実なしもべとして常にそばに控え、「なんでもご命令を」と言う管狐に、千尋はつい「憧れの先輩との恋を実らせてほしい」と頼んでしまうが…。

作品情報

作品名
ずっとずっと一緒
著者
佐伯まお 
イラスト
香雨 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592873846
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

新しいご主人様は純粋!

 井出千尋は平凡な高校生。
 ある日、病床の祖父から古い竹筒を渡され、「後継者」に指名される。ついに祖父が「ボケた」と思った千尋は、祖父のために竹筒を受け取る。
 その翌日、祖父は亡くなってしまう。
 祖父の葬儀が全て終わった後、千尋は貰った竹筒の中身を確かめようと、竹筒を開けてみた。すると、現れたのは、人語を話す狐。千尋は驚くものの祖父がボケてなかったとわかり、一安心。どうやら、祖父は竹筒にひそむ霊獣・管狐を使役する「飯綱使い」だったのだ。
 そして、管狐は、人の姿にも変わることができるらしく、管狐の人間の姿は、なんと和服姿の絶世の美青年! 忠実なしもべとして常にそばに控え、「なんでも命令を」と言う管狐。そんな管狐に、千尋はつい「憧れの先輩との恋を実らせてほしい」と頼んでしまうけど……

 千尋には、モーグルで世界ジュニアないとこがいて、そのいとこは千尋の憧れの先輩にもとっても積極的で、いつもそのいとこと自分を比べて、すごーくコンプレックスになっちゃってて……というのも裏に一つあるんですよね。
 それで、先輩との恋を実らせてほしいって願ったものの、行為の最中に管狐が「千尋様」って言っちゃって、結局は先輩の抜け殻を管狐が操ってるだけというのがわかって、千尋は管狐に気持ちを移す……という話だったんですが。
 その千尋の心変わりが、かなり唐突すぎてよくわからなんですよ。結局、管狐が千尋のことを好きだから、好きになったの?? と、聞きたくなってしまいます。
 BLとしては、自分の意志で「好きになった」というのを求めてしまいたくなりますが。
 ちょっと、ところどころ心理描写が荒いかな……というところがちらほら。
 そのあたりをもうちょっと丁寧に書いてくれると、もう少し評価が上がったかなぁ……と、思います。

1

平凡だけど、

祖父から古い竹筒をもらった。後継者に指名され、わけもわからず飯綱使いにされる。
アラジンのランプみたいなもんで、竹筒の中から管狐というのが、出てきた。狐なのに味噌が好き。仮に人間の姿になると、和服姿にロングヘアーの美青年。

憧れの先輩と恋をしたい!の希望を管狐に頼むが、次第に管狐に惚れていく。

0

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