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表題作僕たちがなくしたもの

矢吹光斗 高校生
風間俊哉 高校生

同時収録作品ハルとユキ

ダイキ・高校生
ハルと名乗る青年

その他の収録作品

  • ハルとユキ Another Story(描き下ろし)
  • カバー下(キャラクター紹介)

あらすじ

『僕たちがなくしたもの』
幼い頃から互いの身体をオモチャにしてきた光斗と俊哉。
DKになっても爛れた関係は続いていた…。
そんな中、俊哉は光斗に彼女がいる事を知り激昂。
自分も女を作る…と宣言し、関係清算を図るのだが…。
日常と化した変態行為の先にあるものは!!? 
3話90p。商業オリジナル作品デビュー作。

『ハルとユキ』
目標もなく無為な日々を過ごすDK・ダイキ。
下校途中に脚を怪我した美青年・ハルと出会う。
松葉杖をつく姿を見かねたダイキは、家まで送ってあげるのだが、
そこで友だちになる約束をする--。
奔放なハルのリードによって、次第に心を寄せていく2人だったが、
ひょんなことからダイキはハルの過去に関する写真を見つけてしまう…。
3話92p。

歪んだセックスストーリーと真っ直ぐな青春恋愛…
両極端な世界をそれぞれ90pのボリュームでおとどけ。

緻密で過激な描写が魅力的な新鋭作家のデビュー作です!

作品情報

作品名
僕たちがなくしたもの
著者
名目古グリズリー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784909460011
3

(33)

(5)

萌々

(7)

(10)

中立

(5)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
6
得点
88
評価数
33
平均
3 / 5
神率
15.2%

レビュー投稿数6

闇と陽の2作で、とても楽しめました。

初の作家でしたが、表紙が綺麗で目にとまり〜あらすじ読んだら面白そうだったので購入。
2編の物語で構成されていますが、短いながらもどちらも心理的な部分が詰め込まれていて重さがあって読み応えがありました。

表題作の「僕たちがなくしたもの」は、刺激的でダークで良かった。
最初からセックスのシーンなんだけど、次のページ捲ったら・・・思わず、わぉぉー(。・о・。)www
アナルにペン14本突っ込んでの、お互いノリノリの変態プレイwww

幼い頃から仲良しの、しゅんとライ。
けど、共依存になり、抜けられない2人。
ライがしゅんに依存するきっかけが、親が離婚。子供の頃のシーンで、公園で1人ぼっちのライ。そこに、手を差し伸べたのがしゅん。
しゅんの「ずっと、友達だよ」で、涙を流しながら「ありがとぉ」ここから、全てが始まったね。
第3話の表紙で、子供のしゅんに膝枕する高校生のライ、印象的だわ。
ライは、どんな事があっても〜しゅんだけは手放したくなかった。
そこから始まった遊び。
知らず知らずのうちに、開発されてしまったしゅんの体。
一方、しゅんは普通の家庭で愛されて育っているから、地味ながら人を好きになる心は持っているけど、性癖は別物だったかな。
この2人に、恋だの愛だのは無いけど、離れなれない。気持ちと体が、バラバラの状態だけど、いつかお互いを想い合える日が来ると信じて読み終えました。
ダイナミックな濡場が、さすがピアス!

2作目の「ハルとユキ」
何となく漠然と生きていた2人が出会い、やりたい事を見つけて、進んで行くはなし。
ハッピーエンドなホクホクな物語。

闇と陽の2作で、とても楽しめました。
短篇あまり好きじゃないけど、こんな作りで、話に奥行があるのは大好きです!

作家さん、次回も楽しみにしています。

0

ペン

救いが全くなかったです
続きが読みたい できればしあわせになってほしい
でも幸せになるところまで描いたらこの作品の良さが死んでしまうのかなと思いました
アナルにペンたくさん入れるのはどうなんでしょうか
うまくやれば痛くないのか?
BLのスタンダードとは外れているけれど、好きな人は好きなんだろうという作品でした
私は好きでした!
エロはプレイ激しいけど尺短めって感じでした 

ハルとユキ
こちらは花とゆめの少女漫画のような作風でした
この作家さん花とゆめっぽい気がします!

表題作を読んだあとだったので全ての登場人物が天使に思えました


2

愛が足りない

エロくて絵も綺麗で良かったけど、愛が足りませんでした。
受けも攻めも最後まで愛情が芽生えず共依存的関係で幕を閉じました。

エロエロでプレイも好みなものが多いけど、受けが臆病で世間体を気にしすぎていて、なんか萌えられなかったなぁ。
いっそのことエロ特化して変にストーリー性持たせない方が楽しめるかも。

同時収録作品はショタっぽいやんちゃ攻めと
ミステリアスな美人受けのお話。
ショタ攻め好きなんだけど、今回のお話では受けのが似合ってるな。
本当の自分を隠している受けにはドキドキしましたが、攻めが幼稚すぎるというか、いまいち心の変化に感情移入できませんでした。

どちらにしろ、作者さんと好みがちょっと違うのかもしれません。
絵柄やエロ描写は好みなので、エロ目的ならいい作家さんかなぁ...
デビューコミックスということで、次も期待します。

2

依存はしてるけど。

攻・光斗はチャラ男でどS。
女遊びも激しいようですが、受・俊哉との行為にも執着してます。
というより、俊哉自身に執着している。
それが歪んだ友情なのか、無自覚の愛情なのか。

俊哉は奥手だから遊んでないというだけで、光斗に対して執着はありません。
でもいざ彼女が出来て、彼女とそういう行為に至った時、違和感に包まれる。
違和感・物足りなさがやがて不快感となり、好きなはずの彼女としている最中に「体が冷たくなっていく」「早く終われ」という感覚に陥ってしまう。
そして光斗相手にしか、興奮出来ないという事実に気づく。
ただそれは光斗への愛情からくるものではなく、あくまで開発された相手が光斗だから。
俊哉はかなりのどMで、光斗がはそのツボをピンポイントに攻めてくる。
俊哉にとって、一番してほしいことを自然にやってくれるのが光斗という所でしょう。

正直ラストがちょっと尻切れトンボというか。
一応二人がくっつくというか、これからもお互いに依存し続けるみたいな感じで終わりますが、光斗はいいとして、俊哉は本当に体・性欲面でしか光斗に依存していない感じが。
これ光斗以上にテクニシャンな男と出会ってしまったら、靡いちゃうんじゃないの?
まあそんなことしたら光斗に殺されそうだけど…。
それとも光斗によって開発されたから、光斗以上の男はいないってことか?
もうちょっと、完全にくっついてほしかったなぁ。

ただBLにエロを求める人は、好きな作品だと思います。
かなり激しい。
私はどちらかというと、エロより気持ちとか雰囲気重視なので、ちょっと微妙でした。

4

表題作の僕たちがなくしたものが面白かった!

表題作の僕たちがなくしたものとハルとユキの2作です。

僕たちがなくしたものは、始めから変態的な異物混入シーンでエロいです。

攻めと受けはヤンキーと優等生で幼馴染みいう関係で、普段は別々に行動してて、身体だけの関係といった感じです。

攻めはヤンキーで女もいて遊んでるようですが、幼馴染みの受けに執着しているように見えます。

一方、受けの優等生は攻めと身体だけの関係と割り切っていて、ヤンキーの受けを見下してるように見えます。

その受けが、攻めとの関係はいつでも普通に戻れる遊びの延長と思っていたのに、ドMにお尻開発されて、女の子相手では満足できない身体になってしまいます。

関係を清算しようとした途端に、攻めに執着され徹底的に快楽で攻められ、二股?でもいいかと堕ちていくのに萌えました。

blだから仕方ないけど、女の子が良い子だったので傷つけられて可哀想でした。
性格が悪い受けだったので、闇エンド的な終わり方に萌えました。

5

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