表題作のうみそGOODハッピー

皆川竜起
旭テレビスポーツ担当アナウンサー
名和田深
竜起の担当番組の担当AD

あらすじ

「横顔と虹彩」番外編。
深が終了した番組の片づけでもらったとあるモノで巻き起こる一騒動のお話です。

作品情報

作品名
のうみそGOODハッピー
著者
一穂ミチ 
媒体
小説
サークル
MICHI HOUSE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
発売日
4.3

(8)

(4)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
35
評価数
8
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

明るく元気にたくましく!

イエスノースピンオフ虹彩シリーズの主人公、竜起となっちゃんのラブラブエピソード、12pの掌編です。


虹彩シリーズ第1作(と、同じくスピンオフの「つないで」)に出てくる芸人さんとのタコパと、その後の、とあるお道具を使ったイチャイチャ。

気軽なエピソードなのですが、竜起が登場すると、作品全体が明るく元気に楽しくなるし、その手のシーンでもそれが変わらないのが面白いなあと思います。
やらしいことも明るく元気に逞しいです。
やらしいことに苦手意識というか罪悪感というか後ろめたさを感じているなっちゃん相手なのに、素直に気持ちよく前向きに2人で楽しめるようにしていて、タイトル通りの明るいシーンにしてました。

この虹彩シリーズの魅力はその明るさと、最初はおどおどしていたなっちゃんが、その明るさに引っ張られるようにして、少しずつ逞しくなっていくところだと思っているのですが、こちらの掌編でもそれは同様。

虹彩第1作で、後味の悪い終わり方をした番組の後片付けをするシーンがあるのですが、そんな状況でも、前向きに次に進もうとするなっちゃんの成長した姿が見られます。

面白かったのが、下ネタに緩い業界で、下ネタが苦手ななっちゃんがどうやって逃げ延びたか、というエピソード。
決して「いい人」ではない相馬のやり方が相馬らしくて良かったです。
相馬の非道さと筋の通し方の塩梅が、設楽&相馬栄のカップルファンとしては絶妙だなと思いました。

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