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表題作魔女と猫

須藤正輝,運び屋,使い魔
宇野寿一,「猫」の魔女

あらすじ

手を取ったなら
地獄の果てまで
裏社会の運び屋×魔女の末裔
契約から始まるエスケープラブ

表向きは配達員だが、夜は裏社会の"運び屋"でもある須藤は、
ひょんなことから気になっていた隣人の宇野と鍋をつつく仲に。
酔いつぶれた宇野と添い寝し、翌日からやけに距離を取られてしまう。
下心に気づかれたかと不安になっていると、街で宇野がカタギではない輩に絡まれているのを見かけ、
反射的に手を取って逃げ出した。
敵からの攻撃を受けた瀕死の須藤を救ったのは、魔女の末裔・宇野との契約──。
魔女であるが故、宇野は世間から隠れ生きてきたことを知った須藤。
追手から逃れるため、逃亡資金を取りに自宅に戻ると、追手が待ち構えていて──!?

作品情報

作品名
魔女と猫
著者
黒井よだか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415118
4.4

(191)

(130)

萌々

(31)

(22)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
25
得点
842
評価数
191
平均
4.4 / 5
神率
68.1%

レビュー投稿数25

アーーー今日はもう何もせん

作家買いでございます。なんか修正甘いって聞いて純度100%の不純な気持ちで読み始めた自分が申し訳ねぇという気持ちになりました。申し訳ございません。
めっちゃ良かった!!!練りに練られた重厚なストーリーが良すぎてびちゃびちゃに泣いた。受けも攻めもあまりにも気の毒人生すぎて二人で絶対幸せになってくれよと祈りながら読んでしまった。感無量です。

2

世界観にどハマりした

まずとんでもなく暴力やら血液やら銃やらが出てくるバイオレンス作品なので苦手な方はご注意を。

そこを踏まえた上での作者様買いでした。
作者様の趣味全開とのことでしたがいやもう世界観ガッチガチに作られてて夢中になって読んでしまった、とにかく完成度の高い作品です。

中世にあった魔女狩りを現代に当てはめ、なおかつ命を預け合う使い魔という存在を作ることでBL的に激アツになってます。
幸せな生活の経験があり、それを理不尽に奪われる辛さを知っているからこそ他人と関わらないことを選んだ寿一とずっと虐げられて生きてきて生きる意味を見出せない須藤の2人が互いを必要とし互いのために、そして相手とどうにかして生きていきたいと望み、理不尽な暴力に抗っていく姿があまりにもグッときました。
本当に怪我が治るとか命が何個かあるという設定があってもなお、まだ残機があるのかとか色んなことが不安になって手に汗握りながら読み切りました。生きてる限り狙われる運命にあるの、どうしても悔しいですが、どうか少しでも穏やかに2人で生きていけますように…。

1

タイトルの猫ってそういう…!

おもしろかった~~~~~~!!!!
初めて拝見した作家さんです。
海王社さんのコミックスはすごく好き!と思った作品が少なめなのでどうかなぁと思ったんですが、どうもこうも誰かに勧めたくなった作品でした!

あらすじに魔女と書いてあったので魔女????と、どんなお話か想像がつかなかったんですが、いい意味で予想外でワクワクしながら楽しめました。
絵もアクションもお上手でキャラクターも受け攻め両方可愛くて敵側のキャラも素敵、現代×ファンタジーの融合で、少年漫画というか○迅社さん系の漫画を読んでいるような楽しさまで味わえました。
よく1巻でこれだけ纏めたなぁと思います。
ちょっとネタバレしてしまうんですが、残機と魔女の種類的にもまだお話が広げられそうなので、これで終わりの勿体なさを読者の胸に感じさせながら、飽きがこないサイズ感で纏めてくださっているこの余裕のある感じがとっても好きです。

ネタバレなしで読まれるべきご本だったので、あまり内容に触れずに書いていて推薦アピールが弱いかもしれませんが、まだ読まれてらっしゃらない方がもし目にしてくださっていたら是非!是非読んでみてほしい!

シーモア→短冊

1

絵が綺麗、読み応えと迫力のある作品

先生の『いい子にできたら褒めてくれ』が好きな作品です。以前より気になっていた本作、やっと読みました。ネタバレ少なめでレビューします。

受けの寿一は魔女の末裔で、その能力のため謎の敵から狙われる。攻めの須藤は寿一の隣人だったが、たまたま寿一を助けたことにより瀕死の重傷を負い、寿一に救われて使い魔となり、共に逃亡することに…というお話。

まずストーリーが大変独創的で面白いです。よく作り込まれているなと感じました。
使い魔の種類は猫、犬の他に鴉や蛇などいるとのことで、それも見てみたかった!スピンオフで出てこないかな〜。

濡れ場が数回出てきますが、非常に細かく描かれていて、とんでもなくエロいです。修正が甘めだったので余計にそう感じました。

寿一も須藤もつらい過去を背負っており、孤独な二人が惹かれあって恋に落ちるのは運命だったかと感じました。

敵の使い魔(夏美)も準主役という感じで結構出てくるのですが、この人が非常に凶暴でヤバい奴なんですが、大変魅力的に感じました。

絵もストーリーも、とても読み応えのある作品でした!終盤の戦闘シーンなんかもすごい迫力でした。

最後は無事にハピエンでよかった。
書き下ろしは甘々のエロエロでした♡

脇の夏美×啓悟のCPもすごく気になると思ったら、スピンオフが始まってますね!
実はこちらの方が好みのタイプのCP(狂気をはらんだ俺様執着攻め×クールな美人受け)なので、単行本になるのが楽しみです♪

電子(シーモア)購入 修正は少なめの白短冊
(え、ホントにシーモア?というくらい修正少なめです!)

1

ワンコ運び屋✕不憫な魔女

裏社会の運び屋をしている須藤が魔女である寿一と契約して使い魔になり、ヤクザの魔女狩りから逃げるダークファンタジーです。

拳銃で撃たれたりビルから落ちて血だらけになったり、素手で顔を潰される描写があり、須藤は高校生のときに過剰防衛で人を殺してしまった過去があるので苦手な方はご注意下さい。

須藤は自分のことを寿一が生きるための道具だとしか思っていませんでしたが、最後には寿一と一緒に生きていこうと考えを改めます。
その過程がしっかりと描かれていて大変読み応えのあるストーリーでした。

DMMは白刻み海苔修正でした。
魔女と契約し魔力供給する為に必要だったセックスが段々と恋人同士の甘さを含むようになっていく過程が最高でした。
これからの二人の幸せを願わずにはいられません。

魔女狩りしていたヤクザの啓悟と夏美のスピンオフ「魔女と犬」が連載中なので今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。

1

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