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まぁ、それは可哀想な境遇の子が主人公です。
ミズキ、彼は日英のハーフですが。伯爵の父親と乱れた母親との間に生まれたわけですが、離婚後はずっと療養所で育ちます。
体が弱く、学校にも行けず。
しかし、母親が痴情のもつれで刺されて死んでしまったことにより、父親のいる英国へ引き取られることになります。そしてパブリックスクールへ。
いや、15歳でそこそこ英語話せるってすごいやん!って思っちゃいました(苦笑)
そこからは淫売の息子としてかなりのイジメと孤立した環境となります。義兄のアルフレッドは公平に見てくれていたものの、もう一人の義兄、エドワードの策略で誤解を受け、アルフレッドからも憎まれる状況に。
八方塞がり、四面楚歌、、、
そんな状況でしたが、アルフレッドは実はミズキを憎からず、と言うより惹かれちゃっています。可愛さ余って憎さ100倍的な感じだったんでしょうね。
無理矢理自分のモノにしちゃいます。
最後のミズキが泉に向かって歩きながら、コートに石を詰めてたってシーンはちょっと泣けてきました。
アルフレッドは「家に帰ろう」と言うんですが、ミズキは「そこは違う、僕には家がない。もっと違うところに帰るんだ」って言うんです。
違うところって?!それは黄泉の世界に?(八百万の神さまって言ってましたけど)
ミズキの絶望感がわかるセリフでした。
結構健気に努力してたんですよね、ミズキは。それがあったから余計にそも絶望感が理解できて。いろんな人の裏切りや母親のせいで苦労ばかりで。アルフレッドはそれでもミズキを愛してるって言うんです。淫売でもって。(誤解だよ〜)
ミズキはここでようやくアルフレッドに事実を説明します。
最後は、やや足早に義父の誤解も解け、アルフレッドを信望しているエドワードも渋々関係を認める、ってな感じでシンデレラストーリーになっています。パブリックスクールものかと思いきや、そうでは無かったかな。
続編があるようなので、これから彼らがどう暮らしていくのかが楽しみです。
受け様がとにかく、顔もよくわからない男癖の悪かった母親のおかげで
周りから酷い誤解を受け、酷い目にあいます
陵辱強姦・いじめ・罠・・・誤解にも程があります!
受け様は、とってもいいこで一生懸命なのですが
周りが誤解といえども酷い仕打ちです
最終的には・・・良かったと思うのですが
死にまでおいやられた受け様は哀れでなりません
この作品を読んだ後は、甘い作品を読まないとやっていけないぐらい
打ちのめされますw
エロエロで悲惨でしたが、泣けるとてもいい作品でした
そう!そうなのよ!どうせやるならトコトンヽ(・∀・)ノ
最近のキチクっぽい(と私が予想した)作品って、イマイチキチクじゃなかった。
拉致されて、襲われそうになっても、結局だったり、精神的に~も
甘めのが多かったんですが、これはやってくださいましたねww
ちゃんと調べていれば、ちゃんとしていれば
何の罪も無いはずの受は、母親が母親だったというレッテルだけで
次々とひどい目に合わされていく。
家族の愛を知らない受、、、実父が引き取りたい、一緒に・・と言われて喜んだのもつかの間・・会話すらままならず、冷たい視線を向けられて
入れられた全寮制の学校ではひどいイジメ。
唯一手を差し伸べてくれる相手と思っていた兄にも結局・・・
最終的には初めて愛した相手に強姦されるというね。
これはあまりに・゜・(ノД`)・゜・そんな可哀想っぷりが
すごく読んでいて胸が踊りました。ありがとうございます。
面白い本って、喜劇でも悲劇でも胸が踊らなきゃねと思うんだ。。
さて、まぁ、そこまではよかったと言えるんですが
正直、攻が「どんな受でも愛してしまった」から先な。。。
正直なんか・・・やっすい恋愛映画を見ているようなと言いましょうか
急に芝居スイッチ入ったかのように見えてしまい、心が冷めました。
悲劇の主人はものすごく生き生きしてたんだけどな・・おかしいな。
ま、ハッピーエンドは良い事でありまして、
いくら、手のひら返しがひどすぎる一族に興ざめしようとも・・・
あんな手のひら返しじゃ素直に受け入れられないYO。。。。
生まれてまもなく両親が離婚し、養育費目当てで親権を取った母親に療養院に入れられてずっと生活してきた瑞樹。
そんな瑞樹に、母親が亡くなって親権が移った父親の秘書がイギリスから迎えに来る。
両親の顔も知らず学校にも行ったこともないが言われるまま、イギリスの全寮制の学校に入れられる事になる。
しかし家族からは歓迎されていない。瑞樹の母親を恨んでいる父から冷たい言葉を浴びせられ、同じ寮に住む異母兄弟・エドワードと父親の後妻の連れ子・アルフレッドからも良く思われていない。
瑞樹を嫌悪しているエドワードは親切な兄を装って瑞樹を追い詰めたり陰湿。
アルフレッドも瑞樹に複雑な感情を持っているが、純粋な瑞樹と接するうちに段々優しくなってくる。
それを危惧したエドワードにはめられ、無理矢理男に襲われている所をアルフレッドに目撃され、売春と勘違いされて嫌悪されてしまう。
今まで苛められていた瑞樹をさりげなく助けてくれていたのに見てみぬフリ。苛められて何も悪くない瑞樹を罰する。とにかく可哀想。
うーん…アルフレッドのキャラ自体は好きなんだけど、エドワードを信頼していたがゆえに瑞樹がはめられた事に気付けなかったのがなあ…
短期間とはいえ瑞樹の性格上売春なんてありえないでしょ。
ラストで、母親と一緒に暮らしてなかったと知ってすぐ手のひらを返す父親もなあ…
たとえ母親と過ごしてたとしても、あの性格の母親なんだからまともに育児されてるわけないし。あの母親の元にいた=こいつも母親と同じ って思うかなー
最後まで謝らないエドワードは逆にキャラ通してて良いと思います。すぐにごめん!ってならなくて良かった。
とにかく最初からラスト直前まで瑞樹が不幸続きで、少しいい事があってもすぐ突き落とされます…とても泣けました。
アルフレッドの母親とジョシュが凄く良い人なので出番少ないけど印象的でした。
可哀相な受が大好物な私には、たまらなかった一冊…ながら、次男!
シリーズ続刊で盛り返すけど、次男が一番酷い。
奔放な母にほぼ、見捨てられた状態で育った主人公。
実はイギリスに父がいて、血縁の全くない兄、半分血の繋がりのある兄のいる寄宿舎付き学校に入れられる。
父達は、主人公の母の振る舞いに怒りが収まらず、最初から主人公を「あの女の息子」として、冷たくあしらう。
言葉が通じず、母のこともあり、学校でも家でもハブられる主人公。
それを気にかけながらも、家族感情の手前、手助けを躊躇い続ける兄。
そんな擦れ違いが、次兄の策略で徹底的に拗れてからの主人公の可哀相さは、半端ないです。
孤立無縁。
四面楚歌。
友達は、日本から連れて来たお守りの801…じゃなかった八百万の神様(と、馬)
お兄ちゃんは、のぞき見で馬番に嫉妬したりと、やり口は後半汚いですが。
だからこそ、ようやく最後に心が結ばれた時は、「よかった!」と叫んでしまいました。
いじめられ、蔑まれるシーンには思わず涙。
途中とことん救いがないですが、きちんと幸せな結末が待っています。
薄幸受が好きな方は是非。